ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

百貨店謝罪! 喫茶店2店で入店拒否・・・聴導犬同伴女性

2015-10-10 | 雑記
先日、引退間際の盲導犬がバックしてきたトラックに轢かれ、

ご主人とともに亡くなったとのニュースに複雑な思いを抱いていました・・・

人間のために、己を殺し懸命に仕事に専念していた姿が思い浮かびます・・・


ある獣医さんの話を読んだことがあるのですが、

ある日、盲導犬を診察することになり胴輪などを外した途端、

今まで抑えていた感情を出し・・・うれしそうに飛び跳ね、

獣医さんやスタッフに飛びついていた・・・と


盲導犬、介助犬、聴導犬皆然りですが、

彼らも普通のワンちゃんと一緒で、はしゃぎたいんですよね。

でも、お仕事だと己の感情を押し殺し、その役目を忠実にこなしているんですね。


そんな彼らをまだ理解できていない人が多いらしいんですが・・・

百貨店での啓発イベントに出席した後、同じ階の喫茶店で入店を断られた・・・それも2店も

このような啓発イベントで会場を貸すような百貨店でも、このような現実が・・・

余りにも、お粗末というか・・・接客業のプロとしての取り組みが不十分やったように感じますね。


今朝は、この記事を取り上げてみようと思います。

~以下、10月10日読売新聞朝刊より抜粋~

聴導犬同伴 喫茶店拒む
 阪急梅田本店の2店 啓発イベント直後
 阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)の喫茶店2店で、聴導犬を同伴した聴覚障害者の女性が入店を拒否されていたことがわかった。身体障害者補助犬法は飲食店で補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴を原則拒否してはならないと規定。百貨店側は女性に謝罪した。

 女性は、補助犬の普及に取り組むNPO法人「MAMIE(マミー)」理事長の安藤美紀さん(46)。阪急百貨店を傘下に持つ「エイチ・ツー・オー・リテイリング」によると、安藤さんは3日、梅田本店9階で啓発イベントに出席後、同じ階の喫茶店に聴導犬を連れて入ろうとしたが、従業員が拒否。隣の喫茶店にも断られ、3軒目で入店できたという。

 百貨店側は「従業員が法律を理解していなかった。再教育し、再発防止に努める」としている。

 安藤さんはイベントで、「法が周知されず、同伴入店拒否が後を絶たない」と訴えた後だったといい、「同じ場所にある店で拒否され、ショックだった。誰にでも優しい社会づくりを考えるきっかけにしてほしい」としている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« がん幹細胞の鉄分除去で根治... | トップ | 「私がスマホやフェイスブッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事