昨日に続き、下松からの写真「宮島その2」です。
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海上の大鳥居
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巨石が累をなす弥山頂上、ここまでは多くの観光客が登る
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駒ケ林から下山時の展望
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駒ケ林から下山時の展望 、厳島神社の後方に千畳閣と五重塔
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駒ケ林から下山時の展望 。鳥居、多宝塔、五重塔
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厳島神社。干潮時の浜からの眺め
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厳島神社の回廊の後方に五重塔
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文殊・観音堂、右の大岩の上が弥山頂上
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弥山頂上から駒ケ林(中央右よりの上)の眺め。山頂に平たい大岩
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弥山頂上から獅子岩展望台(中央)が良く見える
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累積した大岩の脇を登れば弥山頂上
ご主人のコメント
弥山へは、不消霊火堂横の階段を登り、三鬼堂、文殊・観音堂前を通って大岩の下をくぐって登ると、山頂の広場に着きます。
レストハウスの屋上が360度見渡せる展望台となっています。
ここまでは、ロープウエーで登ってきた観光客が大勢います。
弥山で昼食を済ませ、駒ケ林(509m)に向かいました。
弥山から少し下ると、累積した岩の一つに弥山の七不思議の一つ・干満岩があります。
説明版によると、岩穴の水は満潮の時には溢れ、干潮の時乾く不思議な穴で、水は塩分を含んでいるとのことです。
覗いて見ると少し水が溜まっていたが、干満で水の水位が変動するとは思えず、不思議と言えば不思議な穴です。
干満岩から大日堂を経て仁王門跡に下り、ここから山道への登りとなって駒ケ林に至ります。
仁王門跡を経て弥山に登るルートがあるので、ここまではかなりの登山者がいましたが、駒ケ林への道では人に出会いませんでした。
山頂では数組のパーティが昼食中でした。
駒ケ林からすぐに多宝塔に向かって急勾配を下りました。
このルートはガイドブック等では見たことが無く、利用者は少ないようで、途中で三人に出会ってだけでした。
途中、厳島神社、鳥居、弥山等が見渡せる展望地もあるルートで、以前にもこのルートを利用したことがありますが、険しく一般向きではありません。
下山後、大元公園へ寄って船着き場に向かいました。
厳島神社からの参道は、行き交うのに人の肩が触れあうほどで、人の波に押し流されるように進みました。
船着き場も、桟橋から駅前の広場まで人が溢れて出ていましたが、着いた船に殆ど乗ったようで、恐らく乗船の定員をかなりオーバーしていたのではないかと思います。
宮島口も、電車待ちの客なのか、これまた大勢の人で混雑していました。
土産に紅葉まんじゅうを買って帰ろうと思ったのですが、どの店も順番待ちの行列が10m位続いていたので断念しました。
これまで、紅葉時期に弥山に数回登っているのですが、今回ほどの人出は初めてでした。
天気が良かったので近くの人も大勢が押しかけたと思いますが、不景気で海外旅行を止めた人達も国内に切り替えて、観光地としては抜群の人気の秋の宮島に集中したのでしょうかね。
駐車場の確保の心配や人込みの多さに気を使うのが厭で、宮島の山行もこの度で卒業しようと思います。
長くなるが参考までに、駒ケ林に関する「厳島合戦」の説明版記載文(頂上に設置)を以下に転記します。
弘治元年(1555年)10月1日、寅の刻(午前4時)に始まった、厳島合戦は、毛利軍の奇襲攻撃が功を奏し、忽ちにして大勢は決しました。陶の勇将弘中三河守隆包は、主君晴賢を大元へ落とした後、僅か100騎ばかりの兵と共に弥山に登りここにたてこもった。
これを追ってきた吉川元春以下の毛利方は数倍の軍勢でこれを取り囲んだが隆包の必死の働きにどうしても、討ち取ることができず、やがて柵を作り兵糧攻めの作戦をとった。
このため、さしもの勇猛な武将弘中三河守もついに力尽きて、2日後の10月3日嫡子、中務と共に井上源右衛門らによって討ち取られた。こうして史上名高い「厳島合戦」は終わりを告げたのである。
不消霊火堂から弥山への登り以降の写真を送ります。