無理をしたらアカンのは重々承知してるんです・・・が

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3年ほど前まで、夕方から某電気量販店の配送センターで入金業務のバイトをやっていました・・・

始めた当初は、深夜の2～3時になることも多く、

帰宅して、風呂に入り・・・寝る・・・

平均2時間半程度の睡眠時間で起床し、己の仕事を始める・・・と

こんな生活が何年続いたんでしょうか・・・

辞める2、3年前くらいで徐々に時間が短縮され楽には成りましたが、

そのきつい頃、時たま、不整脈が発生していたようです。


過去にお話したように、妻は一時不整脈で危なかったこともあり、

私も自身に発生した一瞬「やばっ！」との思いが脳裏を走りましたが、

幸い大したこともなく10年近くの夜のバイト生活を終えました・・・


考えてみますと、朝9時から夕方5時まで自分の仕事をやり、

それから夜のバイトで深夜までなんて、無茶をやりました・・・


自分の仕事のみになってからというもの、

私は不整脈の兆候は殆どありません・・・が、

妻は、時たま仕事中に感じているようで梅肉エキスを持ち歩いているんです。

胸がキュンッとなった時に、多い目に飲むとしばらくすると落ち着いてくると言ってますが・・・

妻が危なかった時も、私の仕事が忙しく無理をさせていた頃でした・・・

現在も、妻には無理をさせているんだな・・・と、申し訳なく思っています・・・


今朝は、不整脈の治療法に関する記事を転載してみようと思います。

～以下、8月27日読売新聞朝刊より抜粋～

　医療ルネサンス

不整脈  

装置植え込み心不全改善

心不全の経験を語る落語
家の三遊亭金馬さん（東
京都新宿区の自宅で）

　「たまたま通りかかった救急車に『空車』マークが出ていたなんて時々、冗談で言うんですよ」
　落語家の三遊亭金馬さん(86)は3年半前、心肺停止の状態から奇跡的な生還を果たしている。

　2012年2月1日、ひざの治療のため、整形外科に行こうと、東京都新宿区の自宅から最寄りのバス停に向かって歩いていた。
　それ以降の記憶はないが、聞いた話では、バス停近くで心肺停止で倒れたところをタクシー運転手が発見。目の前が病院。患者搬送後の救急車が出てきたので、呼びとめてくれた。

　救急搬送されて電気ショックなどを受けたが、なかなか蘇生せず、自宅にいた妻の節子さん(83)は病院から「間に合わないかもしれないが、来て下さい」と電話を受けた。覚悟して駆けつけたが、早い対応が幸いしたのか、金馬さんは息を吹き返し、後遺症も残らなかった。

　金馬さんは、その1年ほど前にも心筋梗塞による胸痛で入院しており、心臓の調子が悪かった。蘇生後、東邦大学医療センター大橋病院(東京都目黒区)に転院し、「ＣＲＴ－Ｄ」と呼ばれるペースメーカーのような装置を胸に植え込んだ。

　同病院循環器内科准教授の野呂真人さんによると、心筋梗塞で心臓の筋肉が壊死すると心不全になる。この時、心臓を動かす電気的回路に異常が起きることが多い。血液を送り出す心室のうち左側にある左心室の回路に異常が起きると右心室の動きと合わず、血液をうまく送れなくなる。

　薬物療法も効果がない場合に検討されるのが、心臓再同期療法(ＣＲＴ)。胸の装置とつながる3本のリードの先端を心臓内に置き、左心室の動きを心臓全体の動きに合わせる。04年に保険適用された。

　また、心不全の患者は命にかかわる不整脈、心室細動も起こしやすいため、心臓発作時に自動的に電気ショックを起こす機能も兼ねた「ＣＲＴ－Ｄ」もある。

　金馬さんは、左心室の動きがずれていた。過去に心肺停止も経験したので、ＣＲＴ－Ｄが選ばれた。
　昨年1月、高知市内での寄席の後の食事中、胸にドーンという大きな衝撃を感じた。何が起きたのかよく分からなかったが、後日、主治医から「心臓発作が起きたので電気ショックが発生したんですよ」といわれてヒヤリとしたという。

　野呂さんは「ＣＲＴを植えこんだ患者の70%は、心不全が改善する。不整脈もある人が多いし、ＣＲＴで心臓の負担が増して逆に発作が起きやすくなるという面もあるので、ほとんどの人がＣＲＴ－Ｄを選んでいる」と話す。