先月の15日にポルカドットスティングレイのワンマンに行きました。
この日は教祖爆誕でした。
教祖爆誕とは、ボーカル雫さんの生誕祭のようなもの・・・だと思いますが、
同時にニューアルバム「踊る様に」のリリースツアー初日でもありましたね。
あのね、
このツアーはツアーが終わるまでは一曲目とアンコールのネタバレは極力しないで欲しい。
との事だったので、
取り敢えずセトリは抜きです(笑
でも確か「この曲演奏してたよ」はOKとの事だったので、
そういう感じで、、、行きたいと思います!
では、以下。
会場はZepp Hanedaでした。
ちなみに、今年この会場に行くの4回目でしたよ
中々の頻度で行ってるな・・・と思いつつ、この日はかなりスシ詰め状態で、
めっちゃギッチギチだった記憶が強いですね
まさか、
ゼップ系列であそこまでギチギチに詰めた経験は早々無いんですけど、
とは言え国内最大級のライブハウスだけあってその光景は壮観でもありました。
ステージの上から見たらもっと壮観なんでしょうね。。
このハコは、
文字通り羽田空港の近くにあるので、
毎回そのイイ感じの景色と一緒に楽しめるのが実に素敵なんですよね
既に4回も行ってるので実はもう思い入れも出来ていて・・・今年はありがとうございました。
来年も、是非行く機会があれば良いなあ。
ライブは、
実に良かったです。
「トゲめくスピカ」を演奏したんですが、
この曲は聴いてると自分が傷付きながら生きてる事を認識させられるので、
なんか気持ち救われるというか・・・「君の棘が刺さっても」の当たりは特にね。
そう、
別に解決法などを求めるばっかでもないので、
気持ちとシンクロしてくれる事が救いに繋がる事もあるんですよね。
またウエムラ氏の爆音ベースラインも快感でそのゴリゴリっぷりも恍惚的でした。。
ちなみに、「トゲめくスピカ」が一曲目ではないですよ(笑
ネタバレしない為に敢えてバラバラに書く戦法(?)で行きます。
切実な想いがエモーショナルに伝わる「化身」、
ギターとベースのウルテクっぷりも面白く演奏のグルーヴがまた素晴らしかった。
聴いててスッキリする感覚のある「どうでもいいよ」
そして、
最後のエジマハルシの激熱ギターソロが光りまくってた「ツキカゲ」は、
その演奏そのものに魂が迸っていて存在感の塊のようなギターがとても素敵でした。
そうそう、
今回も楽器隊のセッションパートがあって、
それもすげぇ気持ち良くて・・・何気に、メンバー全員に存在感があるバンドだと感じますね。
個人的に、
ハイライトは「SURF」でした。
正直、すっげえ楽しかった・・・・・!!
なんだろ、今年お祭りとか一切行っては無いんですけど、
この曲お客さんの振付もあってなんか盆踊り踊ってるみたいな気分にもなってたので、
実質これがお祭りだったな。。って今振り返るとそう想ったりしますね
また、
踊った事自体も楽しかったんですけど、
この曲の歌詞って凄い大胆不敵でかつ高揚感のあるものだとも思うから、
余計にナチュラルハイになる感覚もあり、、、正に「天国行き」を実感した一幕でした。はい。
「一番好きなあたしで居たいでしょ?」って歌詞も凄く身に沁みて・・・うん、
実際ホントそうだよな。という共鳴的感覚も含めて気持ち良かったです。
個人的に、
この曲はもっと流行ってもいいのに、とか思っちゃいますね(笑
切なさも素敵だった「ショートショート」、
その切なさを更に加速させた「恋愛論」、
そして、
何とも言えない突き付けるメッセージが刺激的だった「odoru-yoni」がまた凄まじい出来栄えでした
ラジオだと生ドラム要らないかも、とか言ってた記憶ありますけどちゃんと叩いてましたね
兎角、
この曲は生で聴くと更に格好良く、尚且つ、不思議な良さがあります
言語化するのは難しいんですが、自分の中で様々な感情が渦巻き心地良く迷える感覚があり・・・
その相様がまたオルタナティブ・ロックにも通じる部分があって非常に愉しかったです
この曲は問い掛けっぷりも含めて奇妙な快感があったのでまた是非聴きたいですね。
新譜の中だと、
「リドー」がまた物凄く迫力満点に磨かれてて良かったですよ!
この日は照明もアダルトちっくで以前聴いた時よりもより鋭利になってる印象でした
なんだろう、
殺意すら感じるような・・・
ある種ロックバンドのクレイジーさにも満ちた楽曲にまで仕上がっていて、
この曲もまた是非生で聴きたい、、、ので、来年もポルカのライブに足を運びたい気分で一杯です。
大好きな「テレキャスター・ストライプ」も聴けたし満足度の高いワンマンライブでした。
ありがとうございました!!!!
補足すると、
「SURF」の歌詞を、あの歌を聴いてると、
結局・・・
他人に上手く器用に形を合わせて自分を消して得た幸福に対して価値があるのか?って言えば疑問なんですよね。
色々悩ましいんですけど、要するに「八方美人的振る舞いは退屈だし素晴らしいとは思わない」というか、
だから、
「一番好きなあたしで居たいでしょ?」なんですよね。
それが決して誰からも好まれるような器用なものではなくても、
まず、
自分自身が納得出来る自身をちゃんと貫いて、
その上で結果を待った方が良いし、その上で認められる生き方の方が素敵だなとも感じます。
あの曲を生で聴いてより「本当の自分で勝負したい。」という想いにもなれたので、
改めてこの日の狂騒及びあの熱演に感謝したい気持ちで一杯ですね。
これからも自分は決してネタなどには走らず、
素直で感情的な想いを中心にネットでは活動してゆきたいって考えています。
勿論、「トゲめくスピカ」に思い切り心の闇を撫ぜられたり既存の楽曲もまた光ってました!
「ツキカゲ」の怒涛の疾走感と不敵なエネルギーが迸る感覚も陶酔出来ましたし、
全体的に今のバンドの充実感が伝わって来る一夜でしたね。