ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

ウンコまで流してくれる、ありがたい何でも自動化社会

2016-09-26 11:09:06 | 街を徘徊して

知り合いの人が子供のしつけで時々困っていることがあると話していました。
それはドアを開けたら閉めない、水を出したら出しっぱなし、電気を点けたら消さないなど。
この原因は身の回りが自動化されているからではないかと言っていました。

公共のトイレでは用を足しても流さない人がいるそうです。
家庭のトイレでは自動で流れるものがありますのでこの癖が出てしまうのでしょう。
メーカーとしては付加価値を付けようとしていることですがありがた迷惑の感じもします。
その内、用足しは終わったかまで判断してボタンを押さなくても自動お尻洗浄してくれるのも出るかもしれません(冗談)。
しかしトイレメーカとしてあと何をするつもりでしょう。殺菌トイレは出ましたが。

話を最初に戻しましょう。
「何でも自動化」に慣れてしまうと何も考えなくなるので脳が退化してしまいます。
近頃どうも頭が悪くなったと感じている人は年のせいではなく、至る所の自動化が原因かもしれません。
安心して下さい。このような人はこれから増え続けますので「自動化外来」が出来ると思います。
そして全て手動でやらせて脳の回復を図るリハビリ施設も。
もちろん保険適用です。ん?


渋谷のロフトで買った招き猫から昔話を

2016-09-21 08:10:41 | 街を徘徊して

写真は30年位前に渋谷のロフトで買った招き猫です。
古いので色もくすんでしまいましたが買った時はいい色をしていました。
エスカレータの正面に置いてあり、見るなりどうしても買いたくなりました。

この頃はロフトの店舗はここだけで「西武百貨店ロフト館」と言っていました。
今は全国で50店舗近く展開しています。
福岡には7~8年前に「天神ロフト」が出来ました。
売り場面積は渋谷ロフトと同じで、全国で4番目の広さだそうです。

ところで天神ロフトが入っているビル(オーナーはあの三菱地所)には、前は「秋葉原が天神に来た」ということで電器店、電気部品店を集めていましたが、
その後はテナントがしょっちゅう変わっていました。

天神ロフトは福岡市中心部の一等地に出店予定でしたが、ビルが耐震構造でなかったので今の場所になったそうです。
京都だったら景観条例に違反する色「LOFTのコーポレートカラー=黄色」が目立ちます。

ところで渋谷ロフトの入り口では「LOFT」の字の一部が回っていた記憶がありますが、今も同じように字が動いているのでしょうか。

(天神ロフト)


朝晩が過ごしやすくなると、筥崎宮の放生会で秋の始まり

2016-09-16 07:52:25 | 街を徘徊して


筥崎宮の放生会の季節になりました。秋の始まりです。
昼はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しく感じるようになりました。
この筥崎宮の放生会は、博多どんたく、博多山笠と共に博多の三大祭りになっています。
博多では“ほうじょうえ”ではなく「ほうじょうや」と言います。

期間中は100万人の人出があり、参道にはいろんな店がぎっしり並びます。
変わったところでは新生姜を葉が付いたままで売っている店もあります。
これを縁起物として参拝帰りに買う人は多いです。
昔から近くの栽培農家が持ち込んで売っていたのでその名残りだそうです。
この放生会期間中は生活を共にしたペットの供養もできます。

放生会が終わると、大相撲九州場所、福岡国際マラソンと晩秋から初冬へと季節が移り変わって行きます。

筥崎宮は勝運の神様です。
鎌倉時代の蒙古襲来を神風を吹かせて防いだことから、歴代の名将も参拝し御神徳を仰いだそうです。
このような歴史から筥崎宮の楼門には「敵国降伏」と書かれたものが掲げられていますので、初めて参拝される人は驚かれると思います。
福岡藩主が大切に守り続け、その後は国の管理する官幣大社となり、戦後はGHQにより組織解体されて、宗教法人神社本庁に所属する神社となりました。日本の三大八幡宮でもあります。


“禁煙ブログ”1日2箱の私が、タバコ嫌いになった理由

2016-09-11 17:29:46 | 街を徘徊して

タバコが今の「JT」ではなく日本専売公社だったころ、堂々とこんな看板がありました。
「今日も元気だタバコがうまい」
その通りでタバコは健康のバロメータでした。
今は時代が変り喫煙者は罪人扱いになっています。禁煙したいと思っている人は多いと思います。

私は1日2箱を10年以上吸っていました。
何回も禁煙しましたが成功することはありませんでした。
それがいきなり丸反対になってしまったのです。

ある日、夜の8時頃に2箱目が切れました。
寝るまでには時間があるし、でも着替えて買いに行くには面倒くさいし。
出たくないので灰皿にある吸殻を伸ばしてフィルターぎりぎりまで吸いました。
それもなくなり、「吸いたい!」の衝動に駆られている時ふと思いました。
元気で一番タバコが旨いこの時に、逆に禁断の苦しみを楽しんでみようかと。

“苦しみを楽しむ”は3日間はできましたが、4日目になるとあまり苦しさもなく拍子抜けに、7日目位には期待して損したという気になりました。
食事した後の一服は至福の時間なのですが、不思議とタバコを買って吸う気になりません。
私の体は一体どうなったのだろうと半信半疑。
騙されていた脳が我に返り、吸いたいと言い出すのを待っていました。
しかしそのようなことはないまま1か月が経過、
久しぶりに居酒屋に行ったら思わず“タバコ臭い!”と言ってしまいました。

ただの禁煙だったら、吸いたいけどガマンしているとか、今日で禁煙何日目とか、
タバコの事が頭から離れることはありません。
これが禁断の苦しみを楽しむとなると、自分の禁断症状を客観的に見ていて人体実験をしているような感覚でした。
この考え方の違いが脳の動きを変え嗜好にまで影響を与えたのではないかと思います。
結果として禁煙になってしまい、それ以来1本も吸っていません。
誰か同じことをやってみませんか。

あ、年配者は禁煙など考えないで好きなだけ吸ってタバコ税で国に貢献して下さい。
もうそれくらいしかお役に立てることはありませんからね。


 


若い女性は見知らぬおじさんの横には座らない

2016-09-06 08:29:09 | 街を徘徊して


乗り物に乗って思うこと、
なぜおじさんの横には若い女性は座らないのでしょうね。何が嫌なのでしょう。

それなら自分が若い女性だったとしたらどうします?
おじさんの横に座りますか?
絶対座りませんね。
なぜですか?
臭いが移るみたいで嫌ですから。

ところが福岡ではありませんが駅始発の通勤時のバスに乗った時、
他の席は十分に空いているのに若い女性がわざわざ私の横に座ったのです。
当然私としては朝からうれしいことですが、物ごとには必ず合理的な理由が付いて来るものです。
当たりでした。

翌日、同じバスに乗った時、昨日私が座っていた席にその若い女性が座っているではありませんか。
そこで全てを理解してしまいました、昨日は彼女がいつも座る席に私が先に座ってしまったのだと。
それでしょうがなく隣に座った、車内は込み合いますので途中で降りるのに都合の良いその場所を自分の席にしていたのだと思います。
清楚な感じのきれいなお嬢さんでした(負け惜しみではない)。

このバスに乗ったのは2日間だけでしたが、次の日乗らなければ何も知らないままで、
「わざわざ私の横に座った」で終わっていました。
現実はなぜこんなに無慈悲で残酷なのでしょうか(大袈裟な)。


雷の恐怖体験がトラウマになっている

2016-09-01 08:38:25 | 街を徘徊して


8月初めでしたか落雷のために地震警報が誤動作して関東一帯に震度7の警報が出ました。
携帯には流れなかったようですが受けた機関などは対応に追われたことと思います。

この季節、雷が鳴ると思い出します。
8月も終わって9月の最初の週でした。若い時に長野の戸隠山に登り、ふもとのキャンプ村でテントを張りました。
9月初めのキャンプ村は貸テントが並んでいるだけで誰もいません。
食事も済ませあとは寝るだけになりました。

日が暮れるにつれ雷が鳴り出し、大雨になりました。
ピカピカと光っている間は良かったのですが、テントの中から稲妻の放電が透けて見えるようになり、
光の色も青白からピンクに変わり近くに落ち始めました。
あり得ませんがバリバリという音の方が光より早く聞こえる感じがしました。

本当にヤバイと思い空いていた近くの大型テントの中に逃げ込み、大地との絶縁を取ろうと空気マットを広げその上にいました。
幸い雷の直撃は受けませんでしたが、その時は覚悟を決めていました。
激しい雷雨でしたのでテントの中までズブ濡れになり、翌日は予定を変更して濡れた物の天日干しをしました。

これを思い出と言って良いのかどうか。
今はこれがトラウマとなり、雷がピカピカしている時には傘を差して歩く勇気がありません。