ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

アナログとデジタル

2014-02-28 08:17:42 | 街を徘徊して


前回の「中」の話しの続きですが、デジタルと言うと「中」がなくて「1」か「0」か、
「YES」か「NO」かと思いがちですが実際はそう単純ではありません。
判断する基準が1つ(1ビットと言う)しかないならば1か0かの2通りしか選べませんが、
2つ(2ビット)あれば4通り、3ビットなら8通りと2の乗数通りとなります。
例えば20ビットなら2の20乗になるので1048576通りの区別ができます。
音楽のCDなどは32ビットなどが使われていますから天文学的な数値になります。
デジタルの良い所は1と0の組み合わせだけで表現できるので電気的に処理し易いことにあります。
ところで10進数の足し算では1+1=2ですがデジタルでは2進数が使われますので
1+1=10(ジュウではなくイチゼロ)となります。
因みに10進数での3は1+1+1=11(イチイチ)。
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“中”がある文化

2014-02-23 08:28:20 | 街を徘徊して


カレーを食べる時に聞かれること、「辛さはどうしますか?」
「中辛でお願いします」。
とにかく「中」にしておけば裏切られることはないという安心感があります。
カレーの本場のインドには行ったことがありませんが、当然ながらこんな指定はできないでしょう。
カレーは食べたいけど辛いのは苦手という人には甘口、もっと刺激をという人は辛口があります。
世界でこのような融通ができるのは日本だけではないでしょうか。
寿司でも松、竹、梅があって真ん中を選んでおけばそこそこ満足できるようになっています。
同じ「中」でも飲み物の量とか衣料の大きさのS、M、Lの“M”とは違った意味があります。
ところで自分が持っている生活レベルの意識としては、上、中、下と3段階に区別しても、
中だけは中の上、中の中、中の下があります。
大多数の意識としては「中」の中にどうしてもすがりついておきたいのです。
その他、意見を求められるとはっきり白黒はっきり言わないで曖昧な言い方になるのが多いですね。
この「中」があるというのは日本の文化ですから大切にしましょう。
話は変わりますがこれと同じような日本でしかできないお家芸、
ある大学の学生食堂で見たことですが昼定食のご飯の量が選べ、SS、S、M、L、LLと細かく分かれていました。
因みにSSはお寿司2貫分位、LLはどんぶり大盛りご飯です。L、LLだけ50円増しとなっていました。
やり過ぎかもしれませんが残こされるより良いでしょう。こうゆう芸当は日本人にしかできないと思います。
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伊勢神宮続き 写真撮影禁止

2014-02-18 08:13:20 | 街を徘徊して


(おかげ横丁の七福招き猫)

伊勢神宮の神前の撮影禁止場所で写真を撮っている外国人を見ると尊厳を傷つけられているようで気持ち良いものではありませんが、他での同じような話。
ローマのバチカン、ここはキリスト教の聖地ですが観光地でもあります。
お祈りをする場所に観光客がわんさと来るわけですが、礼拝場には「ここはお祈りをする場所です。静かにして下さい。」との立札があります。
キリスト教信者が聖地に来て静かにお祈りしているのに、宗教に関心のない人は観光気分なので騒がしい。
その土地にはその土地で生きている宗教がありますし、多くの人が信仰していますのでいくら無信心でも相手の尊厳を損なわないようにしましょう。
赤福(前)社長の話に戻りますが、計画では昔の「おかげ参り」の街を再現したくておかげ横丁を作ったのだと思います。
参拝に来た日本人に「心のふるさと」を感じさせたかったのに、外国文字が氾濫を始めて、日ごろから苦々しく思っていたのではないでしょうか。
ところでおかげ参りの街には遊郭もあったそうですがこれは再現させない?
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外国人には来てほしくない場所

2014-02-13 08:11:48 | 街を徘徊して


(おかげ横丁の招き猫 親子猫は珍しい)

先日、お伊勢さんの名物お菓子、赤福の(前)社長がおかげ横丁(伊勢神宮隣接商店街)に外国人は来てほしくないと言った、ということがネットに紹介されていました。
理由は、伊勢は日本人の心のふるさとだから、おかげ横丁は日本人に喜んでもらうための街にしたいとのこと。
(前)社長は伊勢市商工会議所会頭だった人ですが、自分が20年前に作ったこの街を東京の浅草のようにしたくなかったのか、
伊勢神宮にお参りしたのをきっかけとして、先祖から続いて来た日本の信仰文化を再認識してほしいとまでは言わないまでも、ここを日本人の心の拠り所にしたい、そのためのおかげ横丁と言いたかったのか、
発言の真意は分かりません。
これに関し思い出したことがあります。
伊勢神宮の参拝する所には大きな白布が下げられていて、中が見えないようになっています。
一般の神社のようにご神体を見ての参拝はできず、布の前からの参拝になります。
神様の格が高く直接伺うのは恐れが多いからでしょう。
日本人なら前に立ち少しは神妙な気持ちになりますが、日本の宗教には関心がないという外国人にとっては単なる観光場所の1つ。
ですから撮影禁止となっているのにお構いなしに写真を撮って警備員から注意されています。
日本では昔から生活に根付いている神道ですが、その総本山である伊勢神宮も自然豊かな公園という程度の認識かもしれません。
そしておかげ横丁は外国人に見せる“日本文化のテーマパーク”となってしまった。
これが発言の背景にあるのではと思いました。
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「建国記念の日」の“の”の意味

2014-02-08 08:36:43 | 街を徘徊して


「建国記念の日」の“の”には意味があります。
昔から2月11日を紀元節とか建国記念日と言っていました。神武天皇の即位日とされています。
これを正式に「建国記念日」として休日にしようとしたところ名称を巡って
当時の社会党(今の社民党)、共産党から皇室行事である、天皇崇拝につながるなどと反対があり、なかなか決まりませんでした。
それで誰が考え出したかは分かりませんが途中に「の」を入れることで最終的に決着しました。
そのようなことから「建国記念の日」となっているのです。
単なる「の」の一文字ですがこのような背景があります。1964年の東京オリンピックから2年後のことです。
余談ですが、当時の社会党は日教組を始め官公庁労組の支持を受けて、野党勢力としてはそれなりの力を持っていました。
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そりゃあ主人よりもペットだわ

2014-02-03 08:45:16 | 街を徘徊して


前回の犬の話で、ある入選した川柳を思い出しました(文字内容は正確ではありませんが)。
来世でも 一緒になろうねと 犬に言い
(お父さん、犬への愛情はあなたより格段に上なんですよ、分かっていますか)
その他、次のようなものもあります。
ペットより安い服着て散歩する (そうですね、犬でも猫でも10万近くしますからね)
肥満気味 「私と一緒」と苦笑い (どこのペットも可愛がり過ぎて肥満気味)
主人より愛情かけて金かけて (ペットには愛情のかけ甲斐がありますからね)
パパ帰宅 出迎えるのはペットだけ (犬だけが熱烈歓迎)
愛犬は健康食品 我、茶漬け (昔は残り物を食べさせていましたが、今のペット食は健康志向、おまけに高い)
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