あまり寒さ暑さには降参しない私だが、この夏の暑さにはいささか白旗を上げるような毎日でもある。
それは私自身なら何とか防ぎようもあるが、要介護の妻の身を考えると熱中症だけにはならないように工夫するしかない。
この暑さのピークは月曜日頃との予報だが、その間何としても妻の身を守らなければならないと、と少し過剰気味に気持ちも高ぶっている。
今日もまた暑い。9時過ぎの外気温は33度、13時には35度の予報だ。
いつもなら9時過ぎには妻と空堀川沿いを歩くのが日課だが、今日は中止にした。この暑さでは妻を歩かせる自信も薄れてしまったので、屋内で静かに過ごすことにした。
朝の民放の番組ではメインタイトルが 「熱中症」 のように報道されていたが、昨日も多くの人たちが救急車で病院へ搬送されたのは、この異常な暑さが原因であることは間違いない。
昨日、特に東京のある高校では体育館で700人ものの生徒を集めての講習会で多くの女生徒が気分が悪くなって救急車で搬送された例を紹介していた。
通常、学校の体育館ではエアコンの設備が無いのが当たり前だが、風通しの悪い体育館で700人もの人が集まると、人間も僅かだが自己発熱するから外気温以上に温度が上がるはずだから、学校側の配慮にも問題があるだろう。
これらの報道によると、私は熱中症で病院へ搬送されて処置を受ければその後は異常なく生活できると考えていたが、その後遺症に苦しんでいる人も多くいるとのこと。特に脳障害が起ることもあるそうで、熱中症の恐ろしさを改めて知りました。
東京では来週火曜日に37度の予報だが、これは35~39度の範囲での数字だから、もしかしたら過去最高の温度になる可能性もあるという。因みに東京の最高温度は39.5度 (2004年07月20日) です。
私は東京がこのような高気温になるのは南風による影響だと思っていたが、実は北風によるもので、関東平野の北側を取り巻く山を越えてきた北風によるフェーン現象により東京が高温になるそうです。
我が家では妻が熱中症にならないようにと願っているが、今は各地で 「全国高校野球」 の地方大会が始まっている。そこでプレーする高校生も応援する高校生たちも熱い陽射しには充分な注意が必要だ。
地方の球場では屋根無しのスタンドも多いから、熱中症対策を怠ること無しで応援するように頑張ってください。
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