春が来たと思ったのに、今日はまた一桁代の気温となり、冬への逆戻りとなった。
昨日夕方から雨となり、今朝からも降り続いている。少し乾いていた空気にもまた湿り気を運んできたようで、無意識に吸い込んでいる空気も重くなったようにも感じる。
これでは妻との日課の散歩もお預けなので、こんな時用に録画しておいた音楽番組を再生して妻は唄いながら時を過ごしている。
外へ出ると気温は7度、だが過去の真冬のような厳しい寒さは感じないのは、今が冬と春の折衷の陽気だからであろうか?
今は燐家の雪柳が満開、あまりにも小さな花数が多いので見事な 「小花繚乱」 と言うしかないように咲いている。
この花を見ての印象は 「小さいけれど一生懸命咲いている」 を実感する。例え小花でもこのように数を揃えればいかなる大輪の花にも劣ることのない花姿に見える。
無数の小花が、雨の湿り気を受けながら咲いている有様は、正に春到来の使者のように艶やかである。
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