中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

貴陽市は先週から冬に

2012年11月28日 | 貴州省

今日付けの貴州都市報等によると、貴陽市気象台は11月22日に、貴陽市が冬入りしたと発表したとの事。貴陽市気象台によると、連続して5日間の平均気温が10度以下になると冬と認定するそうで、この結果今年は22日に貴陽市は冬入りしたと宣言したそうです。

去年は11月30日、2010年は11月25日、2009年は11月13日に、それぞれ冬入りしたとのことですから、平年並みなのかもしれません。貴陽市の冬は、平均湿度が70%から80%と湿度が大変高いので実際の気温より、かなり寒く感じるとの事です。

また、湿度が高いので、貴陽市の冬は特に霧や雨が多く、今年の1月には24日間も雨が降ったそうです。貴陽の冬の雨は霧雨のような感じの雨で、まさに霧吹きで霧を吹きかけたような細かい雨が空から落ちてきます。

今日貴陽市は最高気温が6度、最低気温が3度と、この冬一番の冷え込みとなりました。公共バスにも、食堂などにも基本的には暖房設備がありませんので大変寒い思いをして生活しなければなりません。大学の教室や学生の住む寮などにも当然のごとくのように暖房設備はありません。事務室などにも小さな電気ストーブがあるだけですの、とにかく寒いです。

最近大学の近くに、暖房設備のある喫茶店が今年から開店したので、だいぶ助かっていますが、今日のように寒いと暖かさを求めて、いつに無く多くの人が来店し時間帯により満席で座れない事もあります。現在のところ大学周辺では、この店が唯一の暖房完備の店ですので、最近この店に通う機会が増えています。

今私が住んでいる部屋にも、暖房設備は電気ストーブだけですので部屋に居る間は無論ですが、寝るときも電気ストーブはつけたままです。

学生達は電気毛布なども当然禁止なので、学生達の間では、暖房器具としては湯たんぽが大流行の様で、中国には電気で温めるタイプの湯たんぽもあるようです。もっとも電気で暖めるタイプの物は中は水ではなく、違うものが入っているようですが。

 

 

 

 



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