ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

人生には知らなくていいことがあふれている

2015-07-31 23:43:10 | 街を徘徊して


博多山笠 追い山ならし

羽田空港で福岡行き便をゲートで待っていると、後ろで年配者が職員を怒っています。
「俺が会議に間に合わないと皆が迷惑するんだ!お前らこのことが分かっているのか!」
何事かと思いましたら、こうゆう事のようです。
予約していた便に搭乗手続きをした時に、「会議に間に合わないから早い便に変更してくれ。金はいくらでも出すから」と言ったみたい。
しかし夏休みの混雑でこれは実現出来なかった。
このおやじ、金を使えば何とかなると思い込んでいるようで、「いくらでも金は出すと言ったのに何もしなかったからだ」ということを何度も言っていました。
それで職員の怠慢だと怒っているのです。
聞いていて今どきこんな者がいるのか、金で解決させようなんてバカじゃないかと思いました。
誰だってそう思うでしょう。
「もう2度と○○(航空会社の名前)には乗らん!」と言っていましたが、2人のぼそぼそ話で騒ぎは終了。今までの騒ぎは何だったのだと思う終わり方でした。
まあ何らかの“利益供与”はあったものと思いますが、このおやじ、イライラとかごね得をしようと騒いでいたのではないので深読みをして逆から考えてみました。
(次回に続く)


大宇宙へのロマン 

2015-07-24 21:11:23 | 街を徘徊して


日本人で10人目となる宇宙飛行士が昨日宇宙に行きました。国際宇宙ステーション(ISS)の中で5か月間暮らすそうです。
ところでこのISSは地球の周りを秒速2Kmで回っていまして、その地球は太陽の周りを秒速30Kmで回っています。
そしてその太陽系全体は天の川銀河の中で秒速220Kmで動いているそうです。
こんなに速く動いているのに銀河の外に飛び出さないのは銀河中心から引っ張られているからだそうです。
この銀河中心にはブラックホールがあることが確認されています。
ところで銀河の外側に行けば行くほど重力が少なくなりますのでそこにある星の速度は落ちないといけないのに、ある距離から先は速度が落ちなかったり逆に上がるという現象が見られるそうです。
そうなるとその場所には重力を肩代わりする何かの物質が存在しているのではないかと考えられています。
しかしその物質は見えないし正体がつかめないので「暗黒物質(ブラックマター)」と呼ばれています。今回のISS滞在でこれを研究することになっているそうです。
この暗黒物質は天の川銀河だけのものではなく、230万光年離れたアンドロメダ銀河でも同じような現象が見られるそうです。
私は星と星の間は真空で何もないと思っていましたが、銀河レベルで考えるとこれではエネルギー的に説明がつかないことが多いそうです。
暗黒物質とはどんなものなのでしょう。


引き続き 馬のうんちく

2015-07-18 07:31:32 | 街を徘徊して


競馬場で走る競走馬は何千万円というのが常識ですが、競争しない乗馬クラブなどの馬は意外と安く、大学の馬術部などではタダで手に入れることも多いそうです。
しかしちゃんとした(知能が高くて各種競技をこなせる)馬は大体200万円位が市場相場だとか。
あんな大きな身体つきですが草食動物で肉類は一切食べません。
主食は乾燥した稲わらですがそれにタンパク質補給のために豆類を食べさせているそうで、その結果フンとか尿は意外と臭くないそうです。
中にはあんパンが好きな馬もいるとのこと。
馬の知能は3歳児と同じだそうで、犬の方が頭が良いそうです。
馬は非常に臆病者で目の前に急に何かが出て来たりすると異常にびっくりするそうで、これが原因での落馬事故が多いとのこと。
ところでバカ馬はいくら教育してもバカ馬のままですが、ちゃんとした馬はそれなりに学習できて賢くなるそうです。


競馬のうんちく

2015-07-10 23:48:08 | 街を徘徊して


(博多山笠始りました 飾り山笠と噴水のコラボ キャナルシティ博多)

今まで競馬はやったことはなく興味も持っていませんでしたが、そんな中、土曜日の午後になんとなくテレビを見ていると競馬番組をやっていまして、馬が走っている姿を見て気付いたことがあります。
それは走る方向に右回りと左回りがあるということ。こんなことは当たり前のことでしょうが、私としては「何で?」でした。
で、調べました。
競馬場は日本中央競馬会(JRA)のものと地方競馬のものとに分かれていまして、JRAが管轄している競馬場が全国で10か所、地方競馬場が15か所の計25か所になっています。
JRAの競馬場は1周1600m以上、幅員は20m以上と決まっていまして、それに対し地方競馬場は1周が1000m以上、幅員が16m以上と小ぶりになっています。
この25か所の内、左周りは7か所、殆どが右回りですがコースの高低形状などから都合の良い方に決められるそうです(外国の競馬場でもバラバラになっているそうです)。
ところで羽田空港から都心に向かう途中に大井競馬場がありますが、私はこれが「東京競馬場」かと思っていました。
ここは地方競馬場の1つで、東京競馬場は府中市にもっとでっかいものがありました。
テレビを見ていると馬は平坦路を走っているように見えますが、実際はコースには1~2m程度の高低差が幾つか設けられているそうです。
最後に、JRAを監督しているのは農林水産省生産局畜産部競馬監督課、地方競馬は地方自治体にお任せとなっています。
競馬スケジュールを調べてみると、毎週土、日は必ずどこかで競馬が行われているようです。


お金の魔力にとりつかれると 

2015-07-04 20:44:01 | 街を徘徊して


(博多山笠が始まりました)

昨年7月から始まった中国の「キツネ狩り」、習政権が進めている腐敗の摘発です。
本来は人民のために滅私奉公で働くべき中国共産党員ですが、横領などで私的蓄財をし、それを海外に回避させ、今回の摘発でやばくなって海外に逃亡した官僚100人を国際警察機構を通じて指名手配しました。
逃走先の40%はアメリカで、日本は逃亡先として魅力がないのでしょうか、0でした。
官僚になれるということはガチンコ党員なのですが、お金を前にしては共産党の理念など、どうでも良くなるのでしょう。
中国国内では役人の腐敗に国民の批判が強くなってきたので見過ごせない状況にもなっています。
余談ですが、実際に普通に役所から仕事をもらおうとしても賄賂なしには出来ないそうです。
中国の知り合いから聞いた話ですが、お役所から仕事をもらう場合は先に銀行に新しく自分の口座を作って預金し、そのキャッシュカードを役所担当者に渡すそうです。
引き出されたら口座を解約し、暫くすると仕事が来るそうで、賄賂に使った分は手抜きをして採算を取るそうです。
ところで官僚の国際手配は、人よりも海外に逃げたお金を没収することが目的という話もあります。
そもそも共産主義とは財産の共有、富の再分配という崇高な理念ではなかったかと思います。
そしてそれを遂行しなければならないのが共産党員なのですが。