中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

貴州人はマージャンが好き

2013年08月06日 | 貴州省

貴州人は麻雀好きとして中国でも知られているようで、貴州省外の人からも貴州人は麻雀好きだと良く言われているようです。以前私が住んでいた貴州省の省都の貴陽市等でもよく麻雀をやっている人を多く見かけました。街頭で麻雀をする人、マージャン店で麻雀をする人、レストランや食堂等の個室で麻雀をする人達、自宅で麻雀をする人等、麻雀をする場所は実に様々ですが、確かに貴州省では、実によく麻雀に興じる人達を沢山見かけます。

凱里市内にも実に沢山のマージャン店があり、店には多勢の人が詰め掛け、昼間から麻雀に興じる人が沢山います。しかし、貴陽市や凱里市等でも麻雀店という看板を掲げて営業している店は少ないようで、中には店の中が見えないようカーテン等で覆いをして、麻雀をしている店も多いようです。

凱里市内に「當」と言う質屋が今でも多いのは、地元凱里市生まれの中国人の話に拠れば、麻雀等の賭け事で負けて、お金が無くなって「當」を利用する人が多いからとの事です。

これは凱里市内で見かけた麻雀店で、店にもこのように「麻雀館」という看板を掲げ営業していました。が、このように看板を掲げて営業している店を見たのは、私は初めての事でした。


凱里市内のある路地裏に入ると、そこには麻雀屋が道の両側にズラリと並んでおり、麻雀屋は満員で、麻雀に興じる人が沢山います。


屋外で麻雀をする人達。


凱里市郊外のある村は、綺麗な河も流れており、農村の風景も楽しめるので夏などには川遊びをする人達が多勢詰め掛けますが、そこにもこの様に沢山の麻雀が出来る施設が並んでいて、麻雀をする人が多い。


公園の通路にも麻雀屋が。

 

貴州省等都市部のレストラン、食堂、会所等にも必ず麻雀の設備があり、レストラン等で個室を予約するする祭には、必ず麻雀をするか、しないかを聞かれます。以前ある大学で日本語を教えていたのですが、学生から食事に誘われ、その指定された店に行った所、そこは個室で、麻雀の設備があり、学生達は既に麻雀をしていました。麻雀が出来る個室で、食事前のひと時、さらには食後も麻雀するのが慣わしのようです。その時は一人だけ内モンゴル出身の学生が居たのですが、外省人である彼女は麻雀が出来ませんでしたが、残りの貴州省出身の学生は当然全員麻雀が出来ました。因みにこのときは全員が女性です。聞いた所、早い人は小学生から麻雀を覚えたそうです。

 

個室で麻雀をする女子学生。この時は、私も麻雀に誘われましたが、学生達の楽しみを奪うのは忍びないので参加しませんでした。



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