今日午後、昨日と比べると外気温は5度も低い。30度を越えた範囲での5度とはかなりの影響があるが、昨日の暑さとは少し感じが違う。それでも35度もあるからまだ暑さが続いている。
この暑さは一段落したようだが、8月上旬にはまた暑さのぶり返しもあるとの予報なので、まだ体調管理を緩める訳にはいかない。
「熱中症」 で救急車搬送される人の半分以上が65歳以上の高齢者とのことだから、高齢者にとってはまだまだ油断の出来ない陽気が続くことになる。
この暑さはいろいろな形で影響があるようだが、海外メディアでも注目している。この猛暑は日本だけではなく、ヨーロッパにも起きているが、メディアが心配しているのは2020年の東京オリンピックだ。
このような暑さの中での競技が選手や応援する人たちにどのような影響を与えるのか? 深刻な問題と受け止めるのは当然のことである。
東京都などでもその問題に対しては対策を考えているようだが、何と言っても大勢の人が集まるから難しい対策になることは必至だ。
2020年の夏がどのような天候になるのかを予想するのは難しいが、世界中から多くの人が訪れるから今季のような暑さならかなりの 「熱中症者」 が発生するのは当然予想される。競技の運営よりもその 「熱中症対策」 の方が遙かに難しい問題になるだろう。
私はこの暑さを 「猛暑」 とか 「酷暑」 かと表現していたが、今日の朝刊では 「炎暑」 との見出しがあった。この方がより焼けつくような暑さを表現しているようにも思ったが、私が持っている古い 「広語辞典 (1992年版)」 にも載っているので新語ではない。
私はこの言葉を知らなかったが、この字を見ただけで灼熱の世界を想像しそうだ。
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