ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

別の中国 見物記 (暴動鎮圧の予行演習?)

2011-09-28 00:01:22 | 街を徘徊して

(ファーストクラス専用ラウンジをのぞき見 北京空港)

前回の話の続きですが、警備を見て疑問に思いました。なぜVIP用ホテルの方を警備せず、関係のないホテル横の王府井(ワンフージン)大通りの入り口をふさぐような形の警備なのか、未だ何の騒ぎも起こっていないのになぜ装甲車と虎の子であるSWATが出て来ているのか、これはVIP警備にかこつけて暴動鎮圧・道路封鎖の予行演習をやっているのではないかと思いましたが、考え過ぎでしょうか。とにかく日本では絶対に見ることができない光景なので、これらの様子を写真に撮っておきたかったのですが撮れるような雰囲気ではありませんでした。(カメラを向ければ不審者扱いで連行されるような、そんな感じでした。おまけに見物人はいないし、外国人は私だけのようでしたから。)中国国内で何かあれば即刻これが再現されるのだろうと思います。

このような王府井も中まで入って行くと警官はいなくなり、若者で賑わっているいつもの繁華街になりました。このようなことからも、この警備を「ン?」と思う訳です。

 

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(パソコンによっては画像が縦伸びになるものがあるようです。)

 


秋を感じるようになりました 遅咲きひまわりが満開

2011-09-24 23:36:20 | 街を徘徊して

(道の駅 原鶴:福岡県杷木町)

 

台風が去ってから、朝がめっきり涼しくなりました。道の駅 原鶴では16万本の遅咲きひまわりが満開、絶景です。ミツバチがせっせと花の間を飛んで仕事しています。

 

 

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別の中国 見物記 (プチ戒厳令のよう)

2011-09-22 00:10:00 | 街を徘徊して

(若い時の毛主席の絵皿 北京空港)

<2年前になりますが、中華人民共和国建国60周年の大きな節目の、それも建国記念日寸前に北京に行きました。オリンピックの時と同じく国内テロに対する警戒が非常に厳しく、「別の中国」を見ることになりました。ツアー旅行では目にすることがない別の中国を紹介してます。>

 

北京一番の繁華街である王府井(ワンフージン)の入り口に、有名な老舗ホテルである北京飯店があります。ここは建国記念式典参加のVIPの宿泊場所になるのでしょうか、ホテルに入る車は全て、車の下まで鏡を使って検査をしていました。日本でもおなじみの警備風景ですが、日本と違うのはホテル横の王府井の大通り入り口を簡易封鎖し、黒装束に“SWAT”と書かれた特殊部隊がダ、ダ、ダッと連射できるマシンガンを斜めに持って、入り口をふさぐ形で一列になって警備していました。そしてそのSWATの周りを人数は少ないですが警官とパトカーが補足し、前には(戒厳令が出た天安門事件の時に使われた例の)装甲車がありました。この装甲車は威嚇用に配置されたと思います。凄い威圧感があります。ここの警備だけを見るとまるで戒厳令下のような感じでした。実際に空気もビリビリしていまして、通行制限が出ている訳ではありませんが、殆どの人がここを通ることは避けていました。しかしこの警備は何かおかしいぞと思いました。このことは次で。

 

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別の中国 見物記 (志願監視員という人たち)

2011-09-19 00:14:27 | 街を徘徊して

(タクシーで 北京)

ホテル前の道路の歩道には「志願監視員」の腕章をはめた民間人が50mおきに4~5人ずつ配置されていました。この人たちは5時過ぎるといなくなりましたが、真剣に監視しているようには見えず、住民強制割り当てで出て来たような感じを受けました。地下鉄車両の中にも2~3人この腕章の人が巡回していました。道路の方は年配者でしたが地下鉄の方は若い人でした。女性もいました。地下鉄は本当に志願した人かもしれません、きびきびしていて意識が違うという感じを受けましたので。

 

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別の中国 見物記 (ホテルの中にも警官が)

2011-09-16 00:02:22 | 街を徘徊して

(最遠端のE36搭乗口までは歩いて10分 北京空港)

泊ったホテルは建国パレードが行われる大通りに面していることもあり、客室前では無線機を持った警官がうろうろしていました。1Fエレベータの前にも警官が時々立っていました。ホテル内に愛想のない警官がいるのは異様な雰囲気です。記念日当日はテロ防止のため通り側の窓は一切開けられないとのことでした(古いですが“ジャッカルの日”を思い出しました)。このような状態ですから、私が不在の時には当然部屋内をチェックされていたことと思います。

インターネットで調べていたら天安門近くのいつもは高い日系ホテルが、ビジネスホテル並みに安かったので泊ることにしました。泊ってみると日本人は2~3人見かけただけで、朝の食事のレストランでも西洋人と中国人(ビジネスマン風)ばかりで、その時は日本人は私だけのようでした。建国記念日の騒ぎに巻き込まれないために日本のツアー会社が敬遠し、その結果泊る人が少なくなったので安くなったのではないかと勝手に想像しました。

 

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別の中国 見物記 (プロローグ)

2011-09-13 00:13:51 | 街を徘徊して

(北京 天安門)

2年前になりますが、中華人民共和国建国60周年の大きな節目の、それも建国記念日寸前に北京に行きました。オリンピックの時と同じく国内テロに対する警戒が非常に厳しく、「別の中国」を見ることになりました。ツアー旅行では目にすることがない別の中国を紹介しておきます。以下、その見物記です。

北京空港から空港鉄道と地下鉄を乗り継いでホテル近くの地下鉄駅まで来ましたが、改札出口では3人の警官が警備していました。改札を出て、何番出口から出たら良いかを構内にある地図を見ながら考えていましたら早速警官が来ました。来たのは若い女性警官で、予想に反しにこやかな対応で何処に行きたいのかと聞かれました。親切心からだったようです。こちらは職務質問に来たかと思い身構えましたが。

 

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9.11 10年前のニューヨーク9月11日 生き残ったレジスター

2011-09-09 22:50:19 | 街を徘徊して

(生き残った博多めんちゃんこ亭のレジスター:説明は下に)

 

雷の放電写真を見ると必ず思い出します。よろしければ下記サイトをぜひ見て下さい。

http://www.skiesofnyc.com   “ニューヨークの空”

中にある写真はカメラマンTommyFlynnが、自分が生活していた部屋の窓からニューヨーク世界貿易センターの夜景を撮り続けていたものです。撮っている時はまさかあのような結末になろうとは思っていなかったでしょう。もう二度とこのような写真は撮れなくなってしまいました。この世界貿易センタービルには福岡の地場銀行の支店もあり犠牲者が出ました。早いものでもう10年になりました。この場所「グラウンド ゼロ」に一度行きたいという強い思いはありますが残念ながら実現はできないでしょう。

 

生き残ったレジスター: ニューヨークの世界貿易センター1Fには「博多めんちゃんこ亭」のニューヨーク店があり、そこで使われていたレジスターです。(展示説明文より紹介、一部割愛させて頂きました)

2001年9月11日の同時多発テロ当日は、数名のスタッフがランチタイムの準備のために働いていました。スタッフによると特にアナウンスなどなく、沢山の人が逃げている姿を見て何か大変なことが起こったのだと感じ、スタッフ全員でビルの外に出ました。当店スタッフ全員は無事逃げ出せましたが、お店にいつも来て下さっていたお客様の中には被害に遇われた方もおられ心が締め付けられる思いです。

後日ニューヨーク警察から当店の金庫が見つかったので現地に引き取りにきてほしいとの連絡があり、崩壊した瓦礫の山を登り現場に行ったところ、あれ程の大惨事に関わらず当店だけがそのままの状態で残っておりました。店内から金庫とレジを持ち帰り、レジは藤崎本店で展示します。二度とこのようなことが起こりませんように。 博多めんちゃんこ亭

 

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中秋の名月 昔の思い出

2011-09-07 23:41:59 | 街を徘徊して

(台北市 薬草問屋)

中国の鄭州から洛陽まで車で移動していた時のこと。

飛行機の遅れで鄭州到着が2時間以上遅れたので、移動中に周りはすぐに真っ暗になってしまいました。車からはヘッドライトに照らされたところしか見えませんが、気が付くと暗い中に満月がありました。そうだ今日は中秋の名月だった! 完全に忘れていました。満月を見ていると初めて大連に行った時のことを思い出しました。それは今から30年前位になりますが、大連にこの季節に一カ月以上滞在しました。雲ひとつない空には大きく輝く本場の中秋の名月がありました。

店ではいろいろな月餅を売っていましたので買って帰りホテルで食べたこと、その季節の果物だったリンゴと葡萄は酸っぱ過ぎて歯がギシギシとなったこと、街灯のない街は暗かったが街路樹ごとに若い男女が抱き合っていたことなどが次々と思い出されました。

まだまだあります、国民全員が紺色の人民服を着ていたこと、自転車の洪水だったこと、ホテルで中華料理に飽きた頃、白ご飯にレトルトカレーをかけて食べたらまだカレーを知らない従業員から気持ち悪がられたこと・・・

今はこのような中国は見ることができません。

 

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台湾の人に聞いて下さい、本当です。

2011-09-06 00:03:02 | 街を徘徊して

(台湾 中歴市)

12日の中秋の名月を目前にして今日の月はまだ半分の仕上がり。「おい、間に合うのか?」と声を掛けたくなりますが冗談はさておき、台湾では9月12日は中秋節で休日になります(今年はうれしい3連休)。この日は中秋節=バーベキューの日となっています。私は残念ながら参加したことがないので分かりませんが、とにかく一日中みんなでバーべキューをするそうです(多い人は午前中に職場の仲間と、午後はサークルの仲間と、夜は家族と一緒に)。これは昔からあった習慣ではなく、ここ10年か15年の間に流行したことらしいです。聞く人によって何時から始まったのか返事は曖昧です。

話しによると、焼き肉のたれを作っているメーカーが毎年、この時期になると宣伝を繰り返していたとのこと。それでいつの間にかバーベキューをしたいという意識が刷り込まれ、十五夜が近づくと自然と「バーベキューだ!」というようなことになり、それに合わせてスーパーも肉屋も安売りをしたりで、全国的な盛り上がりになっているようです。日本のバレンタインデーと同じようなものでしょう。この時期、バスセンターではお土産を抱えて帰省する人を多く見かけます。高速道路も渋滞します。昨年は大型台風が直撃しましたが今年は大丈夫だと思います。ところでこの中秋節に食べるお菓子が皆さんご存じの月餅です。

 

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9月は「アジアマンス」

2011-09-03 23:02:25 | 街を徘徊して

(台湾 中歴市 果物店)

9月の福岡市は毎年「アジアマンス」です。

http://www.asianmonth.com/

アジアの玄関口を意識してのこのような企画を出せるのは、全国でも福岡市だけではないかと市の関係者でもないのに自負します。もう20年以上続いていると思います。この9月ではありませんが、アジアの子供たちを福岡市に呼んで「アジア太平洋こども会議」というのも開催されています。今年も博多山笠が終わった頃に行われ、アジア各地とハワイ、オーストラリアから約200人以上が福岡市に来てホームステイしました。

またこのアジアマンス期間中にアジア映画祭もあります。アジアの新作が市内の映画館で上映されます。メジャーの配給ルートにはまだ乗らないものですが、ここでの監督は後日話題作を出す人が多いように思います。

ところでこのようにアジアの玄関口を意識していますが、博多港に着いた中国クルーズ船の乗客にアンケートを取ったところ、再び福岡市に来たいと答えた人は残念ながら僅か6%だったとのこと。来たくない理由の多くは「案内が悪くて自由に動けない」、「面白いところがない」だったと記憶します。市長が今年から若い人に変わりましたので人気が出る福岡市に変わることを期待します。ところで、福岡市名物の屋台をもっと盛んにしたいということから、市長は早速「屋台課」なるものを作りました。

 

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台湾観光地 九分へバスで行く(3)

2011-09-02 00:17:07 | 街を徘徊して

(天空の九分)

(続き)11時半過ぎに着きましたが既に多くの人が来て賑わっていました。着いてホッとしたら腹がすいてきましたので、簡単な店に入って牛肉麺を食べました。あとから考えると何処でも食べられるようなものでなく、九分独特のもっと別のものを食べればよかったと後悔しています。喫茶店は4~5店あります。これらは景色が売りのようです。ここでも食事はできると思います。2時間位ゆっくりと見て回りましたが、午後からは団体さんが増えてきました。台湾人のツアー客だと思います。あの狭い所に団体さんが来ると逆方向には全く歩けなくなります。日本人の団体さんも来ました。混んできたので私は早々に撤退することにしました。帰るのに際しバス停がありませんでしたが、セブンイレブンの道路はさんで向かい側で待っていればバスが止まります(人が並んでいるので分かります)。台北行きの終点は朝に乗った場所でした。九分で滞在した2時間位の間に(1時間位は全く人が来ない所にいましたので、正確には1時間位の間に)日本人の若い女性の2~3人グループを3組ほど見かけました。団体さんからのはぐれでもないようなので、私のようにバスで来た人か、オプショナルツアーを使って来た人たちでしょうか。ガイド本を見ながら写真を撮ったりで、見てると楽しく旅行してます。おじさんには眩しい限りです。

 

(パソコンによっては画像が縦伸びになるものがあるようです。)

 

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