そこで彼は言ったのです。
"T, Best picture is here..." ("T"は私のニックネームでした)
彼は頭を指差して微笑みました。うーん、今思えばキザですね。でもそのときは衝撃を受けたのです。豪華なカメラを持っているにもかかわらず、本当の光景は脳裏に焼きつくってことですよね。写真では思い出すことはできても、あのときのにおい、肌を流れていく風の感触、木の揺れる音まで呼び起こしてくれるでしょうか。そういったリアルな感覚(クオリアという言葉もあるようです。)はやはり脳裏に焼きつくと思います。写真というとどうしても見えるものしか思い出に残らないような気がしますよね?ちょっとした旅行の会話でも
「ここどうだった?」と聞いても「すごいきれいだった!(もしくは大きかった、とか壮大だったとか)」という答えが返ってくるのが多いような気がします。相手に伝えやすい分、重要視されてしまうのは仕方ないかもしれません。しかし、ちょっともったいない気がするのは小職だけでしょうか。
さて、話を戻して日本人とカメラについてですが・・・
つづく
"T, Best picture is here..." ("T"は私のニックネームでした)
彼は頭を指差して微笑みました。うーん、今思えばキザですね。でもそのときは衝撃を受けたのです。豪華なカメラを持っているにもかかわらず、本当の光景は脳裏に焼きつくってことですよね。写真では思い出すことはできても、あのときのにおい、肌を流れていく風の感触、木の揺れる音まで呼び起こしてくれるでしょうか。そういったリアルな感覚(クオリアという言葉もあるようです。)はやはり脳裏に焼きつくと思います。写真というとどうしても見えるものしか思い出に残らないような気がしますよね?ちょっとした旅行の会話でも
「ここどうだった?」と聞いても「すごいきれいだった!(もしくは大きかった、とか壮大だったとか)」という答えが返ってくるのが多いような気がします。相手に伝えやすい分、重要視されてしまうのは仕方ないかもしれません。しかし、ちょっともったいない気がするのは小職だけでしょうか。
さて、話を戻して日本人とカメラについてですが・・・
つづく