あの巨大地震 「東日本大震災」 が起きてから七年目、あの日、あの時刻、私の日記帳であるザウルスには次ぎのように記録されていた。
『14時46分 巨大地震発生。私は表でプランター草花の手入れをしていたが、突然大地が揺れた。最初は体の調子が悪いと思った。だが 「これは地震だ」 と、すぐ家に入り独りでテレビを見ていた妻を食卓の下に入れた。私は何をしていいのか判らず呆然としていた。二階で何かが落ちたような音がした。その後も余震があった。15時半過ぎ嫁さんより電話あり。都内にいるらしい。16時過ぎ長男来る』
この時、当市は「震度5弱」だったが、すぐにテレビを見た。ヘリで上空から見た光景をリアルタイムで報道していたが、津波が陸地を呑み込みながら猛スピードで進む情景はこの世の事ではないと恐怖を感じた自然災害の恐ろしさだった。
遠く離れた東京でもこの騒動だから、実際に被災された人々の労苦は計りしれないことであったことだろう。
それから七年、まだ復興が終ったわけでもない。私はオリンピックよりも被災地の復興が優先だと考えている。時が過ぎても被災地の方々に手厚い思いを掛けるのが政治でもある。
その発生時刻の2時46分、妻と立ち上がって北に向かいながら黙祷を捧げた。被災された方々に心からお見舞い申しげます。
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