円安や日銀緩和期待で３週間半ぶりに９０００円回復

2012年１０月１９日（金）　　日の出 5：51 日の入 17：01

ＮＹダウ　　 13548.94   -8.06   ５日ぶり反落

１８日の米国株式市場はハイテク株の売りが優勢となるなか、反落。取引時間中に誤って発表されたグーグルの第３・四半期決算の暫定版は市場予想を下回り、失望感が広がった。同決算は取引終了後に発表が予定されていた。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　  　 　１００万株（買い越し）

外国人投資家１週間動向（10/15～19）　 １４０万株（買い越し）

東京株式市場・前場＝  ５日ぶり小反落

前場終値 　 8970.56   -12.30   出来高 90927万株

高値/安値  9016.90   -   8940.38

売一時、９月２５日以来約３週間ぶりに９０００円を回復する場面もあったが、前日までの急ピッチな戻りの反動や達成感などから戻り売りや利益確定売りに押され、伸び悩んだ。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1319.73   +1.38   ４日続伸

マザーズ指数 　   360.94   -1.40 　 反落

為替１９日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 13:49     79.29   -     79.32   +0.06

ユーロ 13:49   103.60   -   103.72   +0.02

東京株式市場・後場＝　　５日続伸

後場終値 　 9002.68　　 +19.82   出来高 175927万株

高値/安値  9016.90(+34.04)   -   8940.38(-42.48) 値幅　76.52

節目の９０００円を９月２５日以来約３週間半ぶりに回復した。景気先行きや日銀追加緩和への期待感のほか、円安継続で企業業績への警戒感が一段と和らいだ。上昇ピッチが急速だったことから大台回復後は伸び悩んだが、東証１部の売買代金は７営業日連続で１兆円を回復。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1320.57   +2.22   ５日続伸

マザーズ指数 　   362.23   -0.11 　 反落

為替１９日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 15：39     79.31   -     79.33   +0.08

ユーロ 15:39   103.61   -    103.64   +0.03

日経平均は３週間ぶりに２５日線回復

2012年１０月１８日（木）　　日の出 5：50 日の入 17：02

ＮＹダウ　　 13557.00 　　+5.22 　　４日続伸

朝方発表された９月の米住宅着工件数が約４年ぶりの高水準になったことが支援した。９月の米住宅着工件数は前日比１５％増の年率８７万２０００戸と、２００８年７月以来の高水準となった。住宅部門の回復に弾みがつき、景気回復を下支えている兆しが示された。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　 　１４０万株（買い越し）

外国人投資家１週間動向（10/12～18）　 １００万株（売り越し）

     信越化学工業(4063)11:27:21   売り  100株  4,615円( -1,500)

東京株式市場・前場＝　４日続伸

前場終値 　 8952.68   +146.13   出来高 100551万株

高値/安値  8962.92   -   8877.17

売られ過ぎた銘柄を中心に買い戻しが強まり、日経平均は取引時間中で９月２８日以来約３週間ぶりに２５日移動平均線（８８７６円４９銭＝１７日）を回復。午前１１時に発表された中国の経済指標が予想通りになると先物への買い戻しを主体に上げ幅を拡げた。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1315.57   +5.85   ３日続伸

マザーズ指数 　   361.65   +6.08　 反発

為替１８日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 12:09     79.16   -     79.22   +0.24

ユーロ 12:09   103.74   -   103.83   +0.18

 　  ゼンリン(9474)14:04:52             買い  100株  1,024円

　   信越化学工業(4063)14：35：20   売り   100株  4,635円 ( +10,000)

東京株式市場・後場＝　４日続伸

後場終値 　 8982.86   +176.31   出来高 208827万株

高値/安値  8992.36(+185.81)   -   8877.17(+70.62) 値幅 115.19

９月２５日（９０９１円）以来、約３週間ぶりの高値を付けた。上げ幅は９月７日以来の大きさだった。米国経済の先行きに対する警戒感が和らぎ、外国為替市場で円売り・ドル買いが加速。約１カ月ぶりに１ドル＝７９円台に下げたことを好感し、半導体といったハイテク株や輸出関連株に買いが入った。中国の７～９月期の国内総生産（ＧＤＰ）が市場予想並みとなったことも過度な悲観論を後退させた。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1318.35   +8.63   ３日続伸

マザーズ指数 　   362.34   +6.77   反発

為替１８日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 15:09     79.10   -     79.18   +0.18

ユーロ 15:09   103.69   -   103.76   +0.13

好調な米企業業績などで日経平均は８８００円回復

2012年１０月１７日（水）　　日の出 5：49 日の入 17：03

ＮＹダウ　　 13551.78 　　+127.55 　　３日続伸

ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの一連の好決算を受け、今後発表される企業の業績への期待が高まった。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　 　１００万株（売り越し）

外国人投資家１週間動向（10/11～17）　 ５８０万株（売り越し）

東京株式市場・前場＝　３日続伸

前場終値 　 8816.88   +115.57   出来高 72597万株

高値/安値  8837.19   -   8758.70

１０月９日以来６営業日ぶりに８８００円を回復した。前日の米国株が好調な企業業績を背景に大幅上昇となったほか、スペインの金融支援要請を巡る期待感から過度な欧州不安が後退し、為替市場でユーロ高・円安が進んだことが好感された。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1308.27   -1.40   反落

マザーズ指数 　   356.41   -2.51　 反落

為替１７日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 11:49     78.81   -     78.82   -0.05 

ユーロ 11:49   103.20   -   103.25   -0.08

東京株式市場・後場＝　３日続伸

後場終値 　 8806.55   +105.24   出来高 182904万株

高値/安値  8837.19(+135.88)   -   8758.70(+57.39) 値幅 78.49 

１０月５日以来７営業日ぶりの高い水準となった。上げ幅は２日連続で１００円を超えた。欧州の債務問題や米景気の先行きに対する過度な懸念が後退し、リスク資産である株式に資金を戻す動きが強まった。円高・ユーロ安一服を背景に欧州販売比率の高い輸出株のほか、日銀の追加緩和に対する期待から恩恵を受けるとされる証券株や不動産株も堅調に推移。主力株をはじめとし７割の銘柄が上昇した。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1309.72 　 +0.05   続伸

マザーズ指数 　   355.57     -3.35　 反落

為替１７日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 15:09     78.64   -     78.70   -0.22

ユーロ 15:09   102.90   -   103.00   -0.38

買い戻し一巡後は上値重い

2012年１０月１６日（火）　日の出 5：48 日の入 17：04

ＮＹダウ　　 13424.23 　　+95.38 　　続伸

朝方発表されたシティグループの第３・四半期決算や９月米小売売上高が底堅い内容となったことが支援した。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　  １６０万株（７日ぶり買越し）

外国人投資家１週間動向（10/10～16）  ９８０万株（売り越し）

東京株式市場・前場＝　続伸

前場終値 　 8658.82   +80.89   出来高 72597万株

高値/安値  8675.70   -   8633.68

スペインがユーロ圏に対する支援要請に踏み切るとの期待感や良好な米小売売上高などを背景に欧米株が上昇したことを受け、朝方から買いが先行した。外為市場での円高一服も支援となり、直近まで売り込まれていた銘柄を中心に買い戻しが入った。米スプリント買収を正式発表したソフトバンクが急反発したことも指数上昇に寄与した。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1307.82    -0.80   続落

マザーズ指数 　   357.30   +7.10　 続伸

為替１６日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 11:39     78.78   -     78.83   +0.16

ユーロ 11:39   102.11   -   102.19   +0.23

東京株式市場・後場＝　大幅続伸

後場終値 　 8701.31   +123.38   出来高 155507万株

高値/安値  8707.95(+130.02)   -   8633.68(+55.75) 値幅　74.27

終値ベースとしては１０月９日以来１週間ぶりに８７００円台を回復した。ドル・円が７８円台後半まで上昇したことから、輸出関連株を中心に上げ基調を強めた。特に新たな材料は観測されておらず、買いの積極性は乏しかったものの、円高修正の動きに支えられてジリ高で推移した。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1309.67   +1.05   ５日ぶり反発

マザーズ指数 　   358.92   +8.72　 続伸

為替１６日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 15:20     78.87   -     78.93   +0.25

ユーロ 15:20   102.44   -   102.56   +0.56

8500円割れ後切り返す 中国への懸念後退

2012年１０月１５日（月）　日の出 5：47 日の入 17：06

１２日ＮＹダウ　　 13328.85 　　+2.46 　　５日ぶり小反発

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　  　 ２４０万株（６日連続売り越し）

外国人投資家１週間動向（10/9～15） １３００万株（売り越し）

東京株式市場・前場＝　５日ぶりに小反発

前場終値 　 8535.68   +2.46   出来高 72482万株

高値/安値  8548.69   -   8488.14

朝方には７月２６日以来、約２カ月半ぶりに節目の８５００円を割り込んだが、直近の下落率が大きかったことで自律反発狙いや値ごろ感あら買いが入った。ただ日米の企業業績に対する不安が根強く反発力は鈍い。指数寄与度の高いソフトバンクの大幅続落も上値圧迫要因となった。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1307.63   -2.22   続落

マザーズ指数 　   348.56   +2.42　 反発

為替１５日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 11:59     78.44   -     78.49   +0.06

ユーロ 11:59   101.23   -   101.33   -0.38

     ソニー(6758)14:55:30   売り  914円（ +2,200)

東京株式市場・後場＝　５日ぶり反発

後場終値 　 8577.93   +43.81   出来高 162371万株

高値/安値  8595.11(+60.99)   -   8488.14(-45.98) 値幅 106.97 

７月２６日以来、約２か月ぶりに節目の８５００円を割り込む場面もあったが、対ドルで再び円安傾向となったほか、中国の景気減速に関する過度な懸念が和らいだことが相場を下支えした。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1308.62   -1.23   ４日続落

マザーズ指数 　   350.20   +4.06　 反発

為替１５日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 16:59     78.56   -     78.60   +0.18

ユーロ 16:59   101.71   -   101.78   +0.10

今週の足跡（１０/８～１２）

2012年１０月１３日（土）　　 日の出 05:46 日の入 17:08

１２日のＮＹダウ 　13328.85   +2.46   ４日ぶり小反発

　　　　　　　　ＮＹダウ　　　　　 　  日経平均

　　　　　 現在値 　前日比　　 現在値　 前日比

１０月08日 13583.65   -26.50         休　　場

     　09日 13473.53 -110.12    8769.59 　 -93.71

    　 10日 13344.97 -128.56    8596.23  -173.36

     　11日 13326.39   -18.58    8546.78　 -49.45

  　   12日 13328.85    +2.46    8534.12   -12.66

　 　　　 　 計      -281.30　　　 　      -329.18

   今週の足跡         買いのみ　　売りなし

10/10  ソニー(6758)   買い　100株　892円

（ １月～９月の損益） -279,980円

（１０月の損益）　　　   +3,400円

【今年度の損益】 　  -276,580円

ソフトバンクとファーストリテイリングなどの下げに押される

2012年１０月１２日（金）　日の出 5：45 日の入 17：10

ＮＹダウ　　 13326.39 　　-18.58 　　４日続落

米週間新規失業保険申請件数が２００８年２月以来の低水準となり相場を支援する一方、アップルの下落が重しとなった。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　　　 ６０万株（５日連続売り越し）

外国人投資家１週間動向（10/5～12） １２７０万株（売り越し）

東京株式市場・前場＝　小反発

前場終値 　 8546.96   +0.18   出来高 92522万株

高値/安値  8620.18   -   8529.64

前日の欧米株式相場が比較的落ち着いていたことや円相場が対ドル、対ユーロ で下落したことを手掛かりに、幅広い銘柄に値ごろ感からの買いが先行した。前日までの３日続落で３００円あまり下落したため、売り方の買い戻しなども入りやすかったといい、自動車や精密、半導体など輸出関連を中心に主力株は総じて上昇した。ただ日経平均への影響度が高いソフトバンクとファストリの急落が上値を抑え、日経平均は下げに転じる場面もあった。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1309.15   -2.04   続落

マザーズ指数 　   351.08   -1.03　 反落

為替１２日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 12:09     78.33   -     78.42   +0.01

ユーロ 12:09   101.32   -   101.38    0.00

東京株式市場・後場＝　４日続落

後場終値 　 8534.12   -12.66   出来高 173194万株

高値/安値  8620.18(+86.06)   -   8516.11(-18.01)値幅 104.07

心理的節目の８５００円に接近し、７月２６日（８４４３円）以来、約２カ月半ぶりの安い水準を付けた。主力株の多くは円相場の下落や値ごろ感を手掛かりにした買いで反発したが、日経平均への影響度が高いファストリとソフトバンクに新たな懸念材料が浮上し、そろって急落したことが日経平均の押し下げ要因となった。両銘柄で日経平均を１３０円近く押し下げた。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1309.85   -1.34   ３日続落

マザーズ指数 　   346.14    -5.97　 反落

為替１２日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 18:29     78.41   -     78.42   +0.09

ユーロ 18:29   101.67   -   101.69   +0.35

続落 ２カ月半ぶり安値 円高進行と米業績懸念で

2012年１０月１１日（木）　日の出 5：44 日の入 17：11

ＮＹダウ　　 13344.97 　　-128.56 　　３日続落

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　   ３４０万株（売り越し）

外国人投資家１週間動向（10/4～11） １１９０万株（売り越し）

東京株式市場・前場＝　３日続落

前場終値 　 8579.37   -16.86   出来高 90323万株

高値/安値  8581.05   -   8514.63

１０日の欧米株安や円の高止まりを背景に朝方は売りが先行した。ただ朝方の先物売りを出したが、日経平均が節目の８５００円を下抜けなかったことで買い戻し機運が高まったという。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1311.58   -3.83   続落

マザーズ指数 　   351.05   +3.00　 反発

為替１１日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 13:49    78.01   -     78.04   -0.05

ユーロ 13:49  100.36   -    100.41   -0.17

東京株式市場・後場＝　３日続落

後場終値 　 8546.78   -49.45   出来高 171965万株

高値/安値  8607.42(+11.19)   -   8514.63(-81.60) 値幅 92.79 

７月２６日以来、約２カ月半ぶりの安値をつけた。スペイン国債の格下げを受けて外国為替市場で１ドル＝77円台、１ユーロ ＝100円近辺まで円高が進行し、輸出企業の業績懸念が強まった。世界景気の減速や米企業の業績懸念も引き続き相場の重荷となった。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1311.19   -4.22   続落

マザーズ指数 　   352.11   +4.06　 反発

為替１１日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 15:19    77.95   -     78.01   -0.11

ユーロ 15:19  100.19   -   100.28   -0.34

大幅続落 ２カ月ぶり8600円割れ 世界経済の先行き懸念で

2012年１０月１０日（水）　日の出 5：43 日の入 17：12

ＮＹダウ　　 13473.53 　　-110.12 　　続落

第３・四半期の決算シーズンを迎え業績をめぐる懸念が強まるなか、インテルなど投資判断引き下げ嫌気しハイテク株が売られた。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　 ５００万株（売り越し）

外国人投資家１週間動向（10/3～10）　１２０万株（売り越し）

　　　　ソニー(6758)09:22:16  買い　100株　892円

東京株式市場・前場＝　続落

前場終値 　 8621.06   -148.53   出来高 82250万株

高値/安値  8660.68   -   8608.82

９月６日に付けた取引時間中の安値８６４６円０３銭を割り込み、８月３日以来約２か月の安値水準となった。下げ幅は一時１６０円を超えている。対ユーロでの円高を嫌気し、輸出株を中心に売りが先行。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1316.39   -5.45   反落

マザーズ指数 　   352.80 　-1.56　 反落

為替１０日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 14:09      78.21   -     78.23   0.00  

ユーロ 14:09    100.55   -   100.60  -0.22

東京株式市場・後場＝　続落

後場終値 　 8596.23   -173.36   出来高 159348万株

高値/安値  8660.68(-108.91)   -   8578.25(-191.34) 値幅  82.43

８６００円を割り込み、８月３日以来約２カ月ぶりの安値水準を付けた。下げ幅は９月２６日以来約２週間ぶりの大きさだった。世界経済の先行き懸念から前日の米株が大幅に下落。景気敏感株をはじめとして幅広い銘柄に売りが出て、ほぼ全面安の展開となった。１２日の株価指数オプション１０月物の特別清算指数（ＳＱ）算出を控え、先物への売りも相場の下落に拍車をかけた。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1315.41   -6.43   ４日ぶり反落

マザーズ指数 　   348.05 　-6.31　 ５日ぶり反落

為替１０日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 15:09     78.21   -     78.24    0.00 

ユーロ 15:09   100.58   -   100.64   -0.19

世界的な景気減速や業績懸念が重し 8800円割り込む

2012年１０月９日（火）　日の出 5：42 日の入 17：14

８日ＮＹダウ   13583.65   -26.50   ４日ぶり反落

８日の米国株式市場は薄商いのなか下落した。第３・四半期の決算シーズンを前に業績をめぐる懸念が圧迫した。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　 １６０万株（売り越し）

外国人投資家１週間動向（10/2～9）　 ８４０万株（買い越し）

東京株式市場・前場＝　反落

前場終値 　 8831.31   -31.99   出来高 78813万株

高値/安値  8840.69   -   8799.76

一時は８８００円を割り込む場面もあった。前日の米国株式相場が下落。世界経済の先行き不透明感を嫌気した売りが東京市場にも波及した。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1319.03   +0.14   続伸

マザーズ指数 　   356.54 　 +6.20　 続伸

為替　９日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 13：29     78.38   -     78.42   +0.06

ユーロ 13:29    101.76   -   101.83   +0.23

東京株式市場・後場＝　３日ぶり反落

後場終値 　 8769.59   -93.71   出来高 162478万株

高値/安値  8840.69(-22.61)   -   8765.55(-97.75) 値幅 75.14

８８００円を割り込んだ。世界銀行や国際通貨基金（ＩＭＦ）が相次いで成長率見通しを下方修正したことで、中国など世界経済の減速が意識されたほか、為替が再び円高傾向にあることから、輸出企業の業績警戒感が強まった。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1321.84   +2.95   ３日続伸

マザーズ指数 　   354.36 　+4.05　 ４日続伸

為替　９日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 18:59     78.27   -     78.31   -0.05   

ユーロ 18:59   101.24   -   101.32   -0.29