西京極 紫の館

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呪怨 白い老女/黒い少女  監督/三宅隆太、安里麻里

2009年07月09日 00時03分36秒 | 西京極シネマ


【主演】
 白い老女:南明奈、鈴木裕樹、宮川一郎太
 黒い少女:加護亜依、瀬戸康史、勝村政信

【ストーリー】
白い老女:ある家で司法試験に落ちた息子が家族5人を次々と惨殺。自らも首を吊って死んだ。死ぬ間際に彼が録音したカセットテープには「行きます。すぐ行きます…」という彼の声と共に少女の不気味な声が残されていた。それは今は高校に通うあかねが小学生の頃に親友だった未来という少女の声だった。未来は一家惨殺の被害者だったのだ。そして幼い頃から霊感が強かったあかねの前に黄色い帽子をかぶり赤いランドセルを背負った未来が姿を現す…
黒い少女:看護師の裕子は、芙季絵という少女を担当するようになってから奇妙な体験が続いていた。検査の結果、芙季絵の体内に“嚢腫”が発見される。生まれてくることのできなかった妹の怨みが少女を蝕み、そして周囲の人々を呪っていく。裕子の隣人は黒い少女によって捉えられ、芙季絵の父は殺人を犯し、そして狂っていく。芙季絵の母・季和子は霊力を持つ妹・真理子に縋り、除霊は成功したかに思えたが…

【西京極の評価】
「呪怨」シリーズのウリである、観客の想像を上回るあざとくも過激な恐怖演出が、残念ながら今回の両作品にはない。歴代の「呪怨」の中で最も“怖くない”。全ての恐怖演出が観客の想定範囲内に収まってしまっている。これはファンとしてはツラい。おまけに伽耶子も俊雄クンも登場しない。(俊雄クンらしい男の子は出てくるが、俊雄だと明確には語っていない。)やっぱり清水崇が監督しないとダメなんじゃないかなぁ。アッキーナとカゴちゃんは可愛いけど、それだけじゃなぁ…

【総合評価】 ☆★★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆★★★★
 演出    ☆★★★★
 映像    ☆☆★★★
 音楽    ☆★★★★


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