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甲状腺ホルモン異常による症状は様々

2013-08-27 | 梅肉エキス


昨日のブログで放射線による小児甲状腺がんの記事を紹介しました・・・が、

そもそも、甲状腺とは、いったいどのような機能を持った臓器なのでしょうか?

甲状腺は、のど仏のすぐ下にあるチョウのような形をしている臓器らしく、

身体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌する・・・とのことなのですが、いまいちピンとこないですね。

ただ、このホルモンの分泌量が多くても少なくても身体に異変が起きるらしいです。


私の娘婿が、ある時期から部隊の訓練が辛く成って来ていたらしく、

病院で検査をしてもらったところ、この甲状腺に異常が見つかり、何か月か治療に通っていました。

今は、薬を服用しているようですが、元気になって頑張っています。


今朝は、甲状腺についての記事を紹介してみようと思います。

~以下、8月27日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
甲状腺を知ろう 


 ホルモン異常 症状様々

 群馬県高崎市の主婦(72)は2011年春、目の治療で訪れた群馬大病院(前橋市)の待合室で突然倒れた。すぐに意識は回復したが、念のために血液検査を受けたら医師に「甲状腺機能に異常がある」と告げられた。

 甲状腺は、のど仏のすぐ下にあるチョウのような形をした臓器で、体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌する。このホルモンの分泌量が少なくても多くても体に異変が起きる。

 この主婦の場合は分泌量が少ない甲状腺機能低下症だった。便秘や悪寒、疲労、体重増加などが特徴的な症状だ。振り返ると、思い当たる節がいくつもあった。
甲状腺ホルモンを補う治療を受けた主婦
「甲状腺ホルモンを補う治療を受け、寒気を感じなくなり、
夏は袖なしを着て冷たいコーヒーを飲めるようになった」
と話す主婦(群馬県内で)


 不調は40歳代後半からあり、60歳で仕事を定年退職してからひどくなった。食物繊維などを積極的にとても排便は週1回。寒がりで、冬は電気毛布に靴下がないと寝られず、夏も長袖を着ていた。いつも疲れて気力が湧かなかった。ずっと伸ばして、おしゃれを楽しんでいた髪も、「手入れが面倒」と切った。

 これまでに何度か内科を受診したものの、詳しい検査をしてもらえず、原因は解らないまま過ぎてきた。
  • 甲状腺機能低下症の主な症状
    • 便秘、体重増加、皮膚の乾燥、気力低下、うつ状態、記憶力低下、寒がり
  • 甲状腺中毒症の主な症状
    • 動悸、体重減少、ふるえ、下痢、発汗、イライラ、不眠


 同病院内分泌・糖尿病内科教授の山田正信さんの診察を受け、主婦は1日1回、飲み薬で甲状腺ホルモンを補う治療を始めた。半年ほどで全身がとても軽くなった。以前は、長くても10分ほどで終わらせていた愛犬の散歩も、現在は健康づくりを兼ねて最低30分は歩く。

 「これまで思うように体が動かず、本当につらかったけれど、今は調子が良いです」と笑顔で話す。

 甲状腺ホルモンが過剰な状態を甲状腺中毒症といい、甲状腺機能低下症と合わせると、成人の約1%に見られる。女性患者が多い。

 症状が多岐にわたるため、患者は内科、整形外科、精神科、皮膚科、産婦人科など様々な診療科を受診するが、診断がつかないことがある。甲状腺機能低下症は認知症やうつ病と、動悸が起こる甲状腺中毒症は心臓の病気などと症状が似ているため誤診されやすい。

 甲状腺の病気は、甲状腺ホルモンや脳下垂体から血液中に分泌され甲状腺に働きかける甲状腺刺激ホルモンの値を見る血液検査、甲状腺の腫れがないか調べる触診で診断できる。山田さんは、「病気を疑わないと検査にたどり着かないので、医師・患者ともに甲状腺の知識を持っておくことが大切です」と話している。
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