7/21 第24節 松本山雅ＦＣ戦 （長野・松本平広域公園総合球技場）

写真：パーサも珍しく松本出張したというのに…冴えない試合内容
首位VS最下位、点差以上の完敗

どこ相手でも勝てる気がしない。
点が獲れない。
失点が止まらない。
チーム状態が上向く気配もない。

ナイナイ尽くしのサンガが今回アウェイで対戦するのは、現在首位の松本山雅。
普通に考えれば、勝ち点を持って帰るのは厳しい。
それでも最下位に沈んでいる今、勝つしかない。
僅かな希望は新加入選手が起爆剤となる活躍をしてくれる事。

酷暑の京都をサポ仲間Ｍクンの車で１０時半に出発。
途中渋滞もなく１４時過ぎに松本に到着したが、松本も京都に負けず劣らず暑い。
今年のアルウィンはアウェイサポの入場口がメインスタンド側に変更されていた。
おまけに割り当てられたブロックも２ブロックほどでかなり狭い。
いきなりアウェイの洗礼やな。

【サンガのスタメン】
　GK： 清水
　DF： 石櫃、染谷、増川、本多
　MF： 仙頭、重廣、庄司、小屋松
　FW： レンゾ・ロペス、岩崎
SUB： 若原、牟田、湯澤、望月、ジュニーニョ、福岡、大野

スタメンに新加入の庄司がボランチとして起用された。
ベンチにはこれまた新加入のジュニーニョも入っている。楽しみだ。
脳震盪になり休んでいた圭介も復帰、ヘッドギアを付けたままゴールマウスを守る。

【試合感想】
試合は双方互角の展開。
お互いにチャンスとピンチがあった。

だが、内容的には僅かに差があったように思う。

松本山雅の攻撃は縦への展開が早く、最後はシュートで終わっている。
一方、サンガの攻撃は横パスが多く、遅い。
松本山雅が守備に戻る余裕を与えてしまい、結果シュートを撃てないで終わる。
この攻撃の質の僅かな差の蓄積が前半４２分の失点に繋がったと思う。

今のサンガにとって、この１点のビハインドがキツい。

後半に入ってジュニーニョを投入したが、状況は好転せず。
チャンスは増えたが、相変わらずフィニッシュがない。
終盤に耀平を入れてパワープレーを敢行するも、最後までシュート放たず。
結局前節に続き、ウノゼロ負け。番狂わせはなかった。
点差は最小だが、その１点の差は決して僅かではない。

新加入選手もこの試合に関してだけ言えば…う～んという出来。
ボランチの庄司は大きなミスはなかったが、オッと思えるプレーもなかった。
ボールを左右に散らすだけで、期待したキラーパスは出なかった。
ジュニーニョにいたっては相手ＤＦにあっさりボールを奪われるフィジカルの弱さを露呈。
ウロウロとボールを追いかける姿だけが印象に残った。
まあ、移籍初出場だし、この試合のプレーだけで判断するのは酷。
もう一、二試合くらいは様子を見るしかなさそうだ。

前節では試合後ドッと疲れたが、この日は応援で疲れもしなかった。
それほど盛り上がらない試合内容だった。
良かったんだか、悪かったんだか…

さあ帰るべぇと、車を停めた駐車場へ向かう道に迷い、一時間ほど夜道をウロウロ。
試合終了後にまでアウェイの洗礼を受け、散々な松本遠征でありました。
チャンチャン。


【試合結果】　松本１－０京都

【観客数】　12,003人（サイド席には空席目立つもさすが山雅サポの一万人越え）

【得点者】
　松本 ： セルジーニョ42

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK： 清水６
　DF： 石櫃５、染谷5.5、増川5.5、本多4.5
　MF： 仙頭5.5（ＨＴ 福岡5.5）、重廣５（68分 ジュニーニョ４）、庄司５、小屋松4.5（83分 大野４）
　FW： ロペス5.5、岩崎６

【今日の私的MOM】
　岩崎 悠人 ： 左サイドで孤軍奮闘、チャンスメイクはしたがゴールには至らず

【サンガの現在の戦績】
　４勝４分け１５敗　勝ち点１６　２２位