□一次入試・長崎総合科学大学附属高等学校
■一次入試受付 1月 5日(水曜)~ 1月19日(水曜)※本日まで
■一次入学試験 1月25日(火曜)
□サッカー部(第45回長崎県大会・新人戦)
1月23日(日曜) かきどまり運動広場 二回戦 佐世保工業高校 対 五島高校 勝者
□男子バレーボール部(平成22年度長崎県高等学校・新人戦)
1月29日(土曜) 諫早会場 一回戦 佐世保工業高校
本校には2つのブログがあります。本ブログ『笑顔いっぱい附属高校生』 ・ サッカー部ブログ『~熱~』。
今年に入ってからたくさんの方々にご覧いただいているようで、昨日はこの2つのブログを合わせて3000以上のアクセスをいただきました。本校の動向を気にしていただき、またご興味を持って閲覧いただき本当にありがとうございます。本校職員、また担当を代表して、心よりお礼申し上げます。
さて一次入試の〆切は本日までとなっております。よろしくお願いいたします。
また本日2年生は、2月1日から始まる修学旅行ガイダンス・1年生は午後から進路ガイダンスが実施されます。どちらも高校生活を充実させる大変素晴らしい行事です。
『苦境を切り抜けないことには、目標の達成はおぼつかない。』
先日よりご紹介させていただいている木原先生著書に、二宮尊徳先生の紹介がされていました。二宮尊徳先生と言えば農業に従事した勤勉家で仁義礼智信を備えた人物として即座に思い出されます。しかし実際のところ、農業に従事した期間は短く、今で言う経営コンサルタントにその人生の多くを過ごしました。名家や藩主の財政立て直しに奔走しました。尊徳先生が手がけたそれは皆、見事な利益復活を遂げ立て直しに成功します。時代的に天保飢饉を乗り切った先見の明は大きな評価を受けました。
そのような尊徳先生はさほど信念の強い剛胆だったのでしょうか?
先生は成果が上がらなかった際、約一ヶ月近く行方をくらまして山にこもったり、胃痛に難病したりしています。我々現代人と同じような葛藤。そこで先生は断食祈願をされた末、悟りを開かれます。
『世の中には、新しいことを始めれば、それに賛成する人もいれば、反対する人もいる。対立があるからこそ新しいものが生まれる。』 と。
ソクラテスの対話法・ヘーゲル・マルクスの弁証法を彷彿とさせます。大人でも迷いなく一日を過ごしていくのは簡単ではありませんから、高校生は一層です。チャレンジしている自覚を持つ。
青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のこと。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安易に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は年齢を重ねた時、老いるのではない。理想をなくした時、老いるのだ。
歳月は人間の皮膚にシワを刻むが、情熱の消失は心にシワを作る。
悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそが若さを消滅させ、
雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。
六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の
輝きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦する心・子供のような探究心
人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。
人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。
自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。
自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを感じ取ることができる限り、
その人は若いのだ。
感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、人間は真に老いるのである。
そのような人は神のあわれみを乞うしかない。
サミュエル=ウルマン
生徒諸君の学校活動には、心から元気をもらいます。今日も一緒にしっかり取り組みましょう!
※写真は、野球部監督・渡瀬先生