ザ・ウォッチャーズ 監督/イシャナ・ナイト・シャマラン

【主演】
　ダコタ・ファニング
　オルウェン・フエレ
　ジョージナ・キャンベル
　アリスター・ブラナー
　オリヴァー・フィネガン

【ストーリー】
28歳の孤独なアーティストのミナは、鳥籠に入った鳥を指定の場所へ届けに行く途中で、地図にない不気味な森に迷い込む。スマホやラジオが突然壊れ、車も動かなくなったため助けを求めようと車外に出るが、乗ってきた車が消えてしまう。森の中に忽然と現れたガラス張りの部屋に避難したミナは、そこでマデリンとシアラ、ダニエルらと出遭う。彼らは毎晩訪れる“何か”に監視されているという。

【西京極の評価】
予告編詐欺の常習者である父シャマランが、今回は娘と共謀してどんな詐欺映画を観せてくれるのか？期待半分、不安半分で劇場へ足を運んだが、意外にも女性が好みそうなロマンティックでオーソドックなファンタジーでした。映画の象徴として度々登場する双子と鏡。それを効果的かつ幻想的に観せようという演出は、良く言えば素直、悪く言えば凡庸。あの捻くれた父シャマランの血は引いてないのか、それともこれから捻くれるのか…ちょっと楽しみｗ

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆★★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽/音響　☆☆☆★★