6月4日(SAT)
午前2時前 グラグラっと大きな揺れで目が覚めた。
時を置かず “広島市防災情報メール配信システム” から地震情報が流れて来た。
・・・・ 以下 配信内容 ・・・・
発表日時:04日02時01分
発信官署:大阪管区
地域・市町村・地点震度および震源情報(全国版)
発生時刻:11年06月04日01時57分
○震央のおおよその位置:
島根県東部
北緯 35.1度
東経 132.7度
深さ 10km
○地震の規模
M 5.1
○地点震度情報
震度4:
境港市東本町,雲南市掛合町掛合,雲南市三刀屋町三刀屋,飯南町頓原,奥出雲町三成,他多数
震度3:
米子市東町,境港市上道町,日南町生山,鳥取日野町根雨,江府町江尾,他多数
震度2:
豊岡市桜町,鳥取市吉方,鳥取市吉成,鳥取市鹿野町鹿野小学校,鳥取市福部町細川,他多数
震度1:
高浜町宮崎,福井おおい町本郷,福知山市長田野町,福知山市三和町千束,福知山市大江町河守,他多数
本庁発表:「この地震による津波の心配はありません」
震度4の地震が発生した。 震源は島根県
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もっと詳しくは http://www.k-bousai.city.hiroshima.jp/rireki/saigai/1-5467.html
東北地方太平洋沖地震以来、余震の続く被災地ほどではないが地震に対して過敏気味になった日本国内である。 今朝ほどの広島の揺れはいつもより長く感じたのはそのせいだろうか?。
詳しい地震内容を確認すると広島市安芸区の我家の揺れは “震度2” だった。 それにしては大きな揺れに感じたのだから今も余震の続く関東周辺、や東日本は想像をはるかに超えているに違いないだろう。
さて、この度の東北地方太平洋沖地震による地震発生時の “薪ストーブ” について 様々な報告が出始めた。
取り分け その内容は 煙道と薪ストーブ本体の二つの部位に別れ 煙道についてはそれを固定する各部位のサポート金具の良し悪しや煙道部材そのものの強度などの違いで被害も違っていると言う。
短期的視点でコスト優先を考えるプラン・施工より 長期的な視点で 「安全、高品質」 にこだわった今まで通りの私達の考え方、施工方法がより重要だと再認識出来た。
薪ストーブ本体のダメージ報告の中で地震の大きさにもよるがピアノや冷蔵庫と同じくその揺れにどうしても薪ストーブ本体が動いてしまうケースがある。
まったく無いわけではないが、薪ストーブ設置の場合、レッグ(脚)は固定しないのが一般的である。
今回の報告の中で、堅牢にそのレッグ(脚)を固定した場合 揺れに耐え切れず折れてしまった例が有った。 脚が折れると即転倒につながる。 同時に煙突が抜けてしまう。 左右前後に薪ストーブ本体がズレル方がまだましなのかは個々の考え方になるだろう。
レッグ(脚)の損傷率を下げるとすると、薪ストーブの形状を意識する様になってくる。 大きさも小さく低いものが重心的にも安定性がある。 しかし暖房面積や目的、使い勝手に満足できるか? 我家のライフスタイルに合っているか?
等など考えると薪ストーブの設置を御検討中の皆様に与える心理的な影響は少なからず有ると思う。
しかし、電気やガスがストップし暖房機器が機能しなくなった被災地で薪ストーブのおかげで家族みんなで暖がとれ、暖かな食事を作ることが出来たという報告もあった。
ライフラインが不十分となる緊急時において薪ストーブが役立った訳だ。
今後とも我国で地震は避けて通れない問題で有り、ありとあらゆる部所、部門で地震と薪ストーブ設置方法の良否と対応が迫られてくると思う。
その背景の中で薪ストーブ設置において “ 安全・快適・末永く ” の我社のポリシーは不変である。
たとえローコストをリクエストされても 私達には 品質低下のローコスト化は “NO” である。
それは、私達が技能士や建築士を保有している技術者である以上に 1988年から20余年に渡る薪ストーブ施工、メンテナンス実績を持つ経験者であると言うことだ。
与えられた施工条件の中で “安全性・快適性・耐久性” をプランするエンジニアであり商売人では無いのだ。
過日御紹介した チャリティーピンバッチ ・・・ご協力ありがとうございます。
残り 60個 あまりとなりました。
「今日もお疲れ様!」
じゃ Mr.Gnome