我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

ゴルフの不思議

2022-10-23 13:43:17 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

天気に誘われてゴルフの練習場に行った、

いつも二階の打席で練習する、

球の落下地点を確認しやすいからだ、

何時ものように軽いストレッチ体操をして

63度のウエッジから打ち始める、

ウエッジだとそれほど体力を使わないから楽だ、

ところがドライバーとなると1球ごとに

呼吸を整えてからでないと打てない、

ゴルフがいかに体力を消耗するスポーツであるかが

今になって分かった、

だから最近は練習場に来ても大きなクラブの練習は

ついつい避けてしまう、

これじゃあ練習にならないのは分かっていても

そうなってしまう、

そもそもすでにゴルフをするための

基礎体力がないのではといぶかっている今日この頃だ、

ところが例外もいることを知るにつけ

俺にだって出来ないはずはないと

老体に鞭打ってはいるが結果が出ない、

この例外なる人物、

名をK さんと言い俺と同い年、

歩く姿を見る限り歩行能力に障碍が有るような

歩き方をする、

年に数回しか顔を会わせる機会はないが

ゴルフの話になると熱を帯びてくる、

なんと80才になりなんとする今でも

スコアーの平均が80前後と言う、

80台後半は滅多に打たないとのたまう、

背丈は165センチ前後、

私に比べて

体力的に優れているようには見えない

にも拘らずこんなスコアーでラウンドすると言うから

不思議でしょうがない、

ところがこの人物、

若かりし頃は群馬ではゴルフの有名人、

草創期の群馬アマチュアーゴルフ選手権を

数回にわたって制している人物だ、

彼の外観的な体力の衰えは傍目にも感じられるけど

スコアーが悪くならないと言うこの不思議、

通常体力の衰えは即精神力の衰えにも通じると

私は思っているがそこが違うのであろうか?

体力の衰えをカバー出来るものとは?

考えた末に導き出したものが

❝経験の差❞

体力のある時と体力が無くなってからの違いは

経験の差に他ならない、

経験を生かすゴルフを心がけよう。