ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

節電の夏 「待機電力」の勘違い

2012-07-28 00:00:40 | 街を徘徊して

北九州市 小倉祇園太鼓

(前回の続き)
今どきのテレビでは待機電力などを考える必要はありません。
ランプが点いていると然も電気を使っているように見えますが僅かなものです(待機中は“スリープモード”になり中の電子回路が自動的に切れます)。
逆にスイッチを入り切りした方がその度に回路の充電電流が流れ多くの電力を使います。
テレビなどの待機電力を問題にするのならば、炊飯ジャーの保温、電気ポットの保温、ミネラルウオーターのサーバーなどの方に目を向けるべきです。それと全国の自動販売機をなくすと原発1基分の電力使用が減ると聞きます。
多言語の福岡・博多案内サイト: 福岡・博多よかなび http://yokanavi.com
別の目線で:シアトル商社日記
 http://ppmj.blogs.com/newsletter/


節電の夏 「待機電力」という言葉はいつから

2012-07-25 00:10:00 | 街を徘徊して


いつから待機電力という言葉が使われ始めたのか思い出してみました。
昔のテレビはスイッチを入れても画面がすぐに出ずに、ボワーっと出て来るものでした。
今のような液晶ではなくブラウン管を使っていたからですが、ブラウン管は一種の大きな真空管で、中のヒーターを熱し電子を出す仕組みになっています。
だからこのヒーターが熱くなるまでは画像が出て来ない訳です。それでいつもヒーターだけを余熱しておき、スイッチを入れると同時に画像が出るようにしたのです。
確か日立のテレビが最初だったと思います。このテレビを「ポンパ」と言って盛んに宣伝していました。
スイッチをポンと入れるとパッと出るからポンパだそうです。
それから先は全部のテレビがこの方式になり、画面をすぐに見れるのが当たり前になりました。
その後「石油ショック」が来て節電が呼びかけられ、「テレビは大本のスイッチを切りましょう」ということで、この時に「待機電力」という言葉が出て来たと思います。

多言語の福岡・博多案内サイト: 福岡・博多よかなび http://yokanavi.com
別の目線で:シアトル商社日記
http://ppmj.blogs.com/newsletter/


コーンロウ編みになった全日空ボーイング787

2012-07-21 00:10:00 | 街を徘徊して


以前の全日空機は上部にラインが引かれていたためにモヒカン刈りのように見え、モヒカンジェットの愛称で親しまれていました。
(上写真:復刻版モヒカン機と787機)
ところで最新鋭のボーイング787は上から見るとコーンロウ編みになっていました(下写真)。



モヒカンジェットのページ:www.ana.co.jp/mohican


博多山笠が終わりました

2012-07-18 00:10:00 | 街を徘徊して

昨年は追い山を見に行けなかったので、今年は昨年の分まで堪能しました。
いつも見終わって帰る時に思うことですが、「山笠が終わったなあ、さあ今日から暑い夏が始まるぞ」と一種の覚悟するような気分になります。
それまで暑い日はあったのにそんなのどうでも良いことでして、今日からが本当の暑い日の始まりなのです。
ところで今年の追い山は日曜日でしたので見物客が多く(例年の1.5~2倍位と思います)、中には歓楽街の博多中洲で土曜日から徹夜で飲んでいたのでしょうか、交通規制の警官に盾突いているような酔っ払いが何人もいました。
それと救急車が3回も通りました。これらは例年にはなかったことです。

多言語の福岡・博多案内サイト: 福岡・博多よかなび http://yokanavi.com
別の目線で:シアトル商社日記 http://ppmj.blogs.com/newsletter/

 

 


早朝の博多の街に山笠が走る 追山笠

2012-07-14 00:10:00 | 街を徘徊して

明日7月15日早朝4時59分、神官の打つ大太鼓の合図で今年は千代流の山が最初に櫛田神社の境内に入り(櫛田入りと言う)、ここだけが「博多祝い唄」を唱和してから(1分間)スタートします。
以降、5分おきに残りの6流れが出て行きます。そしてゴール地点である5Km先の須崎問屋街のゴール「廻りどめ」まで約30分間の到達時間を競います。
そして最後に(距離は短縮されますがコースの一部を)上川端通の飾り山笠が走って今年の博多山笠の行事が終わります(正確にはこのあと櫛田神社で神々を鎮める能があって終了)。
ところで櫛田神社の前の道路では、午前2時には全ての山が揃いスタートを待っています。
勇壮ですよ、見物に来られませんか!

博多山笠公式HP:http://www.hakatayamakasa.com/index.php


かき縄 博多山笠

2012-07-11 00:10:00 | 街を徘徊して


山を担ぐ時は神輿のように棒に直接手をかけるのではなく、棒に回した縄の方をしっかり持ちます。
縄は棒に付属しているわけではありません、各自が持っているものを使います。
この縄を「かき縄」と言います。長さは120cm位あります。
縄をしっかり引くことにより肩に棒を固定させる役目と、担ぐ人が足がもつれても倒れないでぶら下がれるようにとの安全対策も兼ねています。
因みに担ぐ棒には名前があり、向かって一番右から「右肩一番棒」、同じく二番棒、三番棒、次に「左肩三番棒」同じく二番棒、一番棒となります。
ところで山が走る時、その前を町名を書いた板を持って子供たち(小学校高学年と中学生)が走ります。
この板は「招き板」と呼ばれ、”道に置かれた勢い水のあるところに山を招く”ということでこのように呼ばれているそうです。
  *かき縄は各自が心をこめて編み込んで作ります。

博多山笠(7月1日~15日)
博多山笠公式HP:http://www.hakatayamakasa.com/index.php

多言語の福岡・博多案内サイト: 福岡・博多よかなび http://yokanavi.com
別の目線で:シアトル商社日記 http://ppmj.blogs.com/newsletter/

山のぼせ 博多山笠

2012-07-07 00:10:00 | 街を徘徊して

15日の競走に使う「かき山笠」は約1トンの重さがあり、これを26人で5Kmのコースを担いで走ります。
しかし1人で連続しては走れないので次々と担ぐ人が入れ替わりますが、この替わり方はまるで水が流れるようで見事なものです。
担ぐ棒は前後それぞれ6本ありますが、中の2本は人が入れ替わりにくいのでベテランの担当となります。
担いでいる人の話しによると、山が完全に浮いている時は走り易いのですが、傾いたりして足が地面に着くと衝撃が肩に来るそうです。
山笠期間中、男は仕事を休んだり早く切り上げて山笠に尽します。これを「山のぼせ」と言います。
会社としてもこの“のぼせ”を認めるなど、博多の街に融け込んでいます。
子供も男の子は法被に褌姿で参加させています。
この小さい時の思い出はいつまでも忘れないだろうし、永年続けられる原点だと思います。

博多山笠(7月1日~15日)博多山笠公式HP:http://www.hakatayamakasa.com/index.php
多言語の福岡・博多案内サイト 福岡・博多よかなび:
 http://yokanavi.com
別の目線で: アトル商社日記:
 http://ppmj.blogs.cm/newsletter/


カメラ売り場で炊飯ジャーを売っていた

2012-07-04 00:10:00 | 街を徘徊して


博多駅に隣接する大型家電量販店のカメラ売り場で、なんと完全場違いの炊飯ジャーが一緒に売られていました。
しかしこれにはちゃんとした理由があるようです。
震災後から途絶えていましたが、中国からの大型クルーズ船の博多寄港が復活し始めました。
上陸しての滞在時間は9時間だそうで、この間に観光もして買い物もするのでバタバタしたスケジュールになりますが、店としては如何に短時間で客の購買欲を満足させるかがカギとなります。
中国ツアー客の売れ筋は1眼レフカメラ、化粧品、炊飯ジャーだそうです。
このことから容易に想像できますが、カメラ売り場に炊飯ジャーを一緒に置いておくと売れる可能性が大きくなるということでしょう。
ところで、日本製の炊飯ジャーはご飯がおいしく炊けることと故障しないことで中国ではとても人気があります。

博多山笠(7月1日~15日)
博多山笠公式HPhttp://www.hakatayamakasa.com/index.php