6/22 第19節 サガン鳥栖戦（佐賀・駅前不動産スタジアム）

３失点病再発したままリーグ戦折り返す

リーグ戦折り返しとなるアウェイゲームは、サンガと勝ち点１４で並ぶ１８位・鳥栖とのサバイバル６ポイントマッチ第２弾。思い返せば昨シーズン、アウェイ鳥栖戦でアピがモニョモニョモニョして退場となって、良美ちゃんの謎ジャッジもあって衝撃的な逆転負け。そこから残留争いに完全に巻き込まれた因縁のカードでもある。今年はあの時の借りをきっちり返して危険水域から脱出してもらいたい！


試合当日の朝６時半にサポ仲間の車に乗って京都を出発。この日の天気予報はほぼ雨。駅スタのゴール裏は申し訳程度にしか屋根がない。濡れるのは覚悟で臨まねばなるまい。約８時間高速道路移動で駅前スタジアムに到着。到着時、雨は降っていなかったが、いつ雨になってもおかしくないどんよりとした曇り空。そして湿度がハンパなく高い。これは選手にとってもサポにとっても厳しい試合になりそうだ。

【サンガのスタメン】
　GK： ク・ソンユン
　DF： 福田、宮本、鈴木義、佐藤
　MF： 川﨑、金子、平戸
　FW： 豊川、原、松田天
　SUB： 太田、アピアタウィア、鈴木冬、福岡、トゥーリオ、山﨑、一美

サンガはホーム初勝利した札幌戦とスタメンもベンチも変更なし。勝ちのイメージのまま連勝を狙おうという事か？それそろ大智にもゴールが欲しいところだが…

【試合感想】
風上のサイドをもらったサンガが主導権を握っていた前半。ハイプレスが機能し、何度か高い位置でボール奪取に成功するシーンも多かった。この自分たちの時間帯にゴールを奪えなかったのがこの日のすべてだった。サンガのゴールはことごとく鳥栖ＧＫ朴一圭の正面を突いてしまいネット揺らせず。

こういう時は往々にしてチャンスは相手に巡って来るものである。案の定後半、風下に回ったサンガはセカンドボールが拾えなくなり、鳥栖の素早いカウンターから立て続けにマルセロ ヒアンにゴールを決められ、前線一気の３枚替えを敢行した直後に３失点目を許し、勝負はあっさりと決した。その頃には堪えきれずに雨が落ち始め、その雨にもめげず「せめて一点でも返して意地を示してくれ！」と応援を続けるサンガサポ。だがその願いも空しく必勝を期したサバイバルマッチは、大量失点で完敗を喫する事となった。

【試合後】
スコアは０－３だが、実際は前半に１回、後半にも１回、ＶＡＲによるオフサイド判定で鳥栖のゴールが無効になっている。このゴールが両方とも認められていれば５失点になってもおかしくないゲームだった。この敗戦でせっかくの札幌戦の勝ち点３も雲散霧消。翌日に試合が予定されている札幌の結果次第ではまた最下位に転落する恐れも十分ある。試合後はサポーター席から拍手は皆無。ブーイングと怒号が飛び交う中、ぐっしょりと濡れた大旗を片付けて重い脚を引き摺りながらまた８時間かけて京都への帰途についたのでした。嗚呼、辛い…



【試合結果】　鳥栖３－０京都

【観客数】　6,635人 （雨予想の試合の割には入った…のか？）

【得点者】
　鳥栖 ： マルセロ ヒアン58、60、長沼76

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK： ク・ソンユン5.5
　DF： 福田５、宮本5.5、鈴木義５、佐藤5.5（67分 鈴木冬5.5）
　MF： 川﨑5.5（80分 福岡５）、金子５、平戸5.5
　FW： 豊川５（63分 一美５）、原4.5（63分 トゥーリオ5.5）、松田天5.5（63分 山﨑５）

【現在のサンガ成績】　３勝５分１１敗　勝ち点１４　１９位

【今日の私的MOM】
　宮本 優太 ： 本来のポジションではないＣＢを担いつつ、攻撃参加もしたが…