ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

相手を思いやる気持ちを持ってますか?

2012-12-29 | 雑記
相手を思いやる気持ちを持つ・・・

言葉で云うのは簡単なのですが、実際に行うとなれば・・・これはなかなか難しいことだと思います。

弊社へ始めて来られる人などと逢うとなれば尚更のこと・・・

私の場合、まず、基本的にはコーヒーを出しますが・・・

「フレッシュはないのでブラックやけど宜しいか?」・・・と、わざとざっくばらんに話すようにしてます。

こうして相手の気持ちを和ますことを第一に持ってきます。

それが正解なのかどうかは解りませんが・・・


日本に代々伝わる美しい所作は“互いに気持ちよく空間を共有する心配り”にあるといいます・・・

今朝は、そのことに関する記事を紹介してみます。

~以下、12月29日読売新聞朝刊より抜粋~






 




 「20代になっても30代になっても娘気分でいる女性が多い」

 過日、手にした武者小路千家家元夫人の千和加子さんの著書「茶道家元夫人に学ぶ 30歳からの美しい『所作』50」(世界文化社出版)。ページを開いて、目に飛び込んだ最初の一文に思わず、ドキッとしました。

 イラスト入りの同書には、立つときや座る時のしぐさからお茶や食事の際の心得まで、50の正しい所作を紹介しています。

 例えば「美しいたち姿」。姿勢よく立つと、はつらつとして見え、身体にもいい影響が出てくるそうです。人を呼ぶ時など多様しがちな「すみません」という言葉は「恐れ入ります」に替えると、ずっと丁寧になります。そうしたヒントの一つずつに、目からうろこが落ちるような思いの連続でした。

 どのような気持ちで本を書きすすめたのか、お会いして伺いました。昔は祖父母や親の立ち居振る舞いを見て、自然と身についていた「代々伝わる美しい所作」が軽視されているのではという懸念を、千さんはずっと持っていました。そのため、「是非、次世代にも受け継いでもらいたい」と願い、出版を決意したのだといいます。

 紹介されている所作に共通するのは、たがいに気持ち良く空間を共有する心配りでした。「お茶のもてなしは相手を思いやることから」。そういえば千さんは、緊張して取材する私にお茶を勧め、話しやすい雰囲気を作って下さいました。相手を思いやる行動をさりげなくできることがその人の美しさをより一層、引き立てているのでしょうね。

 もうすぐ新しい年が来ます。私も美しい所作を身につけ、一歩でも「大人」の女性に近づく努力を始めようと思っています。

(倉岡明菜)


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