サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

誇りを携えて。/凛とチア。 第26回「密着」 感想(ヤングジャンプ2018年8号)

2018-01-26 | 山田シロ彦
                             
                             きれいな人だ。









凛が真央兄に否定されたのは、
「他人の評価」を窺って最低限の形の演技しかしてなかった・・・からであった。

でも、正直それって誰もが陥りがちな「罠」だとも思います(笑
結局のところ“他人(ひと)からどう思われるか、こう思われたい”っていうのが行動の基準になりがちじゃないですか?
だけど、確かにそれって「素直ではない」行動なのも否めない事実なんですよね
本当の自分を出したいな、出せたなって時に
「こう映るだろう」「こういう風に見られたい」なんてのは
ある意味余計で自分自身の純度が薄まってしまうだけなんですよね





要は達成感をどこに置くのか、って話なんです
他人から見て「いい感じ」に映る事を目指すのか、
それとも自分を全部出し切って誇らしく燃え尽きるのか・・・
前者は窮屈になるデメリットが、
後者は自己満足に終わってしまうデメリットがあります
だけど、どうせどっちもデメリットがあるのならば、もうやりたいようにやればいいと思うんです

偏見だとか、最低限だとか、そういう事ばっか考えてちゃきっと「何かのような何か」で終わってしまう
本当に誰かを笑顔にするには、本当に思いの丈が伝わるには、自分自身が一番楽しんでやらなきゃいけない。
そういう・・・
ある意味生きる上でも大事な事柄を伝えてくれているようにも思えた第26回
次回は母親が見に来てくれる・・・?フラグが立ってるようにも感じたのでその意味合いでも楽しみ
まあ、2週間後ですけどね!(笑


やっぱり、
記者の方も言ってましたけど、
マジョリティという大きな渦に対抗するためには、
マイノリティが勇気を出して外に出なきゃいけないと思うんです。
それは義務ではないですが、
後々の「生きやすさ」に繋がる可能性だってある
ぶっちゃけた話、日本人は保守的で見た事の無いものを嫌う傾向があるな、って感じますから
そういう意味でも矢面に立って堂々と笑う凜のような存在が誰かの勇気に繋がるんでしょうね
母親も、
そんな凜の・・・いや、
凜たちの「勇気」を見て何かを感じ取って欲しいところです
なんかすっかり巻末付近が定位置になってしまいましたけど、
自分は今のヤンジャンの中でもトップクラスにこの漫画が大好きです
例え短命に終わったとしても、評価を変える事は一切ないですね。応援してます!








あと、今週もたまちゃんが最高でした・・・(笑