今日、10時前、市役所から 「介護保険認定調査」 のため調査員 (女性) が訪れた。前回の調査はH28年3月のことだったから、もう二年経ったことになる。
この調査、どのよな項目があるのかをまず列記してみよう。
① 筋力低下や麻痺、痛みなどの有無
② 起き上がり、立ち上がり、歩行など動作の状況
③ 入浴、排泄、食事などにおける介護の必要度
④ 物忘れなどによる周辺行動に対する介護の必要度
⑤ 金銭管理や買い物などの介助の必要度
⑥ 点滴管理や酸素療法などの医療の必要度
この項目を見ると一般の人でも調査が必要な人もいるかのようだが、この項目をさらに細かくした内容について調査員が妻との対話の中から介護の必要度を探っているようだった。
それが終ると私との対話になり、現状の妻との介護状況を話したが、果たして私の真意が伝わったであろうか?
二年毎にこの調査員とのやり取りがあるが、いつも思うのはこの調査員がA4の紙に列記された項目を見ながら、時にはメモ書きしている現状を見ていると、もう少しIT化出来ないものであろうか? と考える。
聞くところによると 「介護認定調査」 に関わる人員と時間は市としてもかなりの負担となっているそうだから、まずは現場で直接調査する人たちの労苦を少しでも減らす方策を取るべきではないだろうか?
おそらくこの調査員は役所に戻ってからデータを整理して報告書を纏めることだろうが、A4の紙からどのような経緯で妻の介護度を決めるのであろうか?
認定期間の延長や調査そのものを見直す必要もあるだろうが、まずは現場に行く調査員にはタブレットなどのIT機器を持たすことによってデータ集計を簡素化し、整理する時間を短縮することを提案したい。
今後の妻の介護認定度は、今回調査した内容、担当医の意見書などを資料として市で開催している 「介護認定審査会」 で審査判定される。
月一回自宅を訪れるケアマネさんから説明を受けても、よく判らないのが介護保険の仕組み、果たして妻はどの 「要介護状態区分」 に判定されるのであろうか?
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