サブカルチャーマシンガン

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LUNKHEAD「ナハトムジークツアー」@水戸LIGHT HOUSE 22.4.30

2022-05-11 | LIVE
先月の30日にランクヘッドのライブを観に水戸に行きました。











ランクヘッド自体は、
新型コアラが流行ってしまう直前にライブ行ってたんで、
正直そこまで久々ではなかった(それでもまあ2年半ぶりくらいなのか)
でも、
水戸でライブを観るのは6年ぶり(!)だったんですよね
6年・・・6年って言う事は先述の新型コアラとかとは無関係?のロングスパンなんですが、
まあ好きなバンドが中々やらなかった&やってもタイミングが悪かった、という事なのかな?

不思議なもんで、
地元の市原に帰って来ても「帰って来た感」とか無いんですが(慣れてる所為)
こういうライブ目的でたまにしか行かない土地に参るとやたら「帰って来た感」が強い~っていう。
この日も一日だけ茨城県民になる事自体を楽しんでた感じもありましたもんね(笑
加えて、
自分は元々水戸ライトハウスっていうライブハウス自体が大好きなので、
そういう意味では大好きなバンドを大好きな箱で観れる、、、という多幸感も強かったです
ちなみになぜ好きなのかと言うと、
・ステージが横に長い
・ステージが低いから横長と相俟ってスゴい観やすい
・音響が好き

という、
結構環境的な理由であります(笑
隣県とは言え往復6時間くらいのプチ遠征でしたが、
定食屋で美味しいごはんも食べれたし大充実の水戸遠征でございました。
では、以下。










ベストツアー以来のランクヘッド、
配信シングルを引っ提げてのツアーになりますが、
のっけから「ENTRANCE」といきなりアグレッシヴに攻めてゆく。
吐き捨てる様に不安なんてなくなりゃしねえよ~と歌われて初っ端から感情が揺さぶられる。
そして「十六夜の月の道」「インディゴ」と出し惜しみとは無縁の人気曲の連発!
これには水戸のオーディエンスもいきなり心掴まれ盛り上がる盛り上がる。
 加えて、なんだろう、
以前よりも演奏に良い意味で余裕が出てたというか、
それは別の言い方をするとベテランの味が出てた、っていうのかな・・・
勿論激情っぷりはありつつも、素直にロックンロールを愉しんでる様な、そんな空気がありました
あの腹の据わりっぷりは今の現在のランクの良さだったりするのかもしれない。

ポップなメロディも素敵だった「繋ぐ」、
そして、この時期にもピッタリだった「葉桜ファイター」と
選曲がまた季節感があって素晴らしくだからこそ歌詞に純粋にノれて気持ちも鼓舞されました
元々「葉桜ファイター」が好きだったのを加味しても序盤のハイライトと言える様な素晴らしい流れだったかと。
個人的にも密かに抱えてる想いに火を点けて貰った感覚もアリ。
 伸びやかな小高さんの歌唱も恍惚だった「loop」も気持ち良かったし、
煌びやかなイントロからして素敵だった「きらりいろ」も聴いてて元気になる印象で素晴らしかったです
ちなみに、
結構前の方で観てたので、
この曲の時に小高さんと目が合ってめっちゃスマイル向けられてこっちもニッコリしちゃいました(笑
気のせいじゃなければ、ですけど←←←


ライブ用に鋭利なイントロも加えられていた?疾走感溢れる「WORLD IS MINE」、
久々にマイク無しでアカペラで歌うパート聴いてると懐かしさもあった「夏の匂い」、
そしてそんな切なさを加速させるようにしんしんと歌われた「星の欠片」がまた凄く良かったです
自分の中のセンチメンタルな心情に寄り添ってくれてる感があったというか・・・
そこから、
「トット」
「うちにかえろう」のバラード構成も沁みたし迫力もあって良かった
「うちにかえろう」は随分久々に聴いた感覚もありましたけど、
やっぱりジーンと来るものがあって素敵な一曲でした。。

合田さんのベースソロに、その間の3人のお茶目な(笑)ランランっぷりが光ってた「シンドローム」、
この曲を皮切りにライブは一気にロック・モードに加速してゆきます
小高さんの怪しげな振り付けも秀逸だった記憶がある「SHIBUYA FOOT」がこれまた素晴らしく、
歌詞の内容としてはひたすらにダークなんですがそれであそこまで踊れる、
ぴょんぴょん飛び跳ねられるカオスな感じが堪らず超絶気持ち良い
個人的には、
上手く行かない色々を重ね合わせながら、その感情を昇華させるように愉しんでました
器用に出来ない自身に苛ついても歌の中でスカッと出来るのはイイですよね・・・・・・・!!

4人の一体感が半端じゃなかった「うぇいうぇいうぇい」もとても良かった
というか、
この辺のブロックは、
結構自暴自棄な歌詞の曲が多くて、
その度にシンパシーを感じながら聴いてたので、
中々に西京さん得なゾーンになってましたね・・・・・笑
この曲は特に最後の「寝ていたい~」のところが共感度マックスで個人的絶頂でした。。
そういう感情とシンクロする部分をダイレクトに味わえるのがライブの良さでもありますよね。


盛り上がりも半端無かった能動的な歌詞が光る「アウトマイヘッド」は、
最新作の曲でありながら鉄板曲にまで仕上がってて最高でした
そこからの「ナハトムジーク」の流れも良かったし、
本編最後の「何も怖くなどなかった」のガンギマリ状態で終わるエンディングもまた燃えた!
小高さんがハンドマイクで叫ぶ演出も良くて、今でもランクヘッドは美しく、
格好良く、そして、最終的には泥臭く足掻き続けている・・・
そんな誇らしい事実をしっかり感じられた、
それを、
あの良環境でめいっぱい感じれたの含めて贅沢なロック・ショウだったと思いましたね。
ありがとうございました!!!!








ENTRANCE
十六夜の月の道
インディゴ
繋ぐ
葉桜ファイター
loop
きらりいろ
WORLD IS MINE
夏の匂い
星の欠片
トット
うちにかえろう
シンドローム
SHIBUYA FOOT
うぇいうぇいうぇい
アウトマイヘッド
ナハトムジーク
何も怖くなどなかった

前進/僕/戦場へ
カナリアボックス








全20曲、
代表曲多目ながら、
ちょいちょいマイナーな曲も挟んで来る~っていう
まさにセトリとはこうあるべき!というセトリで大満足でした
感情移入不可避の「前進/僕/戦場へ」のエモーショナルな高揚感も燃えたし、
何より、
最後の「カナリアボックス」がまた超絶良かったんですよね。。
 なんでしょう、
お客さんの振付? ノリ方が新しくなってるような気がして、
新型コアラ以降初めて観たのもあってすげえ新鮮に感じたし実際やってて楽しかったんです(笑
それと、
あなたに会えて良かった、
歌が歌えるよ。ってフレーズは、
こっちが逆にそう思ってるよ!とこれまででも随一に思えて、
それも自身の年齢による変化なのかもしれないですけど、
兎角、
音楽的オルガズムを感じて超絶気持ち良かったんです・・・!
 もっと言えば、
「ENTRANCE」でみんな不安の中やってんだよ!っていうフレーズを聴けたこと、
「葉桜ファイター」が季節的にも似合っていてもう一度咲かせる為に頑張ろうと感じたこと、
「SHIBUYA FOOT」で頑張っても全然報われない虚無感を吐き出して踊らせてくれたこと、
「うぇいうぇいうぇい」で普遍的にある怠惰な心境を歌ってくれたこと・・・
勿論これら以外の曲も含めて、
小高さんの円熟味を増しながらも青さもある歌、
強固なリズム隊や山下さんの独特かつ華のあるギター、
それらのステージングにこの日もまた気持ち助けられた。っていう個人的な確信と感謝があったので。
むしろ、ランクヘッドが泥臭く頑張ってるから、俺も頑張ってられるんだよ!っていうね。
そういう事を感じながら観てたので、心から感動出来た「カナリアボックス」だったのでした。。




またここで観れて良かった・・・!




総じて、
LUNKHEADはLUNKHEADでした。
泥臭く足掻き続けて感動を貰えるLUNKHEADのままだったのが嬉しかったし、
その上で以前には無かった堂々とした円熟味、
良い意味での開き直りも感じられて、
やっぱ格好良いな!と
往年のファンとしてはそう素直に思えた嬉しい一夜で感謝感激でした!
そして、こういうライブを遠征の経験もある思い出の水戸で、
大好きなライトハウスで観れたのもまた嬉しかった。
今度はもっと早い間隔で彼らのライブ観ます♬




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