神戸の長田地区のニュースを久し振りに目にしました・・・
私がレース業界に入った時から、長田地区とは深い関係がありました。
当時、トーションレース機を使用して、婦人用のケミカルシューズ用のアッパー材を創り、
そのほとんどが、靴材料として神戸の長田へ流れていたのです。
それが、阪神大震災以後・・・長田地区からも遠のいてしまっております・・・
昨日の夕刊に長田靴業界の現状が載っていたので紹介してみたいと思います。
~以下、8月22日読売新聞夕刊より抜粋~
審 査 20 項 目 ブ ラ ン ド 認 定 70 点 |
![]() |
昨年9月の認定第1号は中小のメーカーがひしめく神戸市長田区の「サンナイト」の靴。20~30歳代の女性をターゲットに、長時間履いても疲れない低反発素材を中敷きに入れた工夫などが評価された。新井康夫社長(57)は「父と親子2代で磨いた技術の成果が認められた」と胸を張る。
同組合によると、ケミカルシューズは1984年に全国で4749万足が生産され、神戸産は8割を占めた。しかし90年代以降は中国や東南アジア産に押され、生産量が減少。さらに95年の震災で多くのメーカーが操業不能になり、生産量は1416万足に落ち込んだ。その後も景気低迷などで回復せず、昨年は1572万足にとどまっている。
組合「技術の高さで勝負」
同組合加盟のメーカーも、80年の272社から昨年は94社まで減った。同組合はデザイン性のある商品開発をメーカーに促し、高級感を打ち出した商品の専売会を催すなどアピールに懸命で、関西の百貨店を中心に販売。山根明徳・同組合事務局次長(37)は「価格競争では外国産に勝てない。半世紀以上の歴史が証明する技術の高さと品質の良さを示すブランドで勝負したい」と話す。
西陣織や神戸ビーフなど、地域の特産品に与えられる特許庁の「地域団体商標」の登録も目指すという。
私達のレースの業界も長田地区の靴業界も・・・
日本にしかない、最高の技術を極めていくことしか残る術はないのだろうと思います。
長田のニュースに接し、私達も目指すところは同じで最高の物を目指して進むことしか出来ないというのを再認識しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます