ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

地域再建へ除染カギ・・・避難準備区域解除!

2011-10-01 | 梅肉エキス
政府は昨日(30日)・・・

東京電力福島第一原子力発電所から半径20~30メートル圏の「緊急避難準備区域」の指定を一括解除した

本格的な復興に向けての第一歩ではある・・・が・・・



~以下、10月1日読売新聞朝刊より抜粋~

汚染土 行き場見えぬ不安も
 「住民が帰るためには、放射線量の低減が最も重要だ」。南相馬氏の桜井勝延市長はそう力説する。

 同市では2014年度をめどに、警戒区域を除く約307平方メートルの除染を終える計画を作り、今年8,9月を強化月間として作業を進めてきた。

 除染を終えたのは対象237施設のうち学校など約30施設で、一般住宅は手つかずだ。汚染土などの仮置き場について市は「10月中に目途を付けたいが、不透明な部分も残る」と歯切れが悪い。背景には、仮置き場からの運搬先の中間貯蔵施設などの設置が不透明で、「汚染度が放置されるのでは」との住民の懸念がある。

 中間施設については菅前首相が辞任直前、福島県内に設置を要請し、佐藤雄平知事が反発。県幹部も「県内に作ると事実上の最終処分場になる」と心配する。

 国の方針では、国が年間の被ばく線量が20シーベルトを超える区域を、市町村が年間1~20シーベルトの区域を除染。市町村が行う除染のうち、年間5~20シーベルトの区域と、5シーベルト未満でも側溝など放射線量が高い部分については国の財政支援がある。市は住宅の除染はNPOやボランティアを募って進める意向だが、費用負担は頭の痛い問題だ。

 南相馬市以外の4市町村は、殆んど除染が進んでいない。村の9割が山林の川内村は、林業関係者の安全を考慮し、すべての樹木を伐採か枝打ちする方針で、完了には20年を要するとみる。伐採した樹木の仮置き場や、林業就業者の雇用確保などの問題も残る。


兎に角、除染がカギになることは確かだ・・・が・・・

難しい問題でもある周辺の除染、汚染土を何としてでも解決して頂かなければ

避難住民の方達の多くは帰って来ることすら出来ない・・・私には見守ることしか出来ないのが心苦しいが・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 盗んだ魚介類で・・・人気鮮... | トップ | 認知症・・・物忘れ外来で診... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

梅肉エキス」カテゴリの最新記事