我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

青息吐息

2022-10-15 09:22:29 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

           (菅平牧場への道路)

 

朝 目が覚めて布団から起きようとしたら

腰に激痛が走った、

昨日 山登りをしたためだ、

登った山は群馬と長野の県境に位置する四阿山(2,354M)

日本百名山にも名を連ねる大きな山だ、

いつもの山友2人を乗せて朝5時半に出発、

高速道を利用した方が時間短縮にはなるが

今や無収入の3人一般道を行くことにした、

北軽井沢を抜けて鳥居峠を超え菅平へ、

菅平牧場内にある有料の駐車場に車を停めて

標高1500メートルほどの登山口から

歩き始めた、

8時半、

色づき始めたブナやクヌギ、カエデの美しさに

目を奪われてルンルン気分でいられたのは

最初の30分間だけ、

道がぬかるんだり笹が行くてを遮ったり

勾配もきつくなる、

挙句には霧雨が視界を遮るばかりでなく

衣服を湿らし始めた、

天気予報では晴れの予報だったので

その内晴れるだろうと我慢を重ねたが

濡れて寒さを感じ始めて

カッパに着替えた、

この山は違うルートで若い頃登ったことが有る、

その時の印象ではそれほどアップダウンもなく

登りやすいと感じていたが今回は全く違う、

体力の衰えは隠せない、

4時間弱で2,354メートルの頂上にたどり着いた、

霧雨が相変わらず降り続いて展望はなかった、

二つある一方の祠の軒先に弁当を広げて

立ったまま食べた、

12時40分下山開始、

すでに私は青息吐息、

2人からはやや遅れながら

2時間半ほどでやっと登山口にたどり着いた、

帰り道は

鳥居峠を過ぎてから北軽井沢方面の標識に沿って

浅間北パノラマラインを走った、

15キロほどの区間信号もなく

殆ど直線の一本道、

忽ち北軽井沢に到着、

二度上げ峠を越えて

はまゆう山荘の日帰り温泉で

疲れを癒して帰路に就いた。