中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

貴陽市花渓公園で野外ロックコンサート開催中

2012年08月25日 | 貴州省

今私が、現在籍を置いている大学の近くに花渓公園という、かなり広い公園があります。そこでYOGA MIDI FESTIVAL 2012というロックコンサートが8月23日から開かれています。23日から26日まで4日間に亘り開催されるとの事です。貴州省以外からもコンサートにやって来る人も多いようで、何時もは花渓ではあまり見ない様な派手な姿、服装をした人達や外国人の姿をたくさん見かけます。

チケット代は、1日100元、4日間通しの場合は300元だそうで、結構な値段ですが毎日たくさんの人々がコンサートに来ているようです。また、会場内ではテントなどの貸し出しもしており、コンサートの間は公園内で寝泊りするファンも多いようです。特に、今日の夜の部には歌手「催健」が出演するとの事で、今日は特別に公園周辺は人が多かった様です。

哟(口+約という漢字)嘎(yo ga)とは中国西南少数民族の間で使われている場合には、哟は人と会った際や人を呼ぶ場合に使う言葉だそうです。また、嘎は接尾語に当たる言葉でもあり、感嘆詞としても使われるそうです。中国西南地区の乌蒙山周辺ではお互いに会った時に、お互い「哟」と言い合ったり、挨拶する場合等には「哟 嘎」と言うそうです。

しかし、残念なことに中国西南少数民族とは言うものの、一体どの少数民族が使う言葉かは触れていないため分かりません。乌蒙山周辺というもののどの辺りで使うかう言葉かは残念ながら分かりません。乌蒙山とは雲貴高原の主峰で、海抜約2900米で貴州省の中でも最高峰のひとつだそうです。

迷笛音楽祭は、中国のロックファンの間では有名らしく、毎回海外からも多くのロックバンドが参加するようです。プログラムやポスターなどによれば、実は今回も日本からLoudnessとFour Get Me A Notsという2組のロックバンドがコンサートに参加する予定だったのが急遽中止、取りやめになったようです。

急遽、日本のバンドの出演が取りやめになったのは、例の尖閣問題の影響と思われます。先週、貴陽市でも、ネット上で19日デモを行うようにとの呼びかけは行われたようですが実際デモが行われたのかは確認が取れません。ネット上で行われたデモの呼びかけ文は私も確認していますが、貴陽でデモが行われたかどうかは、今の段階では不明です。

私が、ネットで見た呼びかけ文の内容は、他の都市で行われた呼びかけ文とほぼ同じ様な文面で、集合場所、集合時間、デモのコース、解散場所などが記載されていました。またデモの際のプラカードなども各自準備するように指示がされていました。また、多くの友達や周辺の人にもデモに参加するように呼びかける事、また、愛国は口先だけでは駄目で行動で示そうとも書いてあり、私が見た呼びかけ文も、私が見た時点で約600人が閲覧したとの記録がありました。当然私が見た以外にも、別の呼びかけ文もあったようですのでかなり多くの人がデモの計画について知っていたと思われます。

 

花渓公園正面入口のチケット売り場。ネット上はむろんの事、貴陽市内の多くの店でもチケットは扱ってました。


公園入口では巨大スクリーンにコンサートの様子が映されていました。

公園内の巨大看板。

案内には日本からも参加するはずだった日本の2組のバンド名が書いてあります。

これはコンサートのチラシ。



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