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【スレてなさが生む奇跡】アニメ「ひなこのーと」 第3話 ともだちかんちがい 感想

2017-05-03 | ひなこのーと
                                          
                                          大家さんはとてもいい人。










ひととせのみんなとは仲良くなれたけど、
中々知らない人とは仲良くなれずに苦戦していたひな子。
かかしから抜け出せないひな子を(意図せずに)救っていたのはそんな彼女をライバル視するゆあちゃんでした。

ゆあちゃんからすれば、大家さんに自分を見てもらう為のアピールに過ぎなかったんですが
ひな子はそれをストレートにゆあの「優しさ」として受け取ってしまったんですね
そういう・・・“スレてない”純粋で真っすぐな気持ちが動かした勝利(?)な気がしました、今回は。





ひな子が他人を引き付けるのは、
そういう素直なピュアな想いが素敵に感じられるから。。なんだと、個人的には思いました
ゆあちゃんもまさか、意地悪でやっていたつもりなのに、逆に感謝されるとは想像もしてなかったでしょうし
その上友達申請されるとは夢にも思ってなかったでしょうね
また、友達がいなさそうなので(笑)。
余計にゆあちゃん自身のピュアリティがストレートに伝わって来て、それもまたグッとくるシーンに仕上がっていて満足でした。





それもまた、鳥を遣って他人と会話する。。という
間にワンステップ挟んだからこその結実、、、にもなっているんですよね
ひな子は罪悪感を受けていたけど、ひな子が頑張って迷子を助けたのは紛れもない事実
そういう様々な過程を経て、めげずに辿り着いた一つの顛末・・・が描かれてる構成力が優れているなあ、と
ゆあちゃんのひな子いびりから始まって(笑)、対抗の数々を経て、見事に勘違いされて、
でもそんな彼女の純粋さに胸打たれて・・・っていう美しい流れが出来てるんですよね
それは一見すると地味かもしれませんが、
逆に言えば「堅実」という言い方も出来ると思います
やはり、「ひなこのーと」は単なる日常アニメの枠にはとどまらない、
1話1話重ねる毎に確かな成長が垣間見れる、着実に進むストーリー模様が心地良い秀作になっていると思います
尚、これらはあくまで個人的な意見ですが、これだけ丁寧に描いてくれてたらきっと伝わるものもあるんじゃないかと
なんだかんだで悪役になり切れないゆあちゃんもくーちゃんの言う通り、“根は良い子”で可愛かったなあって(笑)。









それにしても、
高橋丈夫さんのアニメだからか、
要所要所で官能的な演出とカットが入って来ますね。
ま、原作もサービスシーン多めですけどね(笑
アニメが気に入ったなら、是非原作もどうぞどうぞ
期待を裏切らない出来だと思うので!





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