(入江千春 あかり絵の世界)
年末、銀行で
ATMの操作で分からないことがあったので説明を受けていました。
するとそこに私より年上の老人が来ていきなり
「カレンダーはあるか、くれ」
行員は「今こちらのお客様の対応をしていますので暫くお待ち下さい」と丁寧に応対。
すると老人は大きな声で
「○○支店長を呼べ!」
これに対しても同じ対応。
こちらとしても
「このおっさん、勝手に割り込んできておいて何言うとんねん」という感じ。
老人としては支店長の名前を出すことで、
お得意様であることを認識させ、
相手が従うとでも思ったのでしょう。
しかしそうならなかったので、なお腹を立てて
「もういらん!」と言って帰ってしまいました。
この一人興奮芝居を見て、
いったい何なのかと思います。
また、別の日のスーパーでは、
私と変わらない位の年配男性が「
そう置いたら割れるだろうが!」とレジ店員を強く叱っていました。
大声を出したので何事かと皆がそちらを見ました。
どうやら卵パックの扱いが悪いと言っているようです。
本人は“親切に”指導しているつもりなのでしょうが、
レジ店員も素人ではあるまいし、
こちらの方が品物の扱いには慣れています。
市役所で、「年金老人が窓口で騒ぐ」とブログに書いて
謝罪した市会議員がいてニュースになりましたが、
若い人からはそんな風に見られていると思います。
情けないがその通り。
私も年金老人の一人、自覚してキレないようにしましょう。
話のついでにもう一つ。
これもスーパーで、レジ逆走老人を見ました。
80過ぎも後半と思いますが、
正月飾りを持ってレジを逆に入って来ました。
レジの店員は注意してもダメと思ったのか、
次のレジ待ちのお客に断って相手しました。
支払いはその場ではないセルフレジになっているのですが、
機械を前にしてお金の支払い方が分からない。
クレジットカード入れに1000円札を無理に押し込んでいたので
店員が慌てて飛んで来ました。
これから先、キレ老人の他に、
このような考えられないことも多く起こると思います。