教養と趣味

私が経験してしてきたことや考えていることに対してご指導を下さい。趣味などを通して有意義な生き方についてご伝授ください。

三大出版社

2009年09月27日 07時50分26秒 | 日本三大
三大出版社

出展:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

講談社(こうだんしゃ)
国内出版業界最大手である。傘下にキングレコード、光文社、日刊現代などを持ち、いわゆる「音羽グループ」を形成している。
創業者の野間清治により、1909年に「大日本雄辯會」(だいにっぽんゆうべんかい)として設立される。当初は弁論雑誌である「雄辯」を出版していた。「講談社」の名称はその名の通り「講談」に由来するもので、「講談倶楽部」を創刊した1911年より、大日本雄辯會と併せて使用している。戦前の評論家の徳富蘇峰は、戦前の少年や青年たちに大きな影響を与えた講談社を私設文部省と評した。
1938年に野間恒が2代目社長に就任、続いて野間佐衛が3代目社長に就任。1945年に野間省一が4代目社長に就任し1958年が「株式会社 講談社」と命名。その後、1981年に野間惟道が5代目社長に就任して、1987年に野間佐和子が6代目社長に就任し現在に至る。
「面白くて為になる」をモットーに、戦前から大衆雑誌『キング』、『少年倶楽部』などの様々な雑誌や書籍を出版。『吉川英治全集』『日本語大辞典』などを出版する傍ら、多数の文学賞を主宰した。
2008年4月現在、国内出版業界で最大手であり、一時は年間売上高が2,000億円を超えていたこともあった。しかし近年はいわゆる「出版不況」により売上が減少、2002年度には戦後初の赤字決算となった。また、最盛期には業界2位の小学館(一ツ橋グループの筆頭会社)に約500億円の差を付けていたが、近年は売上高の差も接近し続け、2006年度は講談社は1456億円にまで売り上げが落ち込み、1470億円を売り上げた小学館に業界最大手の座を譲る結果となった。だが2007年度の決算では講談社は売上高1443億100万円、小学館は売上高1413億4400万円となり業界最大手の座を奪還した。
2002年、2006年のサッカー・FIFAワールドカップの際にはそれぞれFIFAオフィシャルブックとして、2002年『公式ガイドブック』『公式プログラム』『公式写真集』(総集編)、2006年『公式ガイドブック』『公式総集編』を刊行している。
『ディズニー』キャラクターを使用した書籍の出版権を持っており、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーでもある。



講談社本社(東京都文京区)。左が旧社屋、右の高層ビルが新社屋


集英社(しゅうえいしゃ)
社名は「英知が集う」という意味。
『週刊少年ジャンプ』『週刊プレイボーイ』『non・no』 などの雑誌を発行している他、文芸書、文庫本などを出版している。また、1986年には年刊用語辞典『imidas』を創刊。この辞典は成功を収め、以後2006年まで発行された。
小学館から分離独立した企業であり、小学館と同じ企業集団「一ツ橋グループ」に属するが、その後小学館本体も娯楽出版部門に進出した結果、両社は競合する雑誌を多く擁する。しかし最近では、重複する事業分野において統合する動きもみられ、2008年6月、「小学館プロダクション」に出資し、コンテンツビジネスを「小学館集英社プロダクション」に集約した。
2009年8月には、東京国税局より、08年5月期までの5年間につき約5億円の所得隠しを指摘された。同社はこの指摘を受け、修正申告をしている。



集英社



小学館(しょうがくかん)
社名の由来は創設時に小学生向けの教育図書出版を主たる業務としていたことに起因する。1926年に娯楽図書部門を集英社として独立させたが、太平洋戦争後は娯楽図書出版に再進出し、総合出版社へ発展した。
子供向けのキャラクタービジネスに強みを持ち、『ドラえもん』(原作:藤子・F・不二雄)、『名探偵コナン』(原作:青山剛昌)、『きらりん☆レボリューション』(原作:中原杏)などのロングセラー作品を輩出している。
2006年度の総売上高で、それまで国内出版業界で最大手だった講談社を抜き、小学館が最大手となった(講談社は1,456億円(2006年11月期)、小学館は1,470億円(2007年2月期))。


小学館


最新の画像もっと見る

コメントを投稿