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NATO加盟申請に全会一致は必要なのか

2022年05月16日 | 日記

こんにちは、
フィンランドがNATOに加盟申請をする事が発表されました。
フィンランドは、ロシアと1300キロ以上に及ぶ国境に接しています。
ロシアの隣国であるウクライナへの侵略をみれば、フィンランドがNATO
に加盟を希望する事は、当然だと思います。早く、加盟国になったほうが
良いと考えます。

さて、加盟の申請がされた場合、NATO側は、すべての加盟国の賛成が必要とされ、
今回、トルコが受入れに難色を示していると報道されています。この全会一致で
なければ、NATOに入れないというシステムに違和感がありますね。これって、
国連でも常任理事国の一か国でも反対すれば、決議は採択されないという強力な
拒否権と同じように、権利の乱用につながるのではないでしょうかね。

今、ロシアの侵略行為に関して、EUは、ロシアに経済制裁を進めていますが、
NATO、EUの加盟国であるハンガリーは、ウクライナに武器の供与もしない、
ロシア産ガスの代金をロシアの要求通りルーブル建てで払う用意があると表明し、
以前から、オルバン首相は、プーチンと親密な関係が報じられています。従って、
NATOのすべての加盟国が同じ考えで行動していない状況にある中で、新規加盟国の申請に
関して、全会一致でなければ受け入れられないとする事は、問題だと私は思いますね。
今後、スウェーデンもNATOに加盟申請することも考えられますが、この加盟申請を世界に
発表する事で、ロシアから制裁を受ける危険性もあり、この加盟申請で、拒否された場合、
ロシアとの緊張関係が増すだけです。

日本は、前回のロシアのウクライナ侵略に関して、NATOの会議にパートナー的な立場で
参加しており、ぜひ、アメリカなど各国と話し合い、このNATOに加盟したい国に対して、
全会一致でないと受け入れられないという事に意見を言ってほしいと思います。



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