身の回りの事ばかり

朝のラジオ体操をやるのでテレビを付けたら　ちょうどレスリングの決勝戦が始まるところ、　しかし６時２５分となりラジオ体操の時間。　どうしようかと思ったけど体操が終わったら途中から見ればいいとチャンネルを廻す。　画面を見ながら体を動かしてからレスリングの画面にすると、まだ途中だと思ったらちょうど終わったところみたいで　伊調選手がしかめっ面をしている、負けたのかと思って見ていたら　勝って泣いてるみたいである。
今朝５時過ぎ　トイレで起きたついでに　寝床の中でタブレットのテレビを付けたら吉田選手の試合の最中、少しリードしてるのでこれなら大丈夫と眠りに入りる。　目覚ましで起床　ラジオ体操をやるのでテレビを付けたら彼女が大泣きしてる画面が出てきた。　男なら「渇」と張本に言われそうだが女は許されるみたいである。　我慢しなくて済むのは女の得なところ。

　　　　

　青山公園の入り口付近、　先週末　ルノワール展の帰りに寄りました

頭髪が伸びてうっとうしい。　夏なので何時もより短く刈て貰おうと何時もの髪床屋に入る。
女将と何時ものお喋りが始まり、友達が跡取りがいないのでお墓を引き上げ樹木葬に移したとか　私も最近墓を買ったとか話題は墓の話ばかり。　座席の前のテレビ画面はオリンピックのビデオが流れてるのに話はそちらのほうに行かない。　たしなめるとお盆だからいいじゃないの　と言われてしまった。
洗濯屋に毛布を持って行くと　ここのオバサンといつもの雑談が始まり、　朝は３時頃に起きてしまうとぼやく。　そんなに早くからオリンピックでも見てるのかと尋ねると　見るわけ無いじゃないの　との返事。　レスリングの話でもと思ったけど全く興味がないので辞めといた。　どうも周りのオバサン連中には身の回りの事ばかりでオリンピックには興味が無いみたいである。

とっくに過ぎてる

古い缶ビールから飲まなくちゃ　と冷蔵庫を整理してたら賞味期限切れの野菜ジュースが出てきた。
期限を１年と数ヶ月過ぎてしまった物で　捨てるのは勿体無いしどうしようか迷って　こんな事は良くあるものだと思い検索してみる。　予想どうりズラリと記事が並んでいて　５年ぐらいは大丈夫だという意見が多い、なかには缶に膨れ錆びがなければ１０年でもいけるというのもある。　以上から１年オーバー位なら全く問題ない筈だがおっかなびっくり飲んでみる。　缶入りの野菜ジュースは滅多に飲まないので味が落ちてるかどうかは解らないけど腹具合は大丈夫である。
ちなみに饅頭は消費期限では　と食べかけのを包みを見たら賞味期限となっている。　仏壇のお下がりを良く頂き２・３日過ぎたものは廃棄していたが　もう少し延長しても良いみたいである。

　　　　

　　映画「ショウほど素敵な商売はない」からマリリンモンロー他を描きました

オリンピック背泳ぎの入江選手が２００ｍ背泳ぎで８位に終わり　賞味期限は切れても消費期限は切れてないとインタビューに答え話題になった。　
人間の賞味期限を考えると３０代から４０代が絶好調の賞味期限でそれを過ぎても結構いけるもので消費期限は大分延びてるようである。　自分の場合　頭髪が抜け歯も抜けおまけに小便が近くなり賞味期限、消費期限ともにとっくに過ぎてモテル訳が無い、　しかし全部腐ってるとは思えず　食べて旨いし飲んでも楽しい　映画を見て感動もする、　アチコチ痛んで少しボケ始めていても　この調子でいいから気楽に過ごして行きたいものである。

遅寝遅起き

歳を取ると早く起きてしまう人が多いみたいで　周りの連中に聞くと4時とか5時に起きてしまうという。
そんなに早く起きて何をしてるのだと尋ねると　散歩に出かけるという話が多くて、何故早く起きられるかを聞くと　早く寝るからで９時前に寝てしまうみたいである。　これは　早寝早起きという事で　昔から言われてきた健康に良い言葉みたいだが　この歳になると年寄りの証拠みたいで良い事か悪いことか解らないところである。
自分も6時から散歩に出かけていたものだが起きるのがつらくなり　今は室内のラジオ体操に切り替えなんとか頑張って過ごしていて、頑張らなければ朝は昼迄でも寝てられるタイプ。

    　　

   　　　「必殺仕置き人」からスケッチしました

居酒屋は夕刻から入るものだが最近になり昼過ぎに入ることが多くなってきた。これも歳を喰ってきた証拠みたいで　昨日も昼過ぎに御徒町に集合。　上野駅から歩いてみると有名な大統領は午前から営業するも盛況で周りの店も混雑してる。しかし御徒町近辺は3時オープンの店が多いので何時ものガード下はまだ空けてない。　大統領は落ち着かないし戻るのは面倒くさいのでかって知ってる日高屋に入ることになる。
年金暮らしの年寄りは小銭が入るので昼間から飲み歩いていてくだらない話をしてる　ボランティアでもしたらどうなんだ　という苦情があるみたいだ。　しかしたまにやるのであればストレス解消になり寿命が伸びるのでよろしいのではないか。
帰りの途中駅でオロナミンCでビタミンを補給　家に帰りウコンで肝臓を補強する。　酔い覚ましにひと寝入りしオリンピックのマラソンをみてたら日本は後ろの方なので見るのはよして　録画しておいた映画を見て寝床に入ったのは０時近く　どうも遅寝遅起きのタイプみたいである。

天寿を全うする

この時期　図書館は老若男女入り混じって盛況で　暑さしのぎで来てる方も多くて　ボケーっとしてる人が結構見受けられる。
まとまった本は読む気にならないので随筆集がある書架を覗いてみる。　どれにしようかと目を移してると　「死ぬのに良い日だ」というエッセイ集が目に止まる。　この歳になると死ぬという言葉が気になるもので　つい手を伸ばし中身も確かめずに借りて帰る事に。
家で開いて目次をみると50本余りの随筆が並んでいてこの本のタイトルはその中の一本、　目立つ題名を付けて本を売り込む魂胆に見える。

　　　　

　　　　興福寺　金剛力士像　　左から　吽形、　阿形

この言葉　ネイティブ・アメリカンの言葉で　戦に行くとき自分を鼓舞する為に叫んだ言葉で　やってやるぞと言う意味合いみたいである。　この本の中では死と対面して安らかな気持ちで天寿を全うする状況が書かれてる。
「死ぬのに良い日」とはどんな日か、良くわからないけど　あったとしても選ぶことは出来ない。　交通事故に会うかもしれないし、家族が揃って良い臨終の状況が出来たとしても死ぬのが長引いて気を遣う事もあるだろう。
ここで思い出すのが「巨人の星」の名シーンでの星一徹の言葉、「坂本竜馬はこういった　死ぬときはたとえどぶの中でも男なら前のめりに死にたいと、　飛雄馬よ前のめりになって死ね」。
この様に真面目に考えると難しいけど大体の年寄りは　先が無いので死ぬまで楽し事をしなくちゃ　という考えが多いようである。　それほで楽しいみたいとは思わないけど嫌な事は願い下げ　いつも道理に呑気に過ごしていてお呼びがあれば素直にさよならと行ければと思う次第である。

勢い検査

今日は3ヶ月振りで泌尿器科へ、　小便が近くて困ってるがそれより気になるのが前立腺癌腫瘍マーカー(PSA)の検査。
前回予約した際　オシッコの検査もやります、　と言われたので勢いの検査だと思い　トイレを我慢してシッカリ溜めて病院に入る。　しかし検査室に入ると血を採られた後に採尿のコップを渡されたので　勢いの検査はやらないのかと聞いたらやる予定は有りませんと言われてしまう。　検査には色々有る様で勘違いをしてたみたいである。　お陰で採尿コップに多すぎるほどの液体を注ぎ　残りは便器に排出する。

    　　 

  　　　　帰りに、亀有駅前の新しいコチ亀の像を見ました

採血から検査結果が出るまで一時間ほど掛かるものだけど今日は空いているせいか５０分程度の待ちで診察室に呼ばれる。
尿検査は問題なしで気になるのはPSAの数値、なんとか誤差範囲のセーフの状態。小便が近い話になり　テレビ、新聞で宣伝してるノコギリ椰子は効果があるかと尋ねると　利きませんとハッキリした答え、それが利くと云うのなら私達医者はいりませんとおっしゃる。　しかしあなた方から処方されてる薬もたいして利かないよ　と言ってやろうかと思ったがじっと我慢する。　次回は尿の勢い検査をやらないことをハッキリさせ退出しました。