なわとびで、二重跳び、三重跳びが上手にできるために、ジャンプ1回たたき、ジャンプ2回たたき、3回たたきに挑戦します。
ジャンプして手を叩く動作が、なわとびを回す手のタイミングと一致し、上手になるそうです。
それが柔道に何か役立つか?
何に役立つかは柔道をしてきたあなたならわかるはず!
少年柔道の指導を目指される方へ
恩師の岩井先生は、小学生の稽古が終わり近づいた頃、よく中学生や一般の部の大人の方との稽古を小学生の私たちに見せてくださいました。
最初は「よし来い!」などと言いながらビシビシ投げます。しかし、しばらくすると「おーおっ!」と言いながら投げられるのです。
小学生の時はほんとうに中学生の先輩が岩井先生を投げたのだと思い、「先輩すごいなぁ。」と先輩に憧れたりしました。
でも私が中学生くらいになると先生がわざとうまく、本人も本当に投げることができたようにぎりぎりの呼吸で投げられていたことが判断できるようになっていました。小学生くらいだと判断できないくらいの呼吸です。
明らかに投げられてあげているんだという稽古をする先生方は多い。それでも結構です。小学生には、その気にさせる事が一番効果があります。
ただ私も全員の塾生に投げられてきたわけではなく、もっとあの子に自信をつけさせてあげられたらと後悔したこともたくさんありますが、「うわっ、今の技は先生ほんとう投げられたよ!」と驚いて投げられていく方法をみなさんも是非実践して極めてみてください。
きっとその子の目が輝いてきます。
内股は、踏み込みながら手で崩し、相手の両足の中に自分の足を入れ、前に崩しながら足を大きく跳ね上げながら投げます。
綺麗に足が上がっている内股は、見ている人も惚れ惚れするくらいにかっこいいことでしょう。
しかし、背負投を得意技として世界選手権を連覇した偉大な方や、一本背負投や払い巻き込みを得意技として全日本選手権を優勝した偉大な方も時々この内股で勝利していたそうです。
ところがその方々の内股はそれほど足が上がっていませんでした。
ポイントがどこにあったのか?
そうです、腰なのです。腰で投げていたのです。
悟空先生
極意というカテゴリーで最初に書きました「柔道を習いたい、習わせたい時の極意」で紹介しました悟空先生です。散歩中のトイレの時ではなく家にいる時にもこのような動作をしています。
これくらいしか足が上がっていなくても内股で相手を投げられるそうです!
☆さらなる極意があります。
腰と同時に、おしり、ももの筋肉を使います。