ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

日本語能力試験

2013年11月22日 | 日記
 写真は、『グリェーチカ』というホットワインにコニャックを入れオレンジを浮かべたものです。
寒い雪の日には体が温まります。

 先週の日曜日は、2週間後の日本語能力試験に向けて、模擬テストを実施しました。
これもロシアの仕事のやり方を目の当たりにして日本との違いを感じました。

 担当のエレーナ先生に生徒に公表するまえに模擬試験の内容を見て確かめたいと再三申し出たのですが「大丈夫。その必要はない」との一蹴で、私ももうそれ以上何も言いませんでした。

 そして、試験実施の2日前、初めて一見し、思った通り問題発覚です。
まず、5,4,3級のテストはあるけど、2級がありません。このことを2級の生徒に伝え、試験は実施されないことを言わなければなりません。そして5級の読解問題は被っていて、私がすでに生徒と勉強した問題です。でももう仕方がありません。模擬試験はこのまま遂行されます。

 当日、ほとんどの生徒が模擬試験を受けにやってくるという申込書に書き込んだにも関わらず、ほんの10人ほどしか姿を現わしません。
 次の授業の時に「どうして来なかったの?」と聞いたら、「目覚ましが鳴りませんでした。朝起きました。目が時計をみたら、時間が過ぎていました」といった答えがかえってきました。

 先生も生徒もロシア式ですね。






 

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