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発売されたころのハイブリッド車は無音な為、歩行者が気付きにくいとのことで、
音を出す装置まで付けたと聞きます。
生活の中では、極力、音がしない方が良いと思ってましたが、
ハイブリッド車の問題を目の当たりにした時には、
社会生活の中では、完全に無音にしてしまうのは駄目なんだなと確認させられました・・・
40代初めの頃でしたか・・・とある週末に、
知人夫婦と一緒に深夜の舞鶴まで行き、石蟹にを取っていました・・・
船着き場で、たまたま夜釣りをされてる方がいらっしゃったから、
気を使い懐中電灯を消して後ろを歩いたんです・・・・がっ!
一瞬、何が起きたのかわからないまま海中へ!
ズボッ!という感じで海中に落ちた私は・・・
音も重力も一切感じない世界で、不思議な感じでしたね・・・
後でわかったことですが、釣り人は船着き場の先端で釣りをされてたんです(*´з`)
今でこそ笑い話で済みますが、落ちた場所が浅かったら・・・骨折!?は間違いなかったでしょうね
余談になりましたが、無音という世界というものは平穏では居られないのかも知れませんね。
人の世には、何がしかの音が存在して初めて日常の安ど感が得られるのかもしれません。
そんな現在の生活の中には、私たちが知らない、敢えて創られた音が色々な分野で存在しているようです。
自然に出た音じゃなく、耳障りな音を排除して創られているらしいですよ。
今朝は、この「快音」に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、11月13日読売新聞朝刊より抜粋~
吸音材に囲まれた戸井教授(左端)の研究室。現在はドラ
イブシミュレーターを使って、エンジン音と加速感の関連を
調べる実験も行っている(東京都文京区で)=上甲鉄撮影
室内に、完全な静寂が広がっていた。
ここは中央大学理工学部精密機械工学科(東京都文京区)の無響
有名なのは、20歳代前半までしか聞こえない高周波のモスキート音(17㌔・㌹)。キンキンと耳に違和感を与え、若者がたむろするのを防ぐとされる。2005年に英国で開発されたもので、正規輸入代理店「メルク」(東京)によると、自治体やコンビニ、マンションの管理組合の依頼で、全国で300か所近くに設置されている。
NHKで2007年から使われている緊急地震速報の<チャランチャラン>というチャイムは、急激に音階を上昇させることで注意を促す一方、必要以上に恐怖感を与えないように配慮されているという。室。壁や天井、床が吸音材で覆われ、何の音も聞こえない。10秒、20秒、30秒……。普段は意識しない心臓の鼓動が響き出し、息苦しさにたまらず外に出た。
「いかにいろんな音に囲まれて生活しているか分かったでしょう。無音イコール快適ではないんです」。快音研究の第一人者・戸井武司教授が笑った。
そこで戸井教授が1996年に提唱したのが、設計を工夫して音をアレンジする「快音化」だ。
例えば、エアコンの吹き出しの形状を変え、風音の周波数を変化させれば体感温度を上下させられる。シャワーはノズル内の気流を変えることで迫力のある音が出て、湯量が多く感じられる。コピー機だと、紙を送り出すリズムを心拍数より少し早めに設定すれば、側にいる人の作業効率が上がるという。
戸井教授は企業の依頼を受け、これまで200以上の快音を作り、多くが製品化された。
最近国内メーカーからの依頼が次々に舞い込む。アジア勢に押されるなか、高い技術力を生かした「快音」を日本製品の新たな付加価値にしよう、という狙いがあるようだ。パナソニック(本社・大阪府門真市)で家電などを担う「アプライアンス社」も、10月から導入の準備を始めた。
日産自動車は2014年以降、「スカイライン」「フェアレディZ」などの一部車種、エンジンの回転数などに応じた「エンジンサウンド」を車内のスピーカーから流すシステムを採用し、公表。この音は電子音などで作られており、インターネット上などでは、ドライバーから「加速感がすごい」との評価と、「電子音ならゲームと一緒だ」という冷ややかな意見が交錯している。
実は、電子音を採用している他の企業の多くは、そのことを明らかにしていない。取材を申し込んでも大半が応じなかった。電子音でわざわざ音をつくり出していることに、消費者が抵抗を感じないか――。あるメーカーの広報担当者は「ユーザーの反応が怖いんです」と打ち明けた。
一眼レフの新製品のシャッターを一つずつ押してみた。「カシャ」「カシャン」。機種によって質感が違うが、どれが快音化されたものかは分からない。
スタッフに訪ねると、「中には電子音を加えた製品もあるそうです」といった後、申し訳なさそうに「でも、どの機種なのか、僕らにも知らされていないんです」と続けた。
快適に使えるのは良いんだけど、それを教えてもらえないというのも……。なんだか釈然としない。
京都産業大の坂東俊矢教授(消費者法)は「心地よい生活をもたらしてくれる限り、快音は良いこと」と評価したうえで、こう指摘した。「商品を選ぶにあたって、消費者はどんな情報でも包み隠さず伝えてほしいもの。製品本来の音ではなく電子音を使っているなら、きちんと明示してほしいですね。後から知らされればユーザー離れも起こしかねません」
音を出す装置まで付けたと聞きます。
生活の中では、極力、音がしない方が良いと思ってましたが、
ハイブリッド車の問題を目の当たりにした時には、
社会生活の中では、完全に無音にしてしまうのは駄目なんだなと確認させられました・・・
40代初めの頃でしたか・・・とある週末に、
知人夫婦と一緒に深夜の舞鶴まで行き、石蟹にを取っていました・・・
船着き場で、たまたま夜釣りをされてる方がいらっしゃったから、
気を使い懐中電灯を消して後ろを歩いたんです・・・・がっ!
一瞬、何が起きたのかわからないまま海中へ!
ズボッ!という感じで海中に落ちた私は・・・
音も重力も一切感じない世界で、不思議な感じでしたね・・・
後でわかったことですが、釣り人は船着き場の先端で釣りをされてたんです(*´з`)
今でこそ笑い話で済みますが、落ちた場所が浅かったら・・・骨折!?は間違いなかったでしょうね
余談になりましたが、無音という世界というものは平穏では居られないのかも知れませんね。
人の世には、何がしかの音が存在して初めて日常の安ど感が得られるのかもしれません。
そんな現在の生活の中には、私たちが知らない、敢えて創られた音が色々な分野で存在しているようです。
自然に出た音じゃなく、耳障りな音を排除して創られているらしいですよ。
今朝は、この「快音」に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、11月13日読売新聞朝刊より抜粋~
製品「消音」から「快音」へ
エアコン 体感変化 ■ コピー 作業効率向上
爽快にうなるスポーツカーのエンジン、コピー機の動作音、エアコンから聞こえる風のささやき――。製品の音を消すのではなく、心地よくデザインする研究が進んでいる。すでに生活に入り込んでいる「快音」の現状を取材した。 (春名健吾)
吸音材に囲まれた戸井教授(左端)の研究室。現在はドラ
イブシミュレーターを使って、エンジン音と加速感の関連を
調べる実験も行っている(東京都文京区で)=上甲鉄撮影
室内に、完全な静寂が広がっていた。
ここは中央大学理工学部精密機械工学科(東京都文京区)の無響
不快な音 活用例も
快音とは逆に、「違和感のある音」が活用されている例もある。有名なのは、20歳代前半までしか聞こえない高周波のモスキート音(17㌔・㌹)。キンキンと耳に違和感を与え、若者がたむろするのを防ぐとされる。2005年に英国で開発されたもので、正規輸入代理店「メルク」(東京)によると、自治体やコンビニ、マンションの管理組合の依頼で、全国で300か所近くに設置されている。
NHKで2007年から使われている緊急地震速報の<チャランチャラン>というチャイムは、急激に音階を上昇させることで注意を促す一方、必要以上に恐怖感を与えないように配慮されているという。
「いかにいろんな音に囲まれて生活しているか分かったでしょう。無音イコール快適ではないんです」。快音研究の第一人者・戸井武司教授が笑った。
@ @
日本のモノ作りはかつて、製品から出る音を「騒音」ととらえ、いかに静かにするかを競い合った。しかし建物の遮音性が向上すると、一つの家電の音が小さくなれば別の機器の音が目立つ「モグラたたき」の状態になった。
そこで戸井教授が1996年に提唱したのが、設計を工夫して音をアレンジする「快音化」だ。
例えば、エアコンの吹き出しの形状を変え、風音の周波数を変化させれば体感温度を上下させられる。シャワーはノズル内の気流を変えることで迫力のある音が出て、湯量が多く感じられる。コピー機だと、紙を送り出すリズムを心拍数より少し早めに設定すれば、側にいる人の作業効率が上がるという。
戸井教授は企業の依頼を受け、これまで200以上の快音を作り、多くが製品化された。
最近国内メーカーからの依頼が次々に舞い込む。アジア勢に押されるなか、高い技術力を生かした「快音」を日本製品の新たな付加価値にしよう、という狙いがあるようだ。パナソニック(本社・大阪府門真市)で家電などを担う「アプライアンス社」も、10月から導入の準備を始めた。
@ @
一方、製品の中には、電子音を加えて快音の効果を上げているものも多い。日産自動車は2014年以降、「スカイライン」「フェアレディZ」などの一部車種、エンジンの回転数などに応じた「エンジンサウンド」を車内のスピーカーから流すシステムを採用し、公表。この音は電子音などで作られており、インターネット上などでは、ドライバーから「加速感がすごい」との評価と、「電子音ならゲームと一緒だ」という冷ややかな意見が交錯している。
実は、電子音を採用している他の企業の多くは、そのことを明らかにしていない。取材を申し込んでも大半が応じなかった。電子音でわざわざ音をつくり出していることに、消費者が抵抗を感じないか――。あるメーカーの広報担当者は「ユーザーの反応が怖いんです」と打ち明けた。
@ @
11月上旬、ある電機メーカーのショールームん立ち寄った。「カメラのシャッター音に快音が使われている」と聞いたからだ。一眼レフの新製品のシャッターを一つずつ押してみた。「カシャ」「カシャン」。機種によって質感が違うが、どれが快音化されたものかは分からない。
スタッフに訪ねると、「中には電子音を加えた製品もあるそうです」といった後、申し訳なさそうに「でも、どの機種なのか、僕らにも知らされていないんです」と続けた。
快適に使えるのは良いんだけど、それを教えてもらえないというのも……。なんだか釈然としない。
京都産業大の坂東俊矢教授(消費者法)は「心地よい生活をもたらしてくれる限り、快音は良いこと」と評価したうえで、こう指摘した。「商品を選ぶにあたって、消費者はどんな情報でも包み隠さず伝えてほしいもの。製品本来の音ではなく電子音を使っているなら、きちんと明示してほしいですね。後から知らされればユーザー離れも起こしかねません」