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私の皮膚はかぶれとかに弱いと思います・・・
腕を出したまま荷造りなどをすると、
段ボールなどの角に触れたところが赤くミミズ腫のようになります。
その皮膚の弱さが、息子に引き継がれたのか・・・
彼が子供の頃、時たま、肘の内側などが荒れ、かゆそうな状態になってたのを想い出します・・・
当時の近所で、二人のお子さんが酷いアトピー性皮膚炎を持たれてる家庭がありました・・・が、
ある時、妻がたまたまその家庭を訪れることがあったんですね。
帰宅してきた妻が「あれじゃ、アトピーも悪化するわ」といったんです。
聞けば、玄関からでもわかるくらい乱雑で
ハウスダストが舞いまくってそうな家庭やったらしいんです・・・
二人の子供がアトピーで苦しんでいるのに、なんで綺麗にしてやれないんかなぁ~・・・
そうなってくると、親の責任ですよね。
早めの治療やケアによって悪化を防いで上げられるのは親ですからね。
今朝は、アトピー性皮膚炎に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、11月2日読売新聞夕刊より抜粋~
アトピー性皮膚炎
赤い湿疹とかゆみが、悪くなったり良くなったりを繰り返すアトピー性皮膚炎は、乳幼児期から青年期の1割がかかるとされます。対応が遅れるとどんどん悪化しますが、適切な治療とスキンケアで症状は治まっていきます。
早めに治療・スキンケア
生後すぐ保湿剤 効果も
なぜ起きる?
皮膚の一番外側の「角質層」には、皮脂の膜、角質細胞、その隙間を埋める角質細胞間脂質、角質細胞内に水分を蓄える保湿因子があります。微生物やアレルギー物質のほか、外からの様々な刺激に対してバリアの役割を果たしています。しかし、保湿因子が減少すると角質層の水分が失われて乾燥し、バリアの機能が落ちます。汗や唾液、せっけんのすすぎ残し、衣類との摩擦などの軽い刺激でも敏感に反応して、湿疹が現れます。また、食べ物のカスや、ホコリ、ダニ、花粉などが皮膚の中に侵入してアレルギーを引き起こします。これがアトピー性皮膚炎です。
大人になってからかかる人もいますが、多くの場合は乳幼児期に発症します。皮脂の膜がまだ十分ではなく、肌が乾燥に弱いためです。一部の患者は、保湿因子が生まれつき不足していることが分かってきました。
どんな症状?
湿疹は、年齢によって現れる部位に特徴があり、ほぼ左右対称に出ます。乳児期は、主に頬や口の周辺がジクジクした状態になります。幼児期から学童期には、衣服とこすれる首筋や、汗がたまりやすい肘の内側と膝の裏に見られます。脇腹などが乾燥して鳥肌のようになります。それぞれかゆみを伴います。
思春期以降は、上半身を中心に広がり、顔全体に紅斑が出ることも増えます。
生後2、3か月の頃に、まゆ毛や頭皮の辺りに黄色いカサブタのように現れる「脂漏性湿疹」や、あせもと間違わないよう注意が必要です。生後間もない時期や夏以外の季節に湿疹が1、2週間以上続くようであれば、アトピー性皮膚炎を疑って皮膚科か小児科を受診した方がいいでしょう。
どう治すの?
湿疹は皮膚のバリア機能に大きなダメージを与えます。治療が遅れれば、汗など無害だった刺激も悪化の原因になります。食物アレルギーやぜんそく、花粉症など別のアレルギーを起こす恐れもあり、軽症のうちに塗り薬で炎症とかゆみを和らげましょう。炎症を抑えるステロイド(副腎皮質ホルモン)と免疫抑制薬の「タクロリムス」を年齢や症状の重さに応じて使い分けるか、両方を組み合わせて使います。ステロイドは主に長期間続けた場合に、塗った部分の皮膚が薄くなるなどの副作用が見られることがあります。でも、京都府立医科大の加藤則人教授(皮膚科)は「現時点では最も効果が高く、世界中で第一選択薬とされています。早く症状を抑え、良い状態を維持できれば、次第に薬と縁が切れていくことが期待できます」と話しています。
予防には?
両親や兄、姉の誰かが患者であれば、発症しやすいことが知られています。そのような子には、生後1週間から入浴後などに1日1回以上、保湿剤を全身に塗ってあげると、32週後には、皮膚の乾燥した部分にだけワセリンを塗ってもらった子より発症が3割少なかったという研究結果があります。加藤則人
京都府医科大教授
京都府医科大教授
症状を悪化させる要因には個人差があり、同じ人でも年齢や季節によって変わります。なかでも湿疹があることで、皮膚がますます敏感になり悪化原因が増えていきます。疑問に思うことは何でも主治医に相談し、二人三脚で、積極的に治療にかかわることが大切です。