北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

夕張岳 (65山目)

2021年10月24日 18時48分09秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2012/6/29

山名:夕張岳
標高:1,667m
場所:夕張山地
コース:大夕張コース
標高差:1,168m

ガイド標準時間:登り4時間10分 下り3時間 計7時間10分
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:4:17
登山口着:6:18
出発:6:28
山頂:10:32
所要時間:4:10
駐車場着:13:55
登山時間:7:28


夕張岳に行って来ました。
北海道の花の山で5本の指に入る山でしょう。

アポイ岳や大雪同様に季節によって見れる花が続き
春から秋まで飽きさせない

時期は6月も終わりごろ
夕張岳の代表的な花を見るにはちょっと遅かったが…

それでも期待して札幌を出発
この当時はシューパロダムが完成しておらず
夕張岳登山口へは有名な橋を渡って行きました(現在はダム湖に沈んで渇水時期に顔を出すようだ)

ゲート前に着

平日だったけど先行車が3台くらいあったと思う
一応クマ対策のためにも先に人が入っているのは心強い


ゲートをくぐってすぐ正面に見える滝



前回は一昨年の8月に行ったがその時の方が水量が多い
雨が降ったあとだったかな?

そんなことで寂しい流れに。

 

前回は2010年の8月
あきらかに違うのは咲いている花と新設された標識だ

花の夕張岳に登る今回は登山のことより花と新しい標識を
紹介させていただきます。



さてコースは前回同様に冷水コースで




この水場までが一つの登りどころ
登ったところでこの沢水がコルゲートパイプから出ているが
よほど水が無ければ飲むことはしない。

冷水の沢

 

少し登って前岳の沢




さらに登って石原平へ




シラネアオイの群生で有名なところ 白花が多かったねぇ
だが今回は終わり頃でだった。


タチツボスミレ

 

望岳台で一休み


目の前の滝ノ沢岳がかっこいい だが登山道は無い
前回より芦別岳だけがくっきり見える

 

サンカヨウが咲いていたね



ここまで1時間40分
きつい登りは終わった!


ここから前岳の基部をトラバース
廻り終わって返り見る

この山にも高山植物がいそうだね。

 

 

最初の残雪地、ここからは

憩沢
前岳湿原
ガマ岩と

花を見ながらの緩やかな登りや平坦地
夕張岳花の核心部分がずっと続くのだ

 

憩沢

 

水場にエゾノリュウキンカ

 

ミヤマキンポウゲも黄色の花

 

コミヤマカタバミ

 

キバナコマノツメ



咲き始めのキレイなエゾウサギギク 黄色の花が多い

 

湿原に入っていく ここから山頂も望める

 

男岩

 

ここからは花、花、花だ

ハクサンチドリ

 

チシマヒョウタンボク

 

トカチフウロ

 

コケモモ

 

エゾヒメクワガタ

 

がま岩

 

フギレキスミレ

 

ミヤマアズマギク

 

 

そして蛇紋岩崩壊地へ 



ここには固有のユウパリコザクラがある
夕張岳への目的の一つだ

時期的に少し遅いが
すでに登山道から見ることは困難と記載があった
目をこらしてロープの向こうを見ると


あったあった!




確かにあのピンク色が二つ


でも遠すぎて自分のコンデジズームでは
満足に撮影は無理だなぁ


それでも何とか撮影し
先へ進むと!?


すぐ近くにピンク色が・・・

おお いたいた ユウパリコザクラだ




終わりかけだが
まさか登山道のここで見れるとは・・・
良かった!

この唯一の登山道沿いにあった一株
その後どうなったかなぁ

 

もう一つ、初見の花が
ムシトリスミレ
 


この花は食中植物だね
盛りかな
たくさん咲いていて紫がキレイだった。
 
 
いくつか湧き水があるようでカップが置いてあったが
これも飲まないようにしている。


湿原の花 イワイチョウ
 
 
 
シナノキンバイ
 
 

エゾノハクサンイチゲ
 
 
 
シロウマアサツキは群生する
 
 
 
チングルマもあり
 
 

芦別岳がしっかり見えてきたぞ
 



 



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