ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

京都府タブレット端末利用で過疎地の高齢者の足に!

2016-12-20 | 日々のパソコン
京都府南丹市美山町鶴ヶ岡地区とは、旧鯖街道の一つ国道162号線(周山街道)・・・

高雄からさらに奥・・・周山を越しさらに日本海を目指し・・・

福井県との県境付近の地域なんですね。


私も過去2~3回程度しか行った・・・というか通り過ぎたことしかありません。

その地区で京都府がIT端末を住民に配布し、

物品の配達や車での送迎を依頼してもらう実験を始めたようです。


高齢者がいつまで車を運転するのか・・・という問題や

高齢者の買い物は如何するのか・・・等々、今後の社会問題でもあるのですが

特に、バスも一日数本しか走ってないような過疎地などでは、深刻な問題なのですよね。


妻とドライブしていた時・・・とある山間部を走行中・・・

家が点在してるだけで、お店らしきものが見あたらない地区があったんですね・・・

二人での会話「この地区のお年寄りなんて、外出や買い物どないしてはるんやろな?」・・・と

田舎に住むのを望んでいても、実際の過酷さを考えると私達には無理ですね。

このような現実を少しでも改善しようとの京都府の取り組みが成果をあげることを祈りたいと思います。


今朝は、京都府の実証実験に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、12月20日読売新聞朝刊より抜粋~

IT端末 高齢者の足

車で送迎 ■ 配達依頼
 高齢者にタブレット端末を配布し、車での送迎サービスや日用品の配達の申し込みなどに利用してもらう府の実証実験が19日、南丹市美山町の鶴ヶ岡地区でスタートした。来年2月18日まで、地区住民18人がICT(情報通信技術)を活用して生活。高齢者にとっての使い勝手や、外出機会が増えるかどうかなどを調べる。過疎高齢化が進む中山間地域で生活の足やサービスの維持につなげる狙いがある。 (木村ひとみ)

府、南丹で実証実験

タブレット捜査に挑戦するお年寄り
タブレット端末の操作に挑戦するお年寄りら(南丹市で)

専用画面のイメージ図
 府によると、福井県境に位置する同地区は、住民約850人の4割以上が65歳を超えている。公共交通機関は市バスのみで1日数本しかなく、ほとんどの住民は車を利用するが、高齢者の事故も増加傾向にある。このため、府は住民が出資して地区内に整備した商店「タナセン」を拠点に、ICTで総合的なサービスを提供する実験を行うことにした。

 住民は、貸与された端末に「デンソー」(愛知県)が開発したアプリをダウンロードし、専用の画面で利用したいサービスを選択。病院や商店への送迎は運転手5人が登録されており、テレビ電話で申し込む。生鮮食料品や日用品などの買い物は、自宅にいながら画面上で商品を選び、配達を依頼できる。農業を営む利用者は農作物の集荷や販売状況の確認も可能だ。

 また、府は自宅にこもりがちなお年寄りの外出を促すため、端末を通じてイベントなどの情報を発信。通信記録を利用して見守り活動につなげるなど、行政にとっての可能性も探る。

 この日の説明会では、デンソー社員らが、テレビ電話のかけ方などの操作方法を説明。お年寄りらは慣れない手つきでIT機器の使い方を覚えていた。
 参加した岡本要さん(88)は「初めて触ったので難しいが、慣れたら便利そう。使いこなしている同年代の友人もいるので、負けないように頑張りたい」と話していた。

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