(国慶節警備応援に来た地方警察官)
来週10月1日は毛沢東(もうたくとう)が建国宣言をした日、中国の建国記念日(国慶節)です。
毛沢東は辺ぴな農村の出身で、農民兵を引き連れて(労農紅軍)下層の解放のために戦い続けました。
そして70年前に日本と戦って勝利し(正確には、日本と戦って勝ったのは台湾に行ってしまった国民党)、その後4年続いた(国民党との)内戦に勝って今の中華人民共和国を建国しました。
毛沢東は共産主義での理想を目指し、地域ごとに人民公社という組織を作りました。
その中には病院とか学校もあり、食べ物から何まで全て無償にし、子供から老人まで安心して暮らせる福祉国家を実現させました。
しかしそれも15年、働いても働かなくても一緒なので生産量は落ち続け、更に兄弟国として工業を支援していたソビエトとは不仲になり、技術者も引き上げピンチに立たされました。
毛沢東は国内思想の統一をはかるために「文化大革命」を起こしましたが逆に国内は大混乱となり、これが毛沢東死去後、妻を中心とする4人組が逮捕されるまで続きました。
その後失脚していたトウ小平が返り咲き、改革開放政策によって今ある中国の基礎を作りました。
(退屈な話しですが続けます。民主党は次回で。)