ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

PLACE TO PLACE

2008-12-30 21:32:53 | 雑談
他の書き手さんたちのブログでは、たまにお薦めの本を紹介したりしていますね。
ボマー氏のブログなんかは、それがメインです。
ですが自分は、そういう行為を意図的に避けてきました。
なぜなら、自分の好きな作品はマイナーすぎたり古かったりで入手困難な場合が多いからです。
自分が紹介して興味を抱いてもらっても、手に入らないのでは相手にもどかしい思いをさせるだけです。
リアルで付き合いのある友人なら自分が持っているのを貸せばいいのですが、ネット上で不特定多数の人に紹介するのではそういうわけにもいきませんしね。
かといって、ジョジョやネギま!のようなメジャー作品は、わざわざ自分ごときが紹介するまでもない。
そんなわけでお薦めのものを紹介なんてのはしてこなかった自分ですが、今回初めて挑戦してみようと思います。
理由? 単なる思いつきです。
というわけで、割とマイナー! 2巻が出たばかりで、比較的入手も容易!
そんな紹介にうってつけな作品はこれ! あっちこっち!


はい、自分ロワにも出場させている漫画ですね。自分にとっては、今年の掘り出し物の一つです。
何せ、めったにしない表紙買いで入手した本ですからねー。情報源は表紙イラストと帯の文章だけ。
それで当たりが引けたのは、幸運と言うほかないのです。
で、肝心の内容ですが、シンプルにまとめれば「ほのぼの学園もの」。
ツンデレな女の子とその思いに気づかない鈍感な男の子を中心に、どこかずれた高校生たちがまったりと日常生活を送っております。
それでもって、この漫画の一番の売りといえば女の子=つみきと男の子=伊御の甘酸っぱいやりとりでしょう。
つみきが自分のことを異性として好きなことに、まったく気づくそぶりのない伊御くん。
しかし天然が入っている彼はしばしば甘ったるい台詞を真顔で吐き、つみき(と読者)を悶絶させてくれるのです。
以下は、先日暇つぶしで作った甘い言葉リスト。せっかくなのでここで使いましょう。

・つみきの手作り弁当が食べられるなんて―― 光栄だよ
・ハグしたい(喫茶店の制服を着たつみきを想像して)
・やわらかくて とても甘そうだね つみき(つみきの唇に塗られたチョコを、指ですくい取りながら)
・それが つみきなら…(「何でもかわいいって言うんじゃない?」と指摘されて)
・ちゃんと飲まないと 口移しで飲ませるぞ(風邪薬をいやがるつみきに対し、真宵にそそのかされて)
・風邪を治したつみきのほうが 可愛いかな
・そのチョコは 欲しい(バレンタインのチョコが雨でずぶ濡れになってしまい、落ち込むつみきに対して)
・おんぶとお姫様抱っこどっちがいいかな(腰を抜かして動けないつみきに対して)
・俺のものになれよ(罰ゲームの、「自分は絶対言わない言葉でプロポーズする」というお題で)

とりあえず、感想は読んだ方にお任せしましょう。とにかく、こんな恥ずかしい台詞を「ただの友達」にまったく照れることなく言ってしまうのが伊御というキャラクターなのです。
そりゃもう、読んでる方は甘酸っぱいもどかしさで悶えますよ。
というわけで、甘酸っぱい青春の恋愛が好きな方はぜひご一読を!
何だか予想以上に長くなってしまったので、今日はここまで。
本当に語りたかったところまでいかなかったので、明日(以降)に続きます。
コメント
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