今治市の加計学園騒ぎで今年の流行語大賞みたいになってしまった「国家戦略特区」。
実は福岡市も創造のための雇用改革拠点「グローバル創造・雇用創出特区」の指定を受けています。
国からの押しつけではなく、福岡市が独自のプランを出して、それが特区として認められたものです。
起業する人のために、作業場所の提供、税制面の優遇、販路の支援などを行っています。
ゲームソフト分野では着実な成果が出ているようです。
また海外の起業家を積極的に受け入れるために、欧州のエストニアで行われた起業のための展示会「テクノロジーレファレンスLatitude59」に日本からは唯一、福岡市が出展しました。
今年で2回目の出展となりました。
世界中から集まって来る起業家、投資家に「スタートアップシティ・フクオカ」、「日本のゲートウェイ」の宣伝をしています。
私は何の関係ないのに福岡市の代弁者みたいになりましたが、それくらい今の福岡市は面白くなったと思います。
今の市長になってからずい分変わりました。
ガチガチの保守系から革新系政党主導の市長に代わり、それが続いていました。
しかし前々回の選挙で政党とは関係のないアナウンサー出身の市長が誕生しました。
何もできないだろうと思っていたところ、逆に何のしがらみもないので次々と新しいことができる市長となりました。
ニュースに流れた先日の国家戦略特区の全体会議でも、大臣の隣りの席は何と福岡市の高島市長でした(福岡市が評価されている証)。
こんなことを前の市長がやれたか、できませんでした。
福祉政策しか出せないような政党主導では自由な発想もできないし、市としては発展もなく現状維持しかできない。
世界の評価も高いようで、何かの(忘れました、有名な)海外の雑誌で高島市長が「グローバルな市長」の5人に選ばれていました。
しかしいろいろ成果が出ているのにこれを認めないで、組織あげて(国会のように)何でも反対する「市長降ろし隊」が相変わらず多いのは残念に思います。全国でも新しい試みだったネット上だけの行政区、カワイイ区を1年で潰したのもこの人たち。
ところで戦略特区では起業に関するアイデアを募集しています。
採用されれば福岡市が全面バックアップします。
福岡市に代り(勝手に)お知らせします。