アニジャ氏のブログを読んでいたら、自分も過去の歴史を晒そうかという気になってきまして。
と言うわけで、今日から不定期に以前書いたオリジナル野球小説のキャラを晒していこうかと思います。
去年の夏に書き手同士の企画でオリジナル小説を発表しましたが、自分が発表したのはこの小説の番外編ということになっています。
タイトルは「輝け!仙台サンダース」。もし仙台にプロ野球チームができたら……という話だったのですが、書いてるうちに本当にできちゃったわけで。
このときほど「事実は小説よりも奇なり」という言葉を噛みしめたことはありませんでした。
まあそれは今回どうでもいいわけで。
とりあえず第一回は、メインキャラの三人を紹介します。
○佐々木章博(ささき・あきひろ)
東光台高校→仙台サンダース
ポジション:投手
主人公。
肩に先天性の障害があり、球数を投げられないためストッパーの道を選ぶ。
当初は高速スライダーを決め球としていたが、1年目のシーズン終了後にオリジナル変化球「サンダーナックル」を会得。
以降はそれが決め球となる。
性格は年齢からは考えられないほど純真無垢。「知り合いの連帯保証人になって破滅するタイプ」などと揶揄されている。
寺崎、松木とは、物心ついた時からの親友である。
○寺崎智宏(てらさき・ともひろ)
東光台高校→仙台サンダース
ポジション:捕手
佐々木の登板時のみマスクをかぶる控え捕手。
高校時代交通事故で重傷を負うが、それがきっかけで超能力じみた洞察力を身につけることになる。
ただしそれが発揮されるのは集中力を高めた時だけなので、そうそう乱用はできない。
守備については高く評価されているが打撃は今ひとつで、作中でヒットを打つシーンはほとんどない(もともと打席に立つ機会が少ないというのもあるが)。
性格は真面目で冷静。ただし怒らせると怖く、松木にはよく鉄拳制裁を喰らわせている。
○松木秀一郎(まつき・しゅういちろう)
東光台高校→仙台サンダース
ポジション:一塁手(三塁手・投手)
主役より目立つ岩鬼ポジションの男。
主に五番を打つ、サンダースきっての長距離打者。
ボール球だろうがお構いなしに打ちにいくことから、「悪球打ちの松木」と称される。
性格は陽気でいい加減。だが野球に関しては誰よりも真摯な熱血漢である。