ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

SFCGBロワ没ネタ 「世が明治なら政府を脅かしていたであろう逸材」

2014-11-04 20:49:08 | パロロワ
市街地の道路を凄まじいスピードでかっ飛ばす車が1台。
未来のレースマシン、ブルーファルコン号だ。
それを駆るのは、マシンの出展元。ご存じSFCを代表するレースゲーム、F-ZEROである。

「ふふふ、さすがだぞブルーファルコン号! 速さは強さ!
 どいつもこいつもこのマシンでひき殺してくれる!」

愛車のスピードに酔いしれるF-ZERO。だがテンションが上がっていても、彼は冷静さを失ってはいなかった。
ともすればエンジン音にかき消されそうな外部の音を、彼は聞き逃さなかったのだ。

「爆発音……? さっそく近くで戦闘が始まったか!」

状況の把握を優先するため、ブルーファルコン号のスピードを緩めるF-ZERO。
だが結果として、その行動が彼の命取りとなった。

突如彼の前に、黒くて丸い何かが落下してくる。
それが爆弾だと気づいたときには、すでにF-ZEROは愛車もろとも爆炎に飲み込まれていた。


【F-ZERO 死亡】


「ふふふ、上手くいったな……」

爆発炎上するブルーファルコンを上空から眺めるのは、金色のマントを背に滑空する怪しげな男。
そう、爆弾使いといえばもちろんこいつ。スーパーボンバーマンである。

「爆風をマントに受けて空高く飛び上がり、上空から爆弾を落として攻撃する……。
 これぞ俺の考えたまったく新しい戦闘スタイル、名付けて『飛空発破』!
 俺はこれで勝ち残ってやるぜ! 多人数での殺し合いなら慣れっこだからなあ!!」

おのれの自信を誇示するように叫ぶと、スーパーボンバーマンは次の獲物を求めて飛び去っていった。


【D-3 市街地】

【スーパーボンバーマン】
【状態】健康、マントボンバーマン
【装備】スーパーマント@スーパーマリオワールド
【道具】支給品一式
【思考】
1:全員爆殺して優勝だ!
※外見は白ボンの仮面をかぶった男です。
※「爆弾を無限に作れる」能力を持っています。ただし、一度に出せる爆弾は一つだけです。
※ランダム支給品のマント羽根@スーパーマリオワールドを使用しています。
コメント
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