先週の日曜日、ひかりのなかにの主催イベントに参加しました。
新宿LOFTは床が白黒のメインのステージがあって、
その奥の方にもう一つBARのステージがあるんですよね。
それはぼんやりと知ってましたけど
考えてみれば、
それを利用して小さなフェスみたいなイベントも出来るんだなあ、、、って今回初体験出来ました
自分ライブは好きですけどフェスは全く行かないので「こんな感じなのかな。」とプチ体験出来て良かった
勿論、
野外とかだとまた違うんでしょうが・・・でも正直かなり新鮮な体験でした。
気が付けばひかりのなかにのライブを観るのも今年3回目、
観る度にパワーアップしてるので今後も実に楽しみなバンドであります。。
では、以下。
この日は仕事があったので、
イベントの開始には間に合わなかった(お昼頃スタートだった)。
なので最初の挨拶と一回目のひかりのなかにのライブは観れてないんですよね。
ただ、
このイベントはバンドにとってとっても大事なものだと理解してたので、
途中からでも観たかった~というのが本音ではありました。
午後4時過ぎに会場には到着、
まずは東京パピーズを鑑賞。
古き良き3ピースロックで、ボーカルの方がLOST IN TIMEの海北さんに雰囲気が似てて好感度UP(笑
後方でベンチに座りながらまったりと観ましたが、そういうのも悪くないな~と。
■ヤマシタカホ
1.カレーライス
2.君はアイドル
3.素晴らしいこの日常に
4.Twinkle(新曲・表記適当)
5.border
6.新曲
弾き語りは初めて観た。
正直、
バンドの時の前のめりな音像とは違って、
もっと素直でもっと牧歌的な聴き心地でこれはこれで新鮮で良かったですね。
一曲目の「カレーライス」からひねりが効いた面白い歌詞にほっこりした気持ちにさせられる。
BARステージでの演奏~という事もあり余計に雰囲気に似合っている感じ。
「(君が)遠のいていく」というフレーズが聴いてて胸に刺さった「君はアイドル」
切なくもポップなメロディを味わいつつ、
楽しい曲を。というMCの後に「素晴らしいこの日常に」
緩急の付いたセットリストも良く、
更にキラキラ光る夜空の星が~っていう童謡を元にした新曲「Twinkle」も披露
この曲の、
(栄光は)「いつも誰かのものだった」みたいなフレーズは流石に胸に来た...し、
ある意味このイベントのタイトルにも通じる切なくてちょっと胸が痛い名曲に仕上がってると思った
記憶が確かならば「まだやれるって幻想」ってフレーズもあってそういう明け透けな部分が魅力かな~、と。
ヤマシタカホさんの音楽は結構オブラートに包んでない感じが好きだなあっていつも感じます。
終わりは、
「明日を待っている」そんな力強い言葉も印象的だった「border」、
更にメロディアスにも感じた新曲を鮮やかに聴かせて短くも濃厚だった弾き語りは終了。
思ったよりも.....
思った以上にバンドとはまた一味違う良さが滲んでいる様に感じられたので、
弾き語りの機会があったら本当にまた観たいな~と想いました。
で、
その次はアイドルグループRASCAL CLANのライブだったかな
正直、
めっちゃ良かったですね。。
アイドルのライブってほぼほぼ行った事無いし行かないんですけど、
こういう機会があって観るとかなり圧倒されるな。というか、
一つの文化として素晴らしいなあ、って思いました
また、
ファンの方々のパフォーマンスもスゴかったですよ
ファイヤータイガーサイバー~みたいな...俗に言うMIXというヤツですかね?
ああいうの見てると「❝楽しめる人❞って無敵で素敵だな。」って感じるんですよね
斜に構えてああだこうだ言ってる人よりも、
素直に物事を楽しんでる人の方が好き。
もっと言えば、
何かに夢中になってる人のキラキラ感ってものっそいエネルギー貰えるから。
歌唱力も高くてね、そういうベーシックの部分から鍛えられてるのを感じたステージでした。
最後の方普通にノリノリになってました。
その後は、BARステージでgoomiey、メインでBenthamを鑑賞。
どっちも初見でした。
前者は、
ギターサウンド中心の3ピースロックバンド、
後者は踊れる雰囲気のノリの良いロックバンドでした。
goomieyの方はロックンロールを信じる君へ~みたいな曲が良かったですね
知識不足で楽曲はほぼ知らなかったんですがこれを機に聴くのも良いかな、と。
■ひかりのなかに
1.ひかり
2.ブルーユース
3.オーケストラ
4.大丈夫
5.ナイトライダー
6.pray
7.すてきなひとりぼっち
一発目は仕事なう。だったので観れてなかったからこれが5月以来のひかりのなかに鑑賞。
いきなり4人で登場したのでビックリしましたが、これから4人組のロックバンドとして再始動するみたい。
多分、ヤマシタカホさん+固定のサポート3人って形だと思うんですが。
新しいギターの方がロリータ風のファッションで、
他の3人とは違う感じだったんですけどね、
その統一感が無いのが逆に個々です!って感じを醸し出してて良かったです。
一曲目は再始動ライブと同じく「ひかり」からスタート。
力強いパワフルな歌声とアンサンブルが鳴り響き、
更に「私がやらなきゃ誰がやる!」って箇所の歌唱がシャウトにも近くてそれも胸アツで良かった
ああいう時折叫びをかましてくるのがひかりのなかにらしさだとも思うし、
自分の人生を変えられるのは自分しか居ない~っていう事も感じさせたフレーズでした。
アウトロのツインギターも激熱だった「ブルーユース」、
ギターが一人増えた事によって、
ハンドマイクで歌ったりもしてああいうのは新しい魅力だなぁ~って感じましたね
駆け抜ける衝動で魅せつつ、
今度は「ここにいたかったんだけど」というフレーズが相変わらず切ない「オーケストラ」
「オーケストラ」はライブで好きになった曲なんだけど、やっぱり聴けば聴くほどグッと来ますね。
「大丈夫」は4人の方がアンサンブルの迫力が凄くて、一体感もあってより素敵に感じた
そして、オーラスの「歌を歌ってく 歌を歌ってゆく」ってフレーズ
とっても感動的だったし、
自分自身もまたここからの人生歌に救われていくし、
そして自分は自分にとっての歌(比喩)を歌っていくだろう。と
そんな風に頭の中で自分なりに噛み砕きながら聴いてたのでとても沁みる一幕でした。
「この足を止めるもんか!」
そんな叫びもまた印象的だった「ナイトライダー」も素晴らしかった
よりバンド然とした演奏と佇まいで観ていてテンションがブチ上がってました
それと「もう一回」のところで観客が人差し指を出すのも良いフリ(?)だと感じてますね笑
祈りにも似た「ナイトライダァ~!!」の絶唱の余韻も残る中、
祈りと言えば新曲「pray」も披露。
この曲、
夏からライブで演奏してたらしいんですけど、自分はこの日初めて聴いた。
凄く良い曲でした。他人の痛み自分知らず、自分の痛み他人知らず。
そういうテーマ性も秀逸だったし、着地点も見事でした。
この曲もいつかフィジカルでも聴きたいなぁ。
そんな事を想いつつ、
最後の最後は4人になって初めて作ったという新曲「すてきなひとりぼっち」を叩き付けて終了。
自分自身も大体周りの人間が器用かつ完璧に立ち振る舞える人間で自分は醜いアヒルの子
そんな風に思い続けてるのでそういう意味では凄く優しさもある曲だとも感じた
既に配信でリリースされてるので興味ある方は是非聴いて欲しいですね
こうして、
長丁場のイベントも無事終了。
アクトの度に会場を行き来して、
つまみ食い感覚でライブを観れたのは存外に楽しかったです
こういう企画が無ければそれを中々体験しようとも思ってなかった訳だから。
そういう意味ではヤマシタカホさん及び新宿LOFTの皆様には大感謝なのです。。
ありがとうございました!!!!
新体制&久々のデジタルシングルを投下し、
また更に力強くアップデートされたひかりのなかに。
これによってパフォーマンスもまた変わって行きそうな予感もあるので、
今後のひかりのなかにを追い駆けるのもまた楽しみです。
ひかりのなかにのライブを観たのは先述の様に5月の終わり以来でしたが、
やっぱりヤマシタさんのエモーショナルさを隠さないステージングは癖になる良さがあります
それを再確認出来たし、勿論サポメンの演奏も熱くて、大充実の一夜でした・・・!